『ブルータリスト』アカデミー賞10部門ノミネート作品より本予告解禁-ホロコースト生存者の建築家描く215分の傑作[動画あり]

『ブルータリスト』本ポスター ©DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVED. © Universal Pictures NEWS
『ブルータリスト』本ポスター ©DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVED. © Universal Pictures

ホロコースト生存者の建築家の半生を描く『ブルータリスト』が映像初解禁

ゴールデングローブ賞3部門を受賞し、第97回アカデミー賞で10部門にノミネートされている話題作『ブルータリスト』の本予告とポスタービジュアルが解禁された。本作は、第二次世界大戦下のホロコーストを生き延び、アメリカへと渡ったハンガリー系ユダヤ人建築家の30年にわたる数奇な半生を描いた人間ドラマである。

エイドリアン・ブロディが演じる主人公ラースロー・トートは、妻や姪と引き離されながらもアメリカでの新生活を目指す。そこで出会った実業家との関係を軸に、移民としての苦悩と建築家としての情熱が描かれる215分の大作となっている。

アメリカンドリームの光と影を映し出す本予告

解禁された本予告では、アメリカへと渡った建築家ラースロー・トートの数奇な運命が映し出されている。才能ある建築家として知られながらも失墜し、日雇い労働者として生きる姿から、実業家ガイ・ピアース扮するハリソンとの出会いによって人生が一変する様子が描かれる。妻フェリシティ・ジョーンズ演じるエルジェーベトとの「狂気に飲み込まれないで」「約束するよ」という印象的な会話と共に、自由の女神に象徴されるアメリカの風景が織り込まれている。

【動画】『ブルータリスト』本予告 ホロコースト生存者の建築家が挑むアメリカンドリーム

各界から高い評価を獲得した意欲作

本作は第81回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞後、第82回ゴールデングローブ賞では作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞の3部門を獲得。さらに第97回アカデミー賞では作品賞、監督賞、主演男優賞を含む10部門でノミネートを果たしている。映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では批評家スコア97%(2025年1月時点)を記録し、「移民体験に対する壮大なトリビュート」と高い評価を受けている。

実力派キャストが描き出す移民としての苦悩

主人公ラースロー・トートを演じるのは『戦場のピアニスト』で第74回アカデミー賞主演男優賞を受賞したエイドリアン・ブロディ。ホロコーストを生き延び、アメリカへと渡った建築家の魂の軌跡を繊細に表現している。妻エルジェーベト役には『博士と彼女のセオリー』で第87回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたフェリシティ・ジョーンズが扮し、運命を共にする夫婦の絆を描き出している。さらに、ラースローの人生を大きく変える実業家ハリソン役には『L.A.コンフィデンシャル』のガイ・ピアースが起用された。

加えて、『憐れみの3章』のジョー・アルウィンや『トゥモローランド』のラフィー・キャシディなど、実力派から注目の若手まで、幅広い世代の俳優陣が脇を固めている。36歳の気鋭ブラディ・コーベットが監督・脚本を手掛け、215分という大作に挑んでいる。

ブルータリズム建築に込められた想い

『ブルータリスト』本ポスター ©DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVED. © Universal Pictures

『ブルータリスト』本ポスター ©DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVED. © Universal Pictures

本作のポスタービジュアルは、無骨とも評されるブルータリズム建築を想起させるデザインとなっている。溶接の火花が散る中、ラースローと妻エルジェーベト、そして実業家ハリソンの3人の姿が印象的に配置され、「荒ぶる、たぎる」というキャッチコピーが彼らの運命を象徴している。

見知らぬ土地で文化の違いに直面しながら、家族への愛と建築への情熱をたぎらせ続けた30年の軌跡。それは決して美談としてではなく、欲望や孤独と向き合う一人の男の圧倒的な人間ドラマとして描かれている。

『ブルータリスト』は2025年2月11日(火・祝)TOHOシネマズ日比谷にて先行公開、2月21日(金)より全国公開。

作品情報

<STORY>
才能にあふれるハンガリー系ユダヤ人建築家のラースロー・トートは、第二次世界大戦下のホロコーストから生き延びたものの、妻エルジェーベト、姪ジョーフィアと強制的に引き離されてしまう。家族と新しい生活を始めるためにアメリカ・ペンシルベニアへと移住したラースローは、そこで裕福で著名な実業家ハリソンと出会う。
タイトル:『ブルータリスト』
原題:THE BRUTALIST
監督・共同脚本・製作:ブラディ・コーベット
共同脚本:モナ・ファストヴォールド
出演:エイドリアン・ブロディ、フェリシティ・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ジョー・アルウィン、ラフィー・キャシディ
日本公開:2025年2月11日(火・祝)TOHOシネマズ日比谷にて先行公開、2月21日(金)より全国公開
2025年|アメリカ、イギリス、ハンガリー|英語、ハンガリー語、イタリア語、ヘブライ語、イディッシュ語|215分|カラー|ビスタサイズ|日本語字幕翻訳:松浦美奈|R-15+
©DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVED. © Universal Pictures
配給:パルコ ユニバーサル映画

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