映画『8番出口』の北米公開を前に、NEONと河内大和がニューヨークの地下鉄で話題性の高いPR施策を展開した。
映画『8番出口』の北米公開を記念し、配給を手がけるNEONが現地時間4月“8”日にニューヨーク市内の地下鉄駅でユニークなプロモーションを実施した。劇中で印象的な存在として登場する“歩く男”こと河内大和が実際の地下鉄空間に現れ、遭遇した人が合言葉「TURN BACK(引き返す)」を伝えることで、特別な体験やご褒美につながる仕掛けが用意された。原作ゲームのルールや世界観を現実の都市空間へ持ち込んだような施策として注目を集めている。
ニューヨークの地下鉄に“歩く男”が出現-作品世界を現実に持ち込んだPR施策
NEONが告知した「THE WALKING MAN at an NYC」と題した企画では、映画『8番出口』に登場する“歩く男”が、現地時間4月8日にニューヨーク市内の複数の地下鉄駅に出現。参加者は駅で彼を見つけたうえで、合言葉「TURN BACK」を伝え、さらにブリーフケースの中身を見つけることができればご褒美を受け取れるという内容で、作品の“異変に気づいたら引き返す”という発想を現実の体験型イベントへ落とし込んだものとなっている。
There’s an anomaly loose in New York!
1. Spot THE WALKING MAN at an NYC subway station on April 8th.
2. Say the pass phrase “TURN BACK”.
3. Discover what’s inside the briefcase and collect a special prize. pic.twitter.com/PZO7apvdUO
— NEON (@neonrated) April 7, 2026
映画版で“歩く男”を演じた河内大和は、当日に自身のXで「いってきます」と投稿しており、飛行機内でのセルフィーも公開。こうした本人発信も相まって、北米公開に向けた話題づくりとして関心を集めた。
いってきます🚶♾️🇺🇸 pic.twitter.com/Pn3lsVwJJM
— 河内大和 Yamato Kochi (@k_h3021) April 7, 2026
“異変を見つけたら引き返す”-『8番出口』の世界観が施策の発想につながった
映画『8番出口』は、KOTAKE CREATEによる同名ゲームを原作にした実写映画で、川村元気が監督・脚本を手がけた作品である。物語は、無限に続くような地下通路に迷い込んだ“迷う男”が、周囲の異変を見逃さず、異常があれば引き返し、異常がなければ進むというルールのもとで“8番出口”を目指す内容だ。

河内大和、『8番出口』より © 2025 映画「8番出口」製作委員会
主演は二宮和也で、河内大和は劇中で“歩く男”を演じている。今回NEONがニューヨークの地下鉄で展開した施策は、こうした作品の舞台設定や“引き返す”という発想を現実の空間に移し替えたものといえる。合言葉として使われた「TURN BACK」もまた、作品世界を端的に表す言葉として機能しており、単なる宣伝にとどまらない、作品理解と結びついたプロモーションになっている。

二宮和也、『8番出口』より © 2025 映画「8番出口」製作委員会
映画『8番出口』はNEON配給で北米では4月10日に公開予定で、今回の施策は作品の印象的なキャラクターとゲーム/映画のルールを活用した、公開直前の話題喚起の一環とみられる。作品世界を現実の都市空間に持ち込むようなユニークなプロモーションとして、現地ファンの関心を集めそうだ。
