Netflix作品『THE GUILTY/ギルティ』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力まとめ

Netflix映画『THE GUILTY/ギルティ』(2021)を紹介&解説。


Netflix映画『THE GUILTY/ギルティ』概要

Netflix映画『THE GUILTY/ギルティ』は、アントワーン・フークア監督(『トレーニング デイ』『イコライザー』)が、2018年のデンマーク映画『THE GUILTY/ギルティ』を英語版としてリメイクしたサスペンスドラマ。物語の舞台はロサンゼルスの911緊急通報センター。現場を離れ、緊急司令員として勤務する刑事ジョー・ベイラーが、危険にさらされた女性からの一本の通報を受けたことで、予測不能な事態に巻き込まれていく。主演・製作はジェイク・ギレンホール。声の出演としてイーサン・ホークライリー・キーオピーター・サースガードポール・ダノらが参加している。

作品情報

日本版タイトル:『THE GUILTY/ギルティ』
原題:The Guilty
製作年:2021年
本国公開日:2021年9月24日(米国限定劇場公開)/2021年10月1日(Netflix配信)
日本公開日:2021年9月24日(一部劇場公開)/2021年10月1日(Netflix配信)
ジャンル:サスペンススリラードラマ
製作国:アメリカ
原作:映画『THE GUILTY/ギルティ』(2018)
上映時間:91分

監督:アントワーン・フークア
脚本:ニック・ピゾラット
原案:グスタフ・モーラー/エミール・ナイガード・アルバーツェン
製作:ジェイク・ギレンホール/リヴァ・マーカー/アントワーン・フークア/キャット・サミック/スコット・グリーンバーグ/ミシェル・リトヴァク/ゲイリー・マイケル・ウォルターズ/デヴィッド・リトヴァク/スヴェトラーナ・メトキナ/デヴィッド・ハリング
製作総指揮:アニー・マーター/グスタフ・モーラー/リナ・フリント/クリスチャン・マーキュリ/ジョン・オークス/エリック・グリーンフェルド/ニック・ピゾラット
撮影:マズ・マカーニ
編集:ジェイソン・バランタイン
作曲:マルセロ・ザーヴォス
美術:ピーター・ウェンハム
出演:ジェイク・ギレンホールイーサン・ホークライリー・キーオ/ピーター・サースガード/クリスティナ・ヴィダル/ポール・ダノ/イーライ・ゴリー/ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ/デヴィッド・カスタニェーダ
製作会社:ナイン・ストーリーズ・プロダクションズ/フークア・フィルムズ/ボールド・フィルムズ/アメット・エンターテインメント/エンデバー・コンテント
配給:Netflix

あらすじ

ロサンゼルス。ある事情により現場を離れ、911緊急通報センターで勤務している刑事ジョー・ベイラーは、重大な危険にさらされている女性エミリーからの通報を受ける。限られた音声情報だけを頼りに、ジョーは彼女の居場所を突き止めようとするが、電話の向こうで起きている出来事は、彼の想像とは違う方向へと展開していく。やがてジョー自身も、自らが背負ってきた罪と向き合うことになる。

主な登場人物(キャスト)

ジョー・ベイラー(ジェイク・ギレンホール):ロサンゼルス市警の刑事。ある事情で現場を離れ、911緊急通報センターで勤務している。危険にさらされた女性からの通報を受け、電話越しに事態を解決しようと奔走する。

ビル・ミラー巡査部長(イーサン・ホーク):ジョーが連絡を取る警察関係者。電話越しの声のみで登場し、ジョーの行動に関わっていく。

エミリー・ライトン(ライリー・キーオ):ジョーのもとに助けを求める電話をかけてくる女性。危機的状況に置かれているとみられ、ジョーは彼女の言葉を手がかりに救出を試みる。

ヘンリー・フィッシャー(ピーター・サースガード):エミリーの夫。ジョーが通報内容を追う中で、事件の重要人物として浮かび上がる。

デニス・ウェイド巡査部長(クリスティナ・ヴィダル):911緊急通報センターでジョーと関わる上司的存在。感情的になりがちなジョーに対し、冷静な対応を求める。

マシュー・フォンテノット(ポール・ダノ):電話越しに登場する通報者のひとり。

リック(イーライ・ゴリー):ジョーの同僚であり、彼の過去にも関わる人物。

カリフォルニア・ハイウェイ・パトロールの通信係(ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ):ジョーが救助のために連絡を取る通信係。

作品の魅力解説

本作の大きな魅力は、ほぼ911緊急通報センターという限られた空間だけで物語を成立させている点にある。観客が目にする情報はジョーの表情や声、モニター、電話の音声に限定されるため、画面外で起きている出来事を想像する緊張感が生まれる。視覚的なアクションに頼らず、音と演技によってサスペンスを積み上げていく構成が特徴である。

また、ジェイク・ギレンホールの演技も見どころだ。ジョーは救助に執着する一方で、怒りや焦り、罪悪感を抱えた不安定な人物として描かれる。電話の向こうの事件を追う物語でありながら、同時にジョー自身の内面が暴かれていく心理劇としても楽しめる。

さらに、声のみで参加する俳優陣の存在感も作品を支えている。ライリー・キーオ、イーサン・ホーク、ピーター・サースガード、ポール・ダノらの声の演技が、画面に映らない人物たちの存在を立ち上げ、観客の想像力を刺激する。デンマーク版の緊密な構成を受け継ぎながら、ロサンゼルスの山火事や警察制度を背景に置くことで、アメリカ版ならではの社会的な緊張も加えられている。

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