レディー・ガガ、グラミー賞で最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞受賞-鳥カゴ姿での「Abracadabra」披露も

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レディー・ガガがグラミー賞に登場し、“目”のような鳥カゴをまとった姿で「Abracadabra」を披露。最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞した。


東京でのメイヘム・ボール・ツアー5公演を終えたレディー・ガガが、日曜夜に開催されたグラミー賞のステージに登場した。ガガはロックギター版にアレンジした「Abracadabra」を披露し、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞(『Mayhem』)を受賞。ツアー直後の帰国と重なった今回の出演は、大きな注目を集めた。

鳥籠をまとった姿で披露したロック版「Abracadabra」

ドラマーのジョシュ・フリースを含むバンドを従えたガガは、パフォーマンスの大半をキーボードセットアップの後ろで過ごした。赤い鳥の羽根をまとい、顔を“目”に見える鳥カゴのような装置で覆った姿で登場し、楽曲「Abracadabra」をロックギター版として披露した。

主要3部門を含む7部門にノミネート、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞

レディー・ガガは今回のグラミー賞で、主要3部門すべてを含む7部門にノミネートされていた。対象となったのは、最優秀レコード賞(「Abracadabra」)、最優秀アルバム賞(『Mayhem』)、最優秀楽曲賞(「Abracadabra」)の主要部門に加え、最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞(「Disease」)、最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞(『Mayhem』)、最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞(「Abracadabra」)、最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム賞(『Harlequin』)の4部門である。

このうち、アルバム『Mayhem』は最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を受賞した。

受賞スピーチで音楽業界の女性たちにメッセージ

最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞の受賞スピーチで、レディー・ガガは音楽業界で活動する女性たちに向けて次のように語った。

「音楽業界の女性たちに言いたいの。スタジオで男性ばかりに囲まれていると、大変なこともあるってわかるよ。だから、いつも自分自身の声に耳を傾けて、自分のアイデアのために戦ってほしい。自分の曲のために戦って。プロデューサーとしての自分のために戦って。自分の声がちゃんと届くようにしてね」

昨年のグラミー賞ではブルーノ・マーズと共演

昨年のグラミー賞では、レディー・ガガブルーノ・マーズとタッグを組み、ママス&パパスの楽曲「California Dreamin’」を披露した。このパフォーマンスは、壊滅的な被害を受けたロサンゼルス山火事の被災者に捧げられたものだった。

東京公演でICEを非難「彼らの人生が破壊されていることを考えている」

レディー・ガガはグラミー賞出演直前まで、ツアーの一環として東京で公演を行っていた。今回の授賞式出演は、その東京公演を終えた直後にロサンゼルスへ戻って実現したものとなる。

レディー・ガガは東京公演のひとつで、アメリカの移民・関税執行局(ICE)を非難する発言を行った。ガガは観客に向け、「極めて重要なことについて少し話をさせてほしいの。世界中の人々にとって、特に今のアメリカにとって重要なことよ」と切り出した。

続けて、数日後に帰国する自身の状況に触れながら、「数日後、私は帰国するんだけど、アメリカ中でICEに容赦なく標的にされている人々、子どもたち、家族のことを思うと心が痛むの」と語った。

さらにガガは、「彼らの痛み、そして私たちの目の前で彼らの人生が破壊されていることを考えているよ」と述べ、会場に集まった観客に問題意識を共有した。

授賞式では他のアーティストからも移民への言及が相次ぐ

今回のグラミー賞では、レディー・ガガの発言に限らず、移民をめぐる問題に言及するアーティストの姿が複数見られた。ビリー・アイリッシュジャスティン・ビーバーは、レッドカーペットに「ICE Out」と書かれたピンバッジを着用して登場した。

また、オリヴィア・ディーンは最優秀新人賞の受賞スピーチを移民に捧げ、バッド・バニーは授賞式の場で次のように語った。「僕たちは野蛮人じゃない、動物じゃない、エイリアンでもない。人間だし、アメリカ人なんだよ」。

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