第98回アカデミー賞のオープニングで、司会コナン・オブライエンが映画世界を横断するユーモラスな映像演出を披露した。
第98回アカデミー賞で司会を務めたコナン・オブライエンが、映画の世界を横断するユーモラスなオープニング映像で会場を沸かせた。今年の注目作品を次々と巡る構成となっており、観客を笑わせながら授賞式の幕開けを飾った。
映画の世界を横断する異色のオープニング
冒頭の映像でオブライエンは、映画『WEAPONS ウェポンズ』でエイミー・マディガンが演じたグラディスおばさんを思わせるメイク姿で登場。子どもたちに追いかけられながら、映画の世界を次々とさまよい歩くという演出が展開された。
そのまま『F1/エフワン』のレースコースに迷い込み、『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』では試合中の卓球場に現れるなど、作品の世界を横断する展開が続く。さらに『ハムネット』の舞台劇を混乱させたかと思えば、『ワン・バトル・アフター・アナザー』ではベニチオ・デル・トロが運転する車から飛び降りる場面も登場した。
映像は途中でアニメーションへと変化し、『KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ』の世界へ突入。続いて『センチメンタル・バリュー』でステラン・スカルスガルドのノルウェー語の語りを聞く場面を経て、『罪人たち』のジュークボックスバーへと迷い込む。
Conan O'Brien as Aunt Gladys animated into the ‘KPOP DEMON HUNTERS’ universe
See the full winners list: https://t.co/2LO8EZqZIM pic.twitter.com/vaUNBJg5iK
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) March 15, 2026
最後は子どもたちに追いかけられたままアカデミー賞のステージに登場するという流れで、今年の話題作を次々と横断するユニークなオープニングとなった。
会場ではスターをネタにしたジョークも飛び出す
ステージに登場したコナン・オブライエンは、そのまま会場に向けて軽快なジョークを連発し、観客の笑いを誘った。
炎上中のティモシー・シャラメに触れないわけもなく、「今夜のセキュリティはバッチリですよ。オペラとバレエのコミュニティから襲撃される恐れがあると聞いていますからね」と発言、シャラメは笑うしかない。
Conan O’Brien opens the #Oscars with a ballet/opera joke as the camera cuts to Timothée Chalamet, poking fun at his recent controversy.
(ABC/AMPAS) pic.twitter.com/NNCwtOPEAk
— Variety (@Variety) March 15, 2026
中でも印象的だったのは、『罪人たち』で双子役を演じたマイケル・B・ジョーダンをネタにした演出である。スクリーンにはジョーダンの姿が次々と増えていく映像が映し出され、会場からは笑いが起こった。
さらに、インターネットでたびたびミームとして拡散されるレオナルド・ディカプリオの映像をモニターに映し出し、ミーム風のフォントを重ねるといった演出も披露。映画スターをユーモラスに取り上げるジョークが続き、会場の雰囲気を一気に温めた。
今年のアカデミー賞は、映画の世界を横断する映像とライブのコメディを組み合わせたオープニングで幕を開ける形となり、司会を務めたオブライエンの存在感を印象づけるスタートとなった。
