マーティン・スコセッシが、娘フランチェスカ監督の全5話の短編ドラマで俳優を務める。
『タクシードライバー』『グッドフェローズ』などで知られる名匠マーティン・スコセッシが、監督席を離れてカメラの前へ。イタリアのコーヒーブランド、ラバッツァによる全5話の短編ドラマ「Family Blend」に出演している。
監督を務めるのは、マーティンの娘で俳優・映像作家のフランチェスカ・スコセッシ。父娘の思い出や創作の継承を、日常的なコーヒーを介して描く。フランチェスカも父親とともに出演し、親子ならではの軽妙な掛け合いを繰り広げる。
マーティン・スコセッシが俳優に、娘フランチェスカが監督
「Family Blend」は、コーヒーがもたらす“魔法”をテーマにしたラバッツァのブランド・ミニシリーズ。マーティンとフランチェスカに加え、エイドリアン・ブロディやジェイソン・ビッグスらも出演している。
物語の舞台には、マーティンの人生と創作活動を形作ってきたニューヨークの場所が選ばれた。彼が育ったリトル・イタリーや、ブルックリンにあるマーティン・スコセッシNYUバーチャル・プロダクション・センターなどを巡りながら、父娘の深い絆、共有してきた記憶、異なる世代の芸術家の間で受け継がれていくものを映し出す。
フランチェスカはこれまで、短編映画『Crimson Ties(原題)』『Fish Out of Water(原題)』のほか、父が製作総指揮を務めたドキュメンタリーシリーズ「Martin Scorsese Presents: The Saints(原題)」の一編を監督している。
コーヒーを通して描く、スコセッシ父娘の記憶と創作の継承
ラバッツァ・グループの最高マーケティング責任者を務めるカルロ・コルポは、本シリーズについて次のようにコメントした。
「『Family Blend』は、コーヒーが普遍的な架け橋となり、異なる物語や創造的なビジョンを結びつける様子を示しているんだ。このプロジェクトでは、コーヒーを世代や言語を超える文化的な営みとして描き、創造性とアイデンティティーが出会う場所として表現できることを、とてもうれしく思っているよ。マーティンとフランチェスカ・スコセッシとの協働によって、映画言語の奥深さと現代のデジタル形式を融合させた、ユニークな対話が生まれたんだ」
シリーズは、ラバッツァが掲げるコミュニケーション・プラットフォーム「Pleasure Makes Us Human」の一環として制作された。コーヒーを単なる飲み物ではなく、世代や文化、言語の違いを超えて人々を結びつける存在として捉えている。
リトル・イタリーや母校NYUを巡る全5話、11月まで毎月配信
第1話「But First … Coffee」は、2024年秋にニューヨーク大学ティッシュ・スクール・オブ・ジ・アーツが開設した、ブルックリンのマーティン・スコセッシNYUバーチャル・プロダクション・センターで撮影された。
8月配信の「Elizabeth Street」では、マーティンが両親と暮らしていた通りを父娘が歩き、思い出を振り返る。しかし、その会話はニューヨークの絶え間ない喧騒にたびたび遮られることになる。
9月の「Back to Tisch」では、父娘の母校であるNYUを訪問。マーティンが同校で学んだ1960年代へとさかのぼり、その原点をたどる。
10月配信の「Where Everybody Knows Your Name」では、フランチェスカが父を待ちながら、リトル・イタリーの老舗食料品店ディ・パロズ・ファイン・フーズを案内する。
11月の最終話「But Last … Coffee」は、ニューヨークを代表するカフェが舞台。ジェイソン・ビッグスも加わり、フランチェスカがブラックコーヒーしか飲まない父親に、新しいブレンドや現代的なコーヒーの楽しみ方を試すよう挑む。
各エピソードは11月まで月に一度、ラバッツァおよび出演者のグローバル向けソーシャルチャンネルで順次公開される。
【動画】マーティン・スコセッシ父娘が共演「Family Blend」第1話
