ロックバンド ボン・ジョヴィの伝記映画を、ユニバーサルが制作することが明らかになった。
ロックバンドボン・ジョヴィを題材にした長編映画の制作権をめぐる争奪戦を、ユニバーサルが制した。同バンドは「Livin’ on a Prayer」「You Give Love a Bad Name」「It’s My Life」などのヒット曲で知られている。
脚本は、コーディ・ブロッターが担当する。ブロッターは、ピート・デイヴィッドとケイシー・アフレックが主演する暗号スリラー『Killing Satoshi(原題)』を手がけた脚本家である。映画がバンドのどの時代を中心に描くのかなど、物語の方向性についてもまだ明らかになっていない。
ボン・ジョヴィのキャリアとメンバー
ボン・ジョヴィは1983年に結成されたロックバンドである。シンガーのジョン・ボン・ジョヴィ、キーボーディストのデヴィッド・ブライアン、ドラマーのティコ・トーレスらを中心に活動してきた。
創設メンバーには、2013年に脱退したギタリストのリッチー・サンボラ、1994年にバンドを離れ2022年に死去したベーシストのアレック・ジョン・サッチも名を連ねる。
ボン・ジョヴィは長年にわたり世界的な人気を築き、ロックの殿堂およびソングライターの殿堂にも名を連ねている。
映画が描く時代や物語の方向性は未定
現時点では、この映画がボン・ジョヴィのどの時代を中心に描くのかは明らかになっていない。特定の出来事や転機に焦点を当てた作品になるのか、それともバンドのキャリア全体を広く描く作品になるのかも不明である。
音楽家の人生を題材にした伝記映画は近年、ハリウッドでも大きな注目を集めている。『ボヘミアン・ラプソディ』『エルヴィス』『ボブ・マーリー:ONE LOVE』などは世界的なヒットを記録した。
一方で、すべての作品が成功しているわけではない。『スプリングスティーン 孤独のハイウェイ』や、エイミー・ワインハウスの人生を描いた『Back to Black エイミーのすべて』は興行的に苦戦した。
ユニバーサルは現在、マイケル・ジャクソンを題材にした映画『Michael/マイケル』の海外配給権も持ち、同作は4月に米公開、6月に日本公開を予定している。また、サム・メンデスはソニーのもとで、ビートルズを題材にした4本の連作映画の制作を進めている。
脚本・制作体制も明らかに
脚本家はピート・デヴィッドとケイシー・アフレックが主演する暗号スリラー『Killing Satoshi(原題)』を手がけたコーディ・ブロッターであることが判明しているが、監督は現時点で決まっておらず、バンドの主要メンバーを誰が演じるのかといったキャスティングも発表されていない。
プロデューサーはケヴィン・J・ウォルシュと、Religion of Sportsのゴータム・チョプラが務める。ユニバーサルでは、プロダクション・デベロップメント・ディレクターのジャクリーン・ガレルがこのプロジェクトを統括する。
