【会見フォトレポート】トム・クルーズ、サイモン・ペッグら登壇! 『ミッション・インポッシブル:ファイナル・レコニング』来日会見「不可能な場所にいくのが僕らさ」

左からグレッグ・ターザン・デイヴィス、ヘイリー・アトウェル、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ © cula Japan Visit - 来日
左からグレッグ・ターザン・デイヴィス、ヘイリー・アトウェル、トム・クルーズ、クリストファー・マッカリー、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ © cula

5月7日(水)、『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の来日記者会見が行われ、豪華キャストが質問に応じた。

シリーズ集大成作品の日米同時公開を前に、6日のレッドカーペットイベントに引き続き登壇したのは、主演イーサン・ハント役のトム・クルーズ、ベンジー役のサイモン・ペッグ、グレース役のヘイリー・アトウェル、パリス役のポム・クレメンティエフ、ドガ役のグレッグ・ターザン・デイヴィス、そしてシリーズ5作目から4本連続でメガホンをとるクリストファー・マッカリー監督の6名だ。



イベント冒頭には約14分間の特別映像が上映。この映像は『ミッション:インポッシブル』シリーズのみならぬトム・クルーズの歴代出演作の名シーンをダイジェストにした映像となっており、アクション、演技、そしてロマンスもこなすクルーズのバラエティに富んだ実力がハイライトされた。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』©2025 PARAMOUNT PICTURES

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』©2025 PARAMOUNT PICTURES

トム・クルーズが日本のファンに感謝

まず登壇したのは今作主演のトム・クルーズ

「字幕をつけ終わったのが2日前くらい」だという今作を、観客が試写会で味わったのは5月6日(火)のこと。クルーズは「昨日は日本のファンと上映を観られて楽しかった」と振り返る。

トム・クルーズ © cula

トム・クルーズ © cula

試写では日本人ではそう見られないスタンディングオベーションが行われたという反応を受けてクルーズは「観客の皆さんにお礼を言いたい。我々は観客のために映画を作っているから、ああいう反応を見られることが夢だし、みんなに笑顔を与えたいと思っているんだ。昨日の夜のことはずっと忘れない」と感激。クルーズにとって“日本の母”ともいえる字幕翻訳家・戸田奈津子氏を会場に紹介し、「いつも心血を注いでくれる方」と称えた。

マッカリー監督も空中戦のトレーニングをさせられた

次に登壇したクリストファー・マッカリー監督は、クルーズと公私ともに交流があると明かし、「ヘリコプターも飛行機も飛ばす、僕のドライバーでありバイロットであるトム・クルーズだ」と紹介。クルーズは監督を「冒険心あふれる監督」と称賛した。

クリストファー・マッカリー監督 © cula

クリストファー・マッカリー監督 © cula

クルーズは映画ポスターにもなっている空中戦シーンについて「『あんなこともこんなこともできるぞ』ってテストしながらの撮影だった。『数秒間でここからここまで移動してもらわなきゃ』と言われて『いやそれは無理だよ!』なんて話もしたね」と振り返る。

飛行機の翼の上はとにかく風圧が強く、物理的に歩くことは困難だったという。クルーズは「風圧で呼吸もできなくなるんだよ。やってみなければわからないと思うけど、本当に息ができないんだ。色々工夫して、意識的に呼吸を行ったよ。ものすごく体力を奪われる経験だったな」と当時の過酷さを語った。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』©2025 PARAMOUNT PICTURES

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』©2025 PARAMOUNT PICTURES

さらにクルーズは「監督にも翼に乗ってもらって、この風圧を感じてみてもらった。監督もトレーニングさせたんだ」と明かす。そんな経験にも「なかなか楽しかったよ」と笑顔を見せる監督だからこそ、このシリーズに冒険心と説得力を持たせられるのだろう。

水中シーンにも過酷な挑戦が

今作には潜水艦をめぐる過酷な水中シーンが存在するが、そこも当然難所だった。

監督「水中ではなく外にいてマイクを通じて対話をするのは、まるでボクシンググローブで腕時計の修理するような歯痒い感覚だったよ。カメラを通してだと空間をしっかり認識できないし、些細な変更のために一度みんなが陸に上がってまた水中に入ったりしてさ。1日6ショットくらいしか撮影できないから時間が足りないと感じた。そこで私自身も水中に行き、直接見られるようにしたんだ。1日で24ショットくらい撮れるようになったよ」と当時の工夫を説明。

トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督 © cula

トム・クルーズ&クリストファー・マッカリー監督 © cula

クルーズは「実際に何が行えるのかを考えながら、視覚的な言語についてやりとりをするんだ。室内で絵を描いて、CG技術に頼ることもできるけど、それは我々のやり方ではないよ。我々は本物で物理の話をしたいんだ」、マッカリー監督も「CGアニメーションのところもあるけど、まずは物理的に実際に行うことにこだわるんだ」と、ふたりが共に「本物」にこだわった。

各キャラクターの最新作での変化

そしてヘイリー・アトウェルサイモン・ペッグポム・クレメンティエフグレッグ・ターザン・デイヴィスも登場。

サイモン・ペッグ © cula

サイモン・ペッグ © cula

ペッグは「ネタバレはあまりできない」としながら、「20年前のシリーズ参加からさまざまな経験を積み上げてきたけど、今回は皆さんを率いる経験もできて嬉しかったよ」と重要なキャラクターであるベンジーの立ち位置について語る。

クルーズはペッグの演技を『ショーン・オブ・ザ・デッド』で知ったことで今作に誘ったという。ペッグは「あの時が初対面だったけど、大変なことになったと思ったよ」と当時のプレッシャーを振り返り、クルーズはそんなペッグを「すごい才能を発揮してくれたよ。演技、コメディ、チームワーク・・・さまざまな面において最高な彼が大好きなんだ」と称賛した。

ヘイリー・アトウェル © cula

ヘイリー・アトウェル © cula

アトウェルは自身が演じるグレースについて「誰を信じていいかわからない一匹狼で、警戒心が強くて、チームの一員になるという経験はなかったから恐れている」と説明。イーサンの説得で今作ではチームの一員として活躍するグレースは「まだ何がかかっているのか、そこまで重大性は分かってないが、チームに属したことで失う恐れを抱える」とその感情面での変化を分析した。

ポム・クレメンティエフ © cula

ポム・クレメンティエフ © cula

クレメンティエフも、前作『デッドレコニング』では敵側として登場したパリスの最新作での変化を語る。「今回の映画では他のキャラクターと一緒のシーンが多いから、もっと彼女の脆くて繊細な部分、人間的な面が見られると思う」。

グレッグ・ターザン・デイヴィス © cula

グレッグ・ターザン・デイヴィス © cula

デイヴィス演じるドガも同様だ。「『ファイナル・レコニング』の中で彼はどちら側に着くかという決断、正しい判断を迫られるんだ。それが成功するかどうかは、(ネタバレになるから)今は言えないけどね」と、今作では前作と立場が変わっていくドガについてデイヴィスは語った。

世界を飛び回る過酷で刺激的な撮影

グローバルに行われた今回の撮影。マッカリー監督は「南アフリカに2回行ったね。北極圏では氷の下での撮影もあったし、ホッキョクグマに出くわしてボートに乗り込まれそうになったこともあったよ。ベルギーでもイギリスでも撮影した。『デッドレコニング』も合わせると、アブダビ、ノルウェー、ローマ、ベネチアなど本当に色々なところにいった」とそのロケーションの多様さを振り返る。

アトウェルは「氷点下の風も強い中撮影するから、特別な訓練を色々受けたよね。凍った海上で立ったり、犬とも撮影を共にしたし。犬が私を好いて、信じてくれるようにしなければならなかった」とこのシリーズならではの特殊な撮影を語る。

© cula

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クレメンティエフも、クルーズと共にスノーモービルでホッキョクグマを探すというハイテンションな思い出を語り、笑顔を見せた。

マッカリー監督は「撮影、カメラの扱い、撮影も北極圏では工夫しなければならなかった。過酷な環境に慣れて、すべてを調整する必要があったんだ。そういう環境の中で大切なのは、環境に抗うのではなく、適応すること。そうすれば北極も協力してくれるんだよ。今までで一番美しい、すばらしい映像が撮れたよ」と今回の映像へのこだわりと自負を語った。

そんな特殊な撮影の思い出を受けてクルーズは「もちろん、不可能(インポッシブル)なところに行くのが我々だよ」と、このシリーズらしいコメントを残していた。

空中戦シーンを叶えた情熱

ここで、スリル満点の今作について「もうこれは無理かもしれないと思った瞬間はあったか」との質問が。

クルーズは「毎回思っているよ」と笑う。「無理だと言われることもあるし、ヘリコプターの操縦もパラシュートもダイビングも、やっぱりチャレンジングで過酷だったよ」「空中戦のシーンもやりたいと考えて、何をすべきかは(理論上では)わかっていたけど、結局は実際に現場に行かないとわからないことも多いしね。でも、やりたいと思ったことは絶対に諦めないんだ」と、クルーズは不可能を可能にしようとするこのシリーズらしい挑戦心を熱く語った。

ここでマッカリー監督は「トムが自分からは言わなそうだから僕がいうけど、今回あの空中戦のカメラオペレーションもトムが一人でやっているんだよ。どう動かしてどう映すのか、全部トムがコントロールしたシーンなんだ」「あの状況では事細かにカメラの動きを決めておかなければならなかった」と、クルーズがいかに空中戦のシーンに貢献したかを告白。会場を驚かせていた。

トム・クルーズ © cula

トム・クルーズ © cula

クルーズはこのシーンの思い出として「『楽しんでいるように映ってはいけない。過酷なシーンなんだから』と監督に言われたね」と振り返る。意識しなければ楽しそうに映ってしまうかもしれないという事実が驚きだ。

絶対に諦めない姿勢が今を作った

エネルギーやモチベーションはどこから来るのか」という質問に対してトムは前向きでエネルギッシュな姿勢を示した。

トム「答えはやっていることに対する情熱と愛だよ。目標を常に持ち、山を登り続け、また新しいいただきを作っていく。チャレンジが好きなんだ。何かを作る許可を得ようとするのではなく、何があっても作り上げるという思いで叶えていくんだ。こうした才能豊かな周囲の仲間にインスピレーションをもらえるし、人生にはいつも学びがある。目標をまず立てて、それを絶対に諦めない。立てた目標に到達するには何が必要なのかを考える。人生は冒険だね。『怖くないの?』と聞かれることもあるけど、もちろん恐怖は感じるよ。色々な感情があるけど、それで構わないんだ。そういう感情があってもいいから、とにかく前進するんだ」と語る。

そして「僕は本当に人が好きで、エンターテインメントをつくることが好きだ。世界には本当に美しいものがたくさんある。4歳の時に夢見ていた『色々な文化に触れて、色々な経験をしたい』という夢を叶えてもらっている今、どれだけ光栄な立場にあるかと感じるよ。今後も一生懸命やって、人々に喜びを与えることに魂と心を捧げたいと思う。君も、許可を得ようとするのではなく、やりたいことをやり続けてね」と質問者と会場を勇気づけていた。

© cula

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さらに今作『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は、観客の情熱を受けて、先行上映が5月17日(金)より行われることがアナウンスされた。これもスタッフ&キャストの情熱と、ファンのまっすぐな愛が生んだ嬉しいニュースといえるだろう。

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』は5月23日(金)日米同時公開、5月17日(金)より先行上映。クルーズらが作り上げた迫力の映像に期待が高まる。

フォトギャラリー

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トム・クルーズ © cula

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サイモン・ペッグ © cula

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サイモン・ペッグ © cula

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ヘイリー・アトウェル © cula

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ヘイリー・アトウェル © cula

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ポム・クレメンティエフ © cula

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グレッグ・ターザン・デイヴィス © cula

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グレッグ・ターザン・デイヴィス © cula

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クリストファー・マッカリー監督 © cula

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トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル © cula

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サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

サイモン・ペッグ&ポム・クレメンティエフ © cula

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イベント情報

『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』来日記者会見
日時:5月7日(水)11:00〜12:30
会場:TOHO シネマズ六本木ヒルズ スクリーン7
登壇者:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、サイモン・ペッグ、ポム・クレメンティエフ、グレッグ・ターザン・デイヴィス、クリストファー・マッカリー(監督)、関根麻里(MC)

作品情報

<STORY>
すべての“ミッション”はここにつながるー。映画の常識を変え、不可能を可能にし続けてきた『ミッション:インポッシブル』シリーズの集大成―『ファイナル・レコニング』。トム・クルーズ演じるイーサン・ハントの運命は?そしてタイトルが持つ“ファイナル”の意味とは・・・?2025年5月23日(金)― 映画館ですべてが明らかになる。

タイトル:ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング
原題:Mission: Impossible – The Final Reckoning
監督:クリストファー・マッカリー
出演:トム・クルーズ、ヘイリー・アトウェル、ヴィング・レイムス、サイモン・ペッグ、ヴァネッサ・カービー、イーサイ・モラレス、ポム・クレメンティエフ、マリエラ・ガリガ、ヘンリー・ツェニー、ホルト・マッキャラニー、ジャネット・マクティア、ニック・オファーマン、ハンナ・ワディンガム、アンジェラ・バセット、シェー・ウィガム、グレッグ・ターザン・デイヴィス、チャールズ・パーネル、フレデリック・シュミット
日本公開:2025年5月23日(金)
全米公開:2025年5月23日(金)
上映時間:2時間49分
©2025 PARAMOUNT PICTURES.
配給:東和ピクチャーズ
公式サイト:missionimpossible.jp
X:@MImovie_jp
Instagram:@missionimpossiblejpn
YouTube:paramountjapan
TikTok:@paramountjapan

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