映画『Victorian Psycho(原題)』(2026)を紹介&解説。
映画『Victorian Psycho(原題)』概要
映画『Victorian Psycho(原題)』は、『Sanctuary サンクチュアリー』のザカリー・ウィゴン監督が手がける、19世紀英国を舞台にしたゴシック調のサイコホラー。人里離れた屋敷に赴任した家庭教師をきっかけに、不穏な出来事と使用人たちの失踪が相次ぎ、館に不気味な緊張が広がっていく。出演はマイカ・モンロー、トーマシン・マッケンジー、ジェイソン・アイザックス。原作は同名小説。

『Victorian Psycho(原題)』
作品情報
日本版タイトル:未定(2026年4月時点)
原題:Victorian Psycho
製作年:2026年
日本公開日:未定(2026年4月時点)
ジャンル:サイコホラー/スリラー/ゴシックホラー
製作国:アメリカ/イギリス
原作:ヴァージニア・フェイトによる同名小説に基づく
上映時間:未発表(2026年4月時点)
監督:ザカリー・ウィゴン
脚本:ヴァージニア・フェイト
製作:ダン・ケイガン/セバスチャン・レイボー/ザカリー・ウィゴン
製作総指揮:ニック・シューメイカー/バード・ドロス/ヴァージニア・フェイト/ケント・サンダーソン/ミランダ・キング
撮影:ニコ・アギラール
編集:ランス・エドマンズ
作曲:アリエル・マルクス
出演:マイカ・モンロー/トーマシン・マッケンジー/ジェイソン・アイザックス/ジャコビ・ジュープ
製作:アントン/トラフィック/アノニマス・コンテント
配給:ブリーカー・ストリート(米国)/トゥルー・ブリット・エンターテインメント(英国・アイルランド)
あらすじ
1858年、ヴィクトリア朝時代の英国。人里離れたゴシック屋敷へ、若き家庭教師ウィニフレッドが赴任する。だが新生活のなかで使用人たちが不可解に姿を消し始め、屋敷は不穏な気配に包まれる。やがて館の主一家は、彼女の内に潜む異常さへ静かに次第に強く疑念を募らせていく。
作品解説(公開前時点)
ヴィクトリア朝の屋敷を舞台にした、濃密なゴシックホラーの世界観
本作に期待される大きな魅力は、1858年の英国という時代設定と、人里離れた屋敷を舞台にした濃密なゴシックホラーの空気にある。家庭教師としてやって来た女性を中心に、不穏な出来事と使用人たちの失踪が重なっていく構図は、古典的なゴシック小説を思わせつつ、現代的なサイコホラーとしても機能しそうだ。
閉ざされた空間、階級社会の気配、抑圧された感情といった要素がどう絡み合うのかという点に、本作ならではの面白さが期待される。
ザカリー・ウィゴンが描く、静かな緊張に満ちた心理劇
監督を務めるザカリー・ウィゴンは、前作『Sanctuary サンクチュアリー』でも、限られた空間の中で揺れ動く力関係や心理の駆け引きを緻密に映し出したことで知られる。本作でも、ショッキングな出来事そのものより、視線や沈黙、関係性の変化によってじわじわと不穏さを高めていく演出が期待される。
幽霊譚というよりも、人間の内面に潜む狂気や支配の構造に迫る作品になりそうな点が、本作を単なる時代物ホラーにとどめない魅力といえる。
マイカ・モンローを軸にしたキャスト陣が生む不穏な説得力
主演のマイカ・モンローは、近年ホラーやスリラー作品で強い印象を残してきた俳優であり、本作でも観客に不安と興味を同時に抱かせる存在として期待が集まる。
さらに、トーマシン・マッケンジー、ジェイソン・アイザックスらが共演していることで、繊細さと威圧感、脆さと不気味さが交錯するアンサンブルにも注目が集まる。
ライター/エディター/映画インスタグラマー。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)やYouTubeチャンネル「cula 見て聞く映画マガジン(旧:アルテミシネマ)」においても映画や海外ドラマ、音楽といったカルチャーに関する情報レビューを発信している。
