映画『平行と垂直』(2026)を紹介&解説。
映画『平行と垂直』概要
映画『平行と垂直』は、小林聖太郎監督(『毎日かあさん』『マエストロ!』)が、自閉スペクトラム症の兄と結婚を控えた妹の絆を描くヒューマンドラマ。俳優・作家の山野海によるオリジナル脚本に感銘を受けた安田章大が映画化を提案し、自身初となる企画段階から参加した。安田章大とのんがW主演を務め、大阪・堺を舞台に、支えることと支えられること、家族それぞれが自分の人生を生きる難しさを見つめていく。
作品情報
| 日本版タイトル | 『平行と垂直』 |
|---|---|
| 英題 | Lives at Right Angles |
| 製作年 | 2026年 |
| 日本公開日 | 2026年8月28日 |
| ジャンル | ドラマ |
| 製作国 | 日本 |
| 原作 | 無 |
| 上映時間 | 118分 |
| 映倫区分 | G |
| 監督 | 小林聖太郎 |
|---|---|
| 原案・脚本 | 山野海 |
| 企画 | 安田章大 |
| 企画プロデュース | 佐藤現 |
| プロデューサー | 樫﨑秀明/竹下新悟 |
| 撮影 | 大塚亮 |
| 照明 | 藤井勇 |
| 美術 | 須坂文昭 |
| 録音 | 西條博介 |
| 編集 | 宮島竜治 |
| 音楽 | 富貴晴美 |
| 主題歌 | 浮 with 安田章大「話そう」 |
| ASD監修 | 辻井正次/伊庭葉子/浮貝明典 |
| 出演 | 安田章大/のん/伊島空/高山トモヒロ/谷村美月/福田転球/芦川誠/早織/久保田磨希/河野咲良/髙田幸季/武藤凪/林英世/神野三鈴/菅原大吉 |
| 製作 | 「平行と垂直」製作委員会 |
| 制作プロダクション | セントラル・アーツ |
| 製作幹事・配給 | 東映ビデオ |
あらすじ
自閉スペクトラム症の大貴と、幼い頃から兄を支えてきた妹の希。早くに母を亡くしたふたりは、ネグレクト気味の父親から距離を置き、兄妹で懸命に生きてきた。
現在の大貴は清掃員として働き、周囲のサポートを受けながら一人暮らしをしている。ほとんど会話をせず、あまり表情を変えないように見える大貴には、食器を平行と垂直にそろえることや、毎週決まった時刻に希と食事をすることなど、独自の規則があった。
一方、カウンセラーとして働く希は、恋人の雅也からプロポーズを受ける。喜びと不安を抱えた希は、大貴とともに雅也の両親に会うため東京へ向かうことに。希の結婚をきっかけに、兄妹はこれまで築いてきた関係と、それぞれの未来に向き合い始める。
主な登場人物(キャスト)
日向大貴(安田章大):自閉スペクトラム症のある希の兄。清掃の仕事に就き、周囲のサポートを受けながら自立した生活を送っている。几帳面でこだわりが強く、物を平行と垂直に並べる独自の規則を持つ。
日向希(のん):大貴の妹。カウンセラーとして働きながら、幼い頃から兄を支えることを当然の役割として生きてきた。恋人からのプロポーズを機に、自分自身の幸福と大貴の将来について考え始める。
田澤雅也(伊島空):希の恋人。希にプロポーズし、彼女と大貴を含めた家族のあり方に向き合おうとする。結婚に向けて、自身の両親と希たちが顔を合わせる機会を設ける。
日向義孝(高山トモヒロ):大貴と希の父。妻の死後、子どもたちとの関係がこじれ、現在は兄妹から距離を置かれている。希の結婚をきっかけに、家族が抱えてきた過去が浮かび上がる。
吉川武雄(福田転球):大貴が暮らしていたグループホームの管理者。幼い頃から大貴と希を見守ってきた、兄妹にとって心強い支援者。
田澤芳子(神野三鈴):雅也の母。息子が結婚しようとしている希と、その兄である大貴について理解しようと考え、両家の顔合わせを提案する。

