『Fonda(原題)』に新キャストが加わり、オデッサ・アザイオンやアリソン・ジャネイの出演が正式決定した。
『落下の解剖学』でアカデミー賞とパルム・ドールを受賞したジュスティーヌ・トリエ監督の新作『Fonda(原題)』に、新たなキャストと製作陣が加わったことが明らかとなった。トリエ監督にとって初の英語劇映画となる本作には、オデッサ・アザイオン、ユアン・ミッチェル、チェリー・ジョーンズ、ベネディクト・ウォンの出演が決定。さらに、交渉中と報じられていたアリソン・ジャネイの参加も正式に発表された。
新作映画『Fonda(原題)』にオデッサ・アザイオンら豪華キャストが集結
オデッサ・アザイオンは『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』で注目を集めた若手俳優で、ユアン・ミッチェルは「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」や『嵐が丘』で知られるイギリス俳優。さらに、『24 -TWENTY FOUR-』や「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」で知られるエミー賞3度受賞俳優のチェリー・ジョーンズ、『WEAPONS/ウェポンズ』や『ドクター・ストレンジ』のベネディクト・ウォンも出演する。
本作はすでに、ミア・ゴス、アンドリュー・スコット、フランク・ディレイン、ネイサン・スチュワート=ジャレットの出演が発表されており、今回さらに豪華な顔ぶれが加わる形となった。撮影は4月から6月にかけて行われる予定だ。
心理スリラーとして描かれる『Fonda(原題)』
『Fonda(原題)』は、「一見理想的な密室を舞台にした心理スリラー」と説明されている。シノプシスによれば、悲嘆と執着が忍び寄る中で、登場人物たちの正気の境界線が徐々に揺らいでいく様子を、めくるめく視点で描く作品になるという。
これまで『落下の解剖学』で夫婦関係や裁判劇の中に潜む感情のねじれを描いてきたジュスティーヌ・トリエ監督だけに、本作でも人間の心理を鋭く掘り下げる作品になることが期待される。密室という限定された空間の中で、登場人物たちの不安や執着、喪失感がどのように描かれるのかにも注目が集まりそうだ。
『落下の解剖学』チーム再集結-製作陣にも注目
『Fonda(原題)』では、ジュスティーヌ・トリエ監督が『落下の解剖学』のプロデューサーであるマリー=アンジュ・ルチアーニ、ダヴィッド・ティオン、そしてセールス・エージェントのMK2フィルムズと再びタッグを組む。
さらに、ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ兄弟の製作会社レ・フィルム・デュ・フルーヴ、『教皇選挙』や『関心領域』を手がけたハウス・プロダクションズ、BBCフィルムも共同製作会社として参加。MK2フィルムズは国際セールスを担当し、スタジオカナルも資金調達や共同製作に関わる。
そのほか、キャスティングは『落下の解剖学』のシンシア・アラと、『Saltburn』のカーメル・コクランが担当することも明らかになっている。豪華キャストだけでなく、実力派の製作陣が集結している点も、本作への期待を高める要素となりそうだ。
トリエ監督にとって初の英語劇映画となる『Fonda(原題)』は、豪華キャストと実力派スタッフが集結した注目作となりそうだ。『落下の解剖学』で高く評価された緊張感あふれる心理描写が、本作でどのように発揮されるのかにも期待が高まる。
