ジェイソン・モモアが、ソニーによる映画版『Helldivers(原題)』から離脱したことが明らかになった。
米Deadlineが最初に報じ、TheWrapなど複数の米メディアも伝えたところによると、。映画版『Helldivers(原題)』からジェイソン・モモアが降板したようだ。本作は、アローヘッド・ゲーム・スタジオによる人気ゲームシリーズをもとにした実写映画化企画。ソニー・ピクチャーズとプレイステーション・プロダクションズが手がける作品で、現時点では企画そのものは継続しており、スタジオはキャスティングを進めているという。
監督には、映画『ワイルド・スピード』シリーズなどで知られるジャスティン・リンが名を連ねている。公開日は2027年11月10日を予定しており、モモアの降板によって主演級キャストの再調整が進むことになりそうだ。
モモア降板後も企画は継続、ジャスティン・リンが監督予定
今回の報道で明らかになったのは、モモアが同作から離脱したという点である。降板理由については現時点で明らかにされていない。ハリウッドでは大型企画の開発段階でキャストが入れ替わることは珍しくなく、公開予定が2027年11月であることを考えると、今後あらためて主要キャストが発表される可能性がある。
製作には、ハッチ・パーカー、プレイステーション・プロダクションズのアサド・キジルバッシュ、そしてリンが自身の制作会社パーフェクト・ストーム・エンターテインメントを通じて参加している。ゲームIPの映像化が引き続きハリウッドの重要な流れとなるなか、本作もソニーとPlayStation Productionsによる大型プロジェクトのひとつとして位置づけられている。
近年は『アンチャーテッド』や『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』、『マインクラフト/ザ・ムービー』など、ゲーム原作映画が大きな注目を集めてきた。『Helldivers(原題)』も、協力プレイを軸にしたゲーム性と風刺を含んだSF世界観をどのように実写映画へ落とし込むのかが焦点となる。
『Helldivers 2』は販売・評価の両面で存在感を示した人気作
原作シリーズの中でも、2024年に発売された『Helldivers 2』は特に大きな反響を呼んだ。PlayStation 5とPC向けに展開され、発売から最初の4か月で1200万本以上を販売。レビュー集積サイトMetacriticでは、67件のレビューに基づき82点を記録している。
公式あらすじでは、『Helldivers 2』について「チームワーク、仲間意識、ユーモア、爽快なアクションを基盤にした人気ゲーム」と説明されている。物語の中心となるのは、“ヘルダイバー”と呼ばれる精鋭部隊。彼らは、架空の惑星スーパーアースを破壊しようとするエイリアンの脅威に立ち向かう。
この設定やビジュアルは、1997年公開のSF映画『スターシップ・トゥルーパーズ』を想起させるものとしても語られてきた。強硬な軍事組織、昆虫型の敵、戦意高揚的なプロパガンダを思わせる演出など、単なるアクションではなく、風刺的な味わいを含んでいる点もシリーズの特徴である。
シリーズ累計2400万本超のIP、映画版の次のキャスト発表に注目
『Helldivers』シリーズは、PlayStation史上最速で売れたゲームシリーズとされ、累計販売本数は2400万本以上に達している。また、毎週250万人以上のアクティブプレイヤーを抱えていると報じられており、オンライン協力型ゲームとして現在も高い存在感を維持している。
そのため、映画版に求められるのは、単にゲームの世界観を再現することだけではない。仲間と無謀な任務へ突入する緊張感、ブラックユーモアを含んだトーン、そして大規模なSFアクションをどこまで映像化できるかが重要になる。
モモアは、肉体性と存在感を兼ね備えた俳優として、本作の世界観と相性がよいキャスティングと見られていた。今回の降板により、映画版『Helldivers(原題)』は新たな顔を探すことになる。公開予定日は現時点で維持されており、今後発表されるキャストや製作進行の続報に注目が集まりそうだ。
