『プロジェクト・ヘイル・メアリー』の予告編が公開された。ライアン・ゴズリングが記憶喪失の宇宙飛行士を演じる。
Amazon MGMスタジオによるSF映画『プロジェクト・ヘイル・メアリー』(原題:Project Hail Mary)の予告編が公開された。主演は『ラ・ラ・ランド』や『バービー』で知られるライアン・ゴズリング。記憶を失った中学校教師が、地球滅亡を阻止するために単身宇宙へと送り込まれる姿を描く。監督は『スパイダーマン:スパイダーバース』の製作陣としても知られるフィル・ロード&クリストファー・ミラーで、脚本は『オデッセイ』を手がけたドリュー・ゴダードが務める。
記憶を失った男が地球の命運を背負う
予告編では、宇宙船内で目を覚ましたライアン・ゴズリング演じる主人公ライランド・グレースが、自分が誰でなぜそこにいるのか分からない状態で、突如人類の未来を託される姿が描かれる。彼は元・中学校教師という設定で、地球滅亡の危機を救う“最後の希望”として選ばれた存在だが、自ら志願したわけではないようだ。
物語の鍵を握るのは、太陽以外の星々までもが死にかけているという科学者たちの警告。ザンドラ・ヒュラー(『落下の解剖学』『関心領域』)が演じる登場人物は、「もし何もしなければ、この惑星のすべての命が絶滅する」と訴える。グレースは「自分の居場所は教室にある」と任務への参加を渋るが、やがて重大な決断を迫られていく。
異星人との邂逅-SFと人間ドラマの融合
本作のもうひとつの核となるのが、宇宙で出会う謎の異星人の存在である。予告編ではその姿までは明かされていないが、グレースが自分と同じように“種の絶滅を防ぐため”に行動する知的生命体と遭遇し、協力関係を築いていく展開が示唆される。
敵か味方か分からない状況のなかで、言語も文化も異なる存在と意思を通わせ、連帯していくという構図は、SF作品でありながら深い人間ドラマとしての側面を強調する要素となるだろう。
原作となったアンディ・ウィアの小説でも、この“異種間の友情”が物語の感動の中心に据えられており、映画でもその描写がどのように映像化されるかが注目される。
ゴズリング×ロード&ミラー-豪華布陣で贈る最新作
監督を務めるのは、『スパイダーマン:スパイダーバース』や『21ジャンプストリート』シリーズに携わってきたフィル・ロード&クリストファー・ミラー。長編映画の監督としては『22ジャンプストリート』(2014年)以来となる。彼らは2018年の『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』にも一時関わっていたが、途中降板しており、本作が久々の本格的な監督復帰作だ。
脚本は『キャビン』『オデッセイ』などで知られるドリュー・ゴダードが担当。原作の著者であるアンディ・ウィアや、エイミー・パスカルらとともに、ゴズリング自身も製作陣に名を連ねている。
今年4月にラスベガスで開催されたCinemaConでは、ゴズリングが「彼ら(ロード&ミラー)は、観客を“泣き笑い”させることでしか満足しない」と語っており、本作も緊張感だけでなく、笑いや人間味のある感動が盛り込まれた作品になることが期待される。
【動画】『プロジェクト・ヘイル・メアリー』予告編
【関連記事】
・スター・ウォーズ最新作の主演にライアン・ゴズリングが交渉中-『デッドプール&ウルヴァリン』ショーン・レヴィ監督とのタッグに期待高まる
・エマ・ストーンに宇宙人疑惑?-ヨルゴス・ランティモス監督最新作『Bugonia』米予告編が解禁[動画あり]
・シンシア・エリヴォ、マイケル・ベイと初タッグ-SFスリラー小説『Saturation Point』映画化へ
・スター・ウォーズ新作に新たな動き! デイジー・リドリー主演の新たなジェダイ物語をジョージ・ノルフィが脚本担当へ
