ジェナ・オルテガが強迫性障害について語り、7歳からの習慣や現在も続く数を数える行動、治療経験を明かした。
Netflixシリーズ『ウェンズデー』で知られる俳優のジェナ・オルテガ(24)が、強迫性障害(OCD)との向き合い方について、ファッション誌『Vogue』のインタビューで語った。
幼い頃から日常生活の中で特定の行動を繰り返してきたというオルテガ。現在も撮影現場に入る際の足の運び方や、決まった数字まで数える習慣があることを明かしたほか、セラピーや薬による治療を試してきた経験についても触れている。
ジェナ・オルテガが語る強迫性障害、7歳から始まった習慣
オルテガによると、強迫性障害の兆候は7歳の頃から現れていたという。当時は朝早く起き、決められた手順に従って身支度をする必要があったと振り返っている。
「ベッドのシーツを決まったやり方でめくって、引き出しも決まった方法で開けて、髪もゆっくりとかさないといけなかったんだ」
本人が初期の症状として挙げたのは、誰もが毎日行うような何気ない動作だった。しかし、オルテガにとっては、それぞれの行動を特定の方法で行うことが欠かせなかったという。
こうした習慣は過去のものになったわけではない。現在もストレスを感じているときや、多くのことを抱えているときには、幼少期からのルーティンを行うことがあると明かした。
「そういうときは、仕方ないと割り切って、そのルーティンをやるだけだよ」
撮影現場では左足から、「71」まで数える現在のルーティン
インタビューでは、現在も日常生活に組み込まれている具体的な習慣についても語られた。
オルテガは1日の中で「take care」(気をつけて)という言葉を決まった回数繰り返すほか、撮影現場に入る際には必ず左足から踏み出すという。さらに、息を止めて「71」まで数えるという行動も挙げている。
言葉を繰り返す回数、足を踏み出す順番、数える数字。いずれも日常の中にある小さな動作だが、本人にとっては特定の手順を伴うものとなっている。
オルテガは以前にも自身の強迫性障害について公に語っていたが、今回のインタビューでは、幼少期の身支度から現在の撮影現場での行動に至るまで、具体的な習慣が紹介された。
セラピーや服薬も経験、強迫性障害を「ゲーム」として捉える工夫
オルテガは症状に向き合う過程でセラピーを受け、現在もセラピストと継続的に取り組んでいることを明かした。また、これまでに薬による治療を試した経験もあるという。
一方、本人が精神的な負担をいくらか軽くすることにつながったと語るのが、自身の強迫性障害を「ゲーム」として捉える考え方だ。
具体的な方法や治療上の効果については詳しく語られていないものの、オルテガはそうした受け止め方によって、プレッシャーが「少し軽くなった」と説明している。
強迫性障害(OCD)は、自分の意思に反して繰り返し浮かぶ考えや不安などの「強迫観念」と、それに伴って繰り返される行動などの「強迫行為」を特徴とする精神疾患だ。
米国の医療機関メイヨー・クリニックによると、こうした思考や行動が日常生活に支障をきたし、強い苦痛を引き起こすことがある。単に几帳面であったり、決まった習慣を持っていたりすることと同一視できるものではない。
『ウェンズデー』をはじめ、さまざまな作品で活躍を続けるオルテガ。今回の発言からは、その華やかなキャリアの裏側に、幼い頃から続く強迫性障害との向き合い方があることが伝わってくる。
