『モンスターズ・インク』シリーズ第3作が、ピクサーで開発中であることが報じられた。
ピクサーが人気アニメーション映画『モンスターズ・インク』の第3作を開発していることが明らかになった。ウォール・ストリート・ジャーナル紙が、同スタジオの内部事情を伝える長編記事の中で報じたもの。次回作の監督や物語の詳細は現時点で公表されておらず、シリーズの時系列上どこに位置する作品になるのかも含め、プロットは伏せられている。
『モンスターズ・インク』シリーズのこれまで
2001年公開の『モンスターズ・インク』は、モンスターたちが街のエネルギー源として子どもたちの悲鳴を集める世界を舞台にした作品である。監督は現在ピクサーの最高クリエイティブ責任者を務めるピート・ドクター。声優にはジョン・グッドマンとビリー・クリスタルが参加した。同作は全世界興行収入5億2,870万ドルを記録するヒットとなった。
その後、2013年には前日譚『モンスターズ・ユニバーシティ』が公開され、全世界興行収入7億4,350万ドルを記録。第1作を上回る成績を収めた。この成功を受け、シリーズの世界観を拡張するアニメーション作品「モンスターズ・ワーク」も制作され、シーズン2まで配信されている。
ピクサーで進行中の大型続編
『モンスターズ・インク』シリーズに加え、ピクサーでは他にも複数の大型続編プロジェクトが進行している。
2026年6月公開予定の『トイ・ストーリー5』では、バズ・ライトイヤーとウッディがスマートタブレットと対決する物語になるという。記事ではその設定について、「バズ・ライトイヤーと(薄毛になった!)ウッディがスマートタブレットと対決する」と説明されている。
さらに『Mr. インクレディブル』シリーズ第3作は2028年公開予定で、『マイ・エレメント』のピーター・ソーンが監督を務めるとされる。また、『リメンバー・ミー』の続編も開発が進んでおり、2029年の公開が見込まれている。

@Pixar / X
ピクサーは近年、既存フランチャイズの続編制作を積極的に進めており、人気シリーズの拡張を通じて劇場作品のラインナップを強化している。
オリジナル作品の開発も進行
一方でピクサーは、既存シリーズの続編だけでなく新たなオリジナル作品の開発にも取り組んでいる。

『Gatto(原題)』© Pixar
来年公開予定の『Gatto(原題)』は、イタリア・ヴェネツィアを舞台に猫の泥棒を描く物語になるとされる。また、ピクサーは当初配信シリーズとして企画されていた『Ono Ghost Market(原題)』を劇場映画へと方針転換したと報じられている。同作は「生者と死者が交流する超自然的な市場にまつわるアジアの神話」に着想を得たプロジェクトだという。
さらに、『私ときどきレッサーパンダ』のドミー・シー監督による、スタジオ初となるミュージカル作品の開発も進められている。
なお、ウォール・ストリート・ジャーナル紙の記事は、ピクサーの最新作『私がビーバーになる時』の公開に合わせて掲載されたもの。同作は動物たちの冒険を描く作品で、プレビュー上映で320万ドルを記録。今週末は4,000館で公開され、3,500万〜4,000万ドルの興行収入が見込まれている。

