HBOドラマ版『ハリー・ポッター』の新キャスト発表-ハリー、ロン、ハーマイオニー役が決定
ドラマシリーズ版『ハリー・ポッター』の主役キャストがついに発表された。ハリー・ポッター役にドミニク・マクラフリン、ハーマイオニー・グレンジャー役にアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役にアラステア・スタウトが選ばれた。HBOが昨年秋に開始した大規模な公開オーディションには、3万件以上の応募が集まり、厳選なる審査を経て3人の若き才能が抜擢された。
撮影は2025年夏にスタート予定。ドラマ版は、原作小説の各巻をより忠実に描く長編シリーズとして構想されており、これまで映画版で親しまれてきた物語が新たな形で再構築される。ショーランナーを務めるフランチェスカ・ガーディナーとエグゼクティブ・プロデューサーのマーク・マイロッドは「3人の個性と才能を世界中に届けられる日が楽しみ」とコメントしている。
3万件超の応募から選ばれた新キャスト-若き才能に注目
今回、ドラマシリーズ版『ハリー・ポッター』のキャスティングには、HBOが昨年秋から実施したオープンオーディションによって、3万件以上の応募が寄せられた。厳選な審査を経て、ハリー・ポッター役にはスカイ制作の新作コメディ『Grow』への出演歴を持つドミニク・マクラフリンが抜擢。ハーマイオニー・グレンジャー役には2023年から2024年にかけてウェストエンドで『マチルダ・ザ・ミュージカル』の主役を務めたアラベラ・スタントン、ロン・ウィーズリー役には本作が初の大役となるアラスティア・スタウトが選ばれた。

(左から)アラベラ・スタントン、ドミニク・マクラフリン、アラスティア・スタウト © HBO
ショーランナーのフランチェスカ・ガーディナーと、エグゼクティブ・プロデューサーのマーク・マイロッドは共同声明で「3人の俳優が持つ才能の素晴らしさは目を見張るものがある。彼らの魔法がスクリーンで輝く日を心待ちにしている」と語り、応募したすべての子どもたちへ感謝の意を表した。
原作に忠実な再構築-映画版とは異なる新展開に期待
『ハリー・ポッター』シリーズは、2001年から2011年にかけて映画化され、ダニエル・ラドクリフ、エマ・ワトソン、ルパート・グリントが演じた主人公3人は世界的な知名度を獲得した。今回のドラマ化は、原作小説により忠実な構成で再構築される長編シリーズとして、HBOにより新たに制作される。
制作は、HBOとBrontë Film and TV、ワーナー・ブラザース・テレビジョンが共同で手がける。ガーディナーは脚本と製作総指揮を担当し、マイロッドは複数エピソードの監督を務める予定。さらに、原作者のJ・K・ローリング、プロデューサーのニール・ブレア、ルース・ケンリー=レッツ、そして映画版でもプロデューサーを務めたデヴィッド・ヘイマンも本作のエグゼクティブ・プロデューサーとして名を連ねている。
実力派キャストが脇を固める-ダンブルドアやスネイプも決定
主人公3人を支えるホグワーツの教師陣にも、実力派俳優たちがキャスティングされた。アルバス・ダンブルドア役には『ザ・クラウン』『教皇選挙』などで知られるジョン・リスゴー、ミネルバ・マクゴナガル役には『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』のジャネット・マクティアが起用された。
さらに、セブルス・スネイプ役には『I MAY DESTROY YOU』『ギャング・オブ・ロンドン』のパーパ・エッシドゥ、ルビウス・ハグリッド役には『ショーン・オブ・ザ・デッド』などコメディ作品で人気のニック・フロスト、クィリナス・クィレル役には舞台「レオポルトシュタット」などで注目を集めるルーク・シャロン、アーガス・フィルチ役にはポール・ホワイトハウスが名を連ねている。
彼らの起用により、映画版とは異なる新たな『ハリー・ポッター』の世界観が期待される。
原作者ローリングの関与とその影響-HBOが見解を表明
本作にはJ・K・ローリング自身も製作総指揮として名を連ねているが、近年、ローリングが発信するトランスジェンダーに関する見解が物議を醸している。これに関してHBOのコンテンツ責任者ケイシー・ブロイズは、ポッドキャスト番組「The Town」で次のようにコメントしている。
「HBOではすでにBBCと共同でローリング氏の作品『C.B.ストライク』を放送している。彼女の政治的な意見は個人のものであり、本作にその思想が織り込まれることはない。もし彼女の意見に異論があるなら、それはSNSなど別の場で議論すべきだ」。
あくまで作品の創作面に集中し、政治的な意図とは切り離した制作方針が明示された形だ。今後、ドラマシリーズ版『ハリー・ポッター』がどのように原作の魅力を再構築し、新たな魔法体験を提供するのか、世界中のファンから注目が集まっている。




