『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』出演中のチャニング・テイタムが肩の負傷で手術を受け、入院中の様子をSNSで報告した。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』のスター、チャニング・テイタムが大きな健康上の問題に直面している。俳優は肩の分離により外科手術を受けたことを明かし、病院のベッドから撮影された病衣姿の写真を自身のSNSに投稿。現在の容体とともに、ファンへ率直な思いを伝えた。
チャニング・テイタム、肩の分離で手術を報告
テイタムは現地時間2月4日、肩の分離のため外科手術を受けた。自身のInstagram投稿で手術を報告し、術前と術後のX線画像も公開している。最初の画像には肩の骨が分離している様子が写っており、続く画像では骨を固定する大きなネジが確認できる。
投稿には「ただのまた一日。また一つの試練」と綴り、「これは大変なことになりそうだよ。でもまあいい。やってやろうじゃないか」と前向きな姿勢を見せた。また、術後のX線画像には「ネジで固定された肩。イェーイ」と乾いたユーモアを添えている。
医療チームは、鎖骨と肩甲骨が接合する肩鎖関節を安定させるためにネジを使用したとみられ、画像からは手術が無事成功したことがうかがえる。
の分離とは何か、今回の負傷の背景
テイタムが手術を受ける原因となった「肩の分離」は、鎖骨と肩甲骨をつなぐ靭帯が外傷によって損傷することで起こる負傷だ。一般的に知られる肩の脱臼が球関節に影響するのに対し、分離は肩の上部に位置する肩鎖(AC)関節に関わる。
この負傷は、転倒や直接的な衝撃、コンタクトスポーツなどで発生することが多く、映画の撮影現場で行われるスタントも原因のひとつとされる。外傷によって靭帯が断裂、あるいは伸張すると骨同士が分離し、強い痛みを伴う状態となる。
今回のケースについて、テイタムはいつ、どのような状況で肩を負傷したのかを明らかにしていない。現在受けた手術が以前報じられた『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の撮影中の負傷とどれほど直接関係しているのか、それとも別のプロジェクト、あるいは無関係な事故によるものなのかは不明のままだ。
『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』撮影中にも負傷を経験
テイタムはこれ以前にも、『アベンジャーズ/ドゥームズデイ』の撮影現場で負傷を経験していた。俳優は2025年9月に『Variety』誌のインタビューに登場し、ロンドンでの撮影中に脚を負傷していたことを明かしている。その際、テイタムは目立つ足を引きずった歩き方で姿を見せていた。
この脚の負傷により、彼は複雑なアクションシーンへの参加を制限せざるを得なかったという。ロバート・ダウニー・Jr演じるドクター・ドゥームとの大規模な戦闘シーンを含む場面では、スタントダブルが主に危険な動きを担当し、テイタムはクローズアップや台詞を中心とした撮影に臨んだという。
当時の状況について、テイタムは同誌に「今感じている痛みの問題じゃないんだ」と語り、「これは取り返しがつかないってわかってる。そして自分の人生におけるこの後の6ヶ月がどうなるかもわかってるんだよ」と率直な心境を明かしている。脚の負傷後、彼は集中的な理学療法を受け、英国の医師が処方した強力な鎮痛剤を服用していたという。
スタントに挑み続けてきたキャリアと現在地
テイタムはキャリアを通じて、多くのスタントを自ら演じてきた俳優として知られている。『マジック・マイク』でのダンスパフォーマンスから、『21ジャンプ・ストリート』や『ホワイトハウス・ダウン』のアクションシーンに至るまで、役柄への肉体的なコミットメントは高く評価されてきた。
こうした身体性について、デレク・シアンフランス監督は、テイタムをマーロン・ブランドの後継者と称し、「彼には物語を語ることができる身体性、肉体があるんだ」と語っている。
一方で、負傷はこれまでも繰り返されてきた。テイタムは、シアンフランス監督による2025年のドラマ『Roofman(原題)』の撮影中にも脚を負傷しており、同作はマクドナルドを強盗しながらトイザらスの店内で生活していた有罪判決を受けた窃盗犯ジェフリー・マンチェスターの実話を描いた作品として知られている。
今回の肩の手術は、技術と表現のために肉体を酷使してきた俳優にとって、また一つの試練となった。45歳となった現在も、負傷のリスクが高まるなかで要求の厳しいアクション役を引き受け続けており、その姿勢は変わっていない。
