子役から活躍するクリスティーナ・リッチ、自身の息子を子役にさせない理由を「Today」で語る
人気アクション・サスペンスドラマ「イエロージャケッツ」に出演中のクリスティーナ・リッチが、番組「Today」に出演し、10歳の息子を子役にさせたくない理由を明かした。その理由は、一般的に想像される「子役の苦労」や「教育の問題」といったものとは異なり、もっと現実的なものであった。
11歳で『アダムス・ファミリー』のウェンズデー・アダムスという大人気キャラクター役を手にしたリッチ。有名子役から実力派俳優へと成長した彼女は、Netflixドラマ「ウェンズデー」にも出演し、いま再び注目を集めている。そんな彼女が息子フレディの子役デビューについて、意外な本音を語った。
「イエロージャケッツ」撮影現場に息子が頻繁に登場 - 子役デビューを熱望する10歳児の素顔
リッチによると、息子のフレディは母親の仕事場である撮影現場を頻繁に訪れており、すでに「イエロージャケッツ」のセットでは自分専用の椅子まで用意されているという。「撮影現場に来るたびに、子役になれないかって聞いてくるの」と語るリッチ。息子は現場の雰囲気が大好きで、エンターテインメントの世界に強い興味を示しているという。
しかし、リッチはその要望に「誰が連れて行ってくれるの?私は仕事があるから」と答えざるを得ないのが現状だ。彼女は「彼はきっとすばらしい俳優になれると思うよ。私を上手く言いくるめるのが得意だし、騙すのも上手なの」と息子の才能を認めながらも、現実的な理由から子役デビューには消極的な姿勢を示している。
『アダムス・ファミリー』ウェンズデー役で地位を確立、今も活躍を続けるクリスティーナ・リッチ
リッチ自身は1991年、11歳で『アダムス・ファミリー』のウェンズデー役を演じ、ハリウッドでの地位を確立。93年の『アダムス・ファミリー2』でも同役を演じ、確かな演技力で注目を集めた。その後も数々の話題作に出演し、現在は人気シリーズ「イエロージャケッツ」で主要キャストを務めている。さらに、ジェナ・オルテガが主演を務めるNetflixドラマ「ウェンズデー」第1シーズンにも出演し、かつて自身が演じた作品の新展開にも関わっている。
プライベートでは2児の母として奮闘中のクリスティーナ・リッチ
10歳の息子フレディは元夫のジェームズ・ヒアーデゲンとの間の子どもで、現在はマーク・ハンプトンとの再婚後、3歳の娘クレオパトラの子育ても並行して行っている。2021年にハンプトンと結婚して以来、仕事と家庭の両立に奮闘する日々を送っているという。
この状況下で息子を子役として活動させることは、スケジュール的に極めて困難だ。撮影現場への送迎や付き添いなど、子役として活動するには保護者の全面的なサポートが必要となるが、自身も第3シーズンの配信が2月14日に控える「イエロージャケッツ」をはじめ、精力的に活動を続けているリッチにとって、その時間を確保することは容易ではない。
現代のハリウッドにおける子役事情の変化
かつてリッチが子役として活動していた90年代初頭と比べ、現在のハリウッドでは子役の労働環境や教育環境への配慮がより厳格化されている。撮影時間の制限や、現場でのチャイルドケア、オンライン教育の整備など、さまざまな保護規定が設けられているものの、依然として保護者のサポートは不可欠だ。
リッチの指摘は、才能ある子どもが芸能界に進出する際の現実的な障壁を示すとともに、仕事と子育ての両立に悩む現代の親たちにも共通する課題を共有し、エンターテインメント業界で活躍する母親たちの現実を映し出している。
