映画『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版最速上映イベントが開催され、高畑充希らキャストが登壇した。
高畑充希と清水美依紗がそれぞれ声を務めるエルファバ、グリンダを中心に物語が展開する映画『ウィキッド 永遠の約束』の日本語吹替版最速上映イベントが3月3日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで開催された。イベントには高畑と清水のほか、フィエロ役の海宝直人、ボック役の入野自由、ファニー役のkemio、シェンシェン役のゆりやんレトリィバァが登壇。シリーズの完結編となる本作への思いや、吹替収録の裏話などを語った。
『ウィキッド 永遠の約束』は、世界的ヒットを記録した前作『ウィキッド ふたりの魔女』の続編にあたる作品。オズの国の真実を知ったエルファバとグリンダが、それぞれ異なる道を歩みながら再び向き合う姿を描く物語で、3月6日より全国公開される。
『ウィキッド 永遠の約束』吹替キャストが集結 高畑充希「完結が少し寂しい」
イベントには、日本語吹替版でエルファバを演じる高畑充希をはじめ、グリンダ役の清水美依紗、フィエロ役の海宝直人、ボック役の入野自由、ファニー役のkemio、シェンシェン役のゆりやんレトリィバァが登壇。会場に集まった観客の前で、本作の見どころや収録の思い出について語った。
シリーズ完結編となる本作について、高畑は「いよいよ完結ということで、この作品と役が自分の手から離れてしまうようで少し寂しいのですが、皆様と一緒に楽しい時間を過ごせたらと思います」とコメント。長く向き合ってきた役柄への思いを明かした。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
また、グリンダ役の清水は「皆様はこれからご覧になるかと思いますが、今日は本作の魅力を届けられればと思います」と語り、フィエロ役の海宝は「キャラクターたちがどういった選択をし、どういった結末を迎えるのか、皆様と共有できることを嬉しく思います」と作品への期待を述べた。
入野も「いち出演者として、いちファンとして、この日を迎えられることをとても嬉しく思います。皆様と一緒に公開に向けて、“ウィキッド愛”を高めていければなと思います」と語り、シリーズのフィナーレを迎える作品への思いをにじませた。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
『ウィキッド 永遠の約束』吹替収録の舞台裏 キャストが語る役作りと葛藤
前作から時を経て、登場人物たちがそれぞれの立場や境遇の変化を迎える本作。イベントでは、日本語吹替キャスト陣が収録時のエピソードや役作りの難しさについて語った。
エルファバ役の高畑充希は、本作の音楽シーンについて触れながら「『フォー・グッド』など、涙腺にくる曲が多いので、映像を観ながら泣かないように頑張っていました」とコメント。感情の揺れが大きい場面が多いことから、声の演技でも強く心を動かされたことを明かした。
一方、グリンダ役の清水美依紗はキャラクターの二面性を表現する難しさを語り、「グリンダのチャーミングさはそのままに、本作では民衆の前でふるまう姿と、エルファバの前でだけみせる素の姿の違いなど、彼女の葛藤を声に乗せるのがすごく難しかったです」と振り返った。
フィエロ役の海宝直人も、キャラクターの内面の変化に触れながら「表向きにはフィエロは護衛隊の隊長として振舞いつつ、彼にも様々な葛藤がありました」と語り、監督から提示された方向性をもとに役を作り上げていったことを明かした。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
また、ボック役の入野自由は「前作のボックは学生生活を謳歌しようとワクワクした気持ちでしたが、本作では自分自身でコントロールできない状況に置かれていて、演じていて苦しいなと感じました」とコメント。物語が進むにつれてキャラクターが背負う運命の重さを、声の演技でも意識していたという。
さらにkemioは「前作ではアメリカで何回も映画を観てから役に挑んだのですが、本作ではまた変わった環境で生活をしているので、初めてファニーと出会う気持ちで挑みました」と語り、作品との新たな向き合い方を明かした。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
一方で、ゆりやんレトリィバァは「声だけでお芝居する声優の方のすごさを、改めて実感しました。なので、この収録に向けて日常生活で声優さんになりきって生活していたんです」と語り、これに入野が「声優は普段そんなことはしません!」とツッコミを入れる一幕もあり、会場は笑いに包まれた。
「永遠に変えたくないもの」フリップトーク 高畑充希は“脱・花粉”
イベント後半では、映画のタイトル『ウィキッド 永遠の約束』にちなみ、「永遠に変えたくない瞬間」や「これだけは変わらないでほしいこと」をテーマにしたフリップトークが行われた。登壇者たちはそれぞれの回答を掲げ、会場を盛り上げた。
エルファバ役の高畑充希は「脱・花粉」と回答。「今年と去年、花粉症が来てないので、これが一生続けばいいのにと思っています」と語り、身近な悩みをユーモラスに明かして会場を和ませた。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
グリンダ役の清水美依紗は「音楽」と記し、「歌っているときが本当に一番幸せなので、歌っているときの自分を好きでいることは変わらないで欲しいと感じています」とコメント。音楽へのまっすぐな思いを語った。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
また、海宝直人は「行きつけのラーメン屋の味とメニュー」、入野自由は「声」、kemioは「人にワクワクする気持ち」と回答。さらに、ゆりやんレトリィバァは「自分」と書いたフリップを掲げ、「自分が変わることは難しいので、他人に変わってほしいんです!」と語り、会場の笑いを誘った。

『ウィキッド 永遠の約束』日本語吹替版イベントにて © Universal Studios. All Rights Reserved.
それぞれの価値観や大切にしているものが垣間見えるトークが続き、イベントは終始和やかな雰囲気に包まれた。
最後に、グリンダ役の清水美依紗は「この作品に出会って人の見方や物事の捉え方を、広い視点で見られるようになりました。是非そういたことを、皆様が受け取ってくださったらいいなと思っています。そして、とにかく音楽も映像美も素晴らしいので、そこも楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品への思いを語った。
続いて高畑充希は「前作を観てから続きが気になりすぎていたので、皆様にも本作を見ていただけること嬉しく思います。この作品が本当に好きで、オーディションを受けようと思い立ったあの時の自分に『良かったね』と思いますし、本当に素敵な作品に携わらせていただいたなと感動しております」とコメント。会場は大きな拍手に包まれ、イベントは盛況のうちに幕を閉じた。
映画『ウィキッド 永遠の約束』は3月6日より全国公開される。
作品情報
作品名:『ウィキッド 永遠の約束』
日本公開日:2026年3月6日(金)
出演:シンシア・エリヴォ、アリアナ・グランデ、ジョナサン・ベイリー、イーサン・スレイター、ボーウェン・ヤン、マリッサ・ボーディ、ミシェル・ヨー、ジェフ・ゴールドブラム
監督:ジョン・M・チュウ
脚本:ウィニー・ホルツマン、デイナ・フォックス
原作:ミュージカル劇「ウィキッド」(作詞・作曲:スティーヴン・シュワルツ/脚本:ウィニー・ホルツマン)
日本語吹替版キャスト:高畑充希、清水美依紗、海宝直人、田村芽実、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァ、塩田朋子、大塚芳忠ほか
配給:東宝東和
© Universal Studios. All Rights Reserved.
