三宅唱監督最新作『旅と日々』本予告&ビジュアル解禁-ロカルノ映画祭W受賞と世界注目の話題作が11月7日公開

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©2025『旅と日々』製作委員会

『旅と日々』本予告&ビジュアル解禁、三宅唱監督の最新作が11月公開。


『ケイコ 目を澄ませて』『夜明けのすべて』などで国内外から高い評価を受ける三宅唱監督の最新作『旅と日々』が、11月7日(金)に公開される。本作は第78回ロカルノ国際映画祭のインターナショナル・コンペティション部門で最高賞にあたる金豹賞とヤング審査員賞特別賞をダブル受賞。さらに釜山国際映画祭やサン・セバスチャン国際映画祭にも出品され、USやフランスをはじめとする複数の国で配給が決定している。日本公開を前に、新たに本予告映像と本ビジュアルが解禁された。

本予告で描かれる物語

解禁された予告編は、佐野史郎演じる魚沼教授が「いまはなにか新しいものを書いているんですか?」と脚本家の李(シム・ウンギョン)に問いかける場面から始まる。李は「はい、でもあんまりうまくいっていません……」と自信なく答え、教授は「気晴らしに旅行にでも行くといいですよ」と促す。やがて李は北国を訪れ、雪深い山奥で堤真一演じるべん造が営む古びた宿にたどり着く。脚本に行き詰まる李に、べん造は「幸せな気分さ、なる話はどうだや?」と声をかけ、ある夜「よし、今から行ぐか」と雪原へと連れ出す。

©2025『旅と日々』製作委員会

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同時に描かれるのは、李が執筆する脚本の世界だ。「シーン1、夏、海辺」というナレーションとともに、強い日差しが照りつける浜辺で夏男(髙田万作)が河合優実演じる渚と出会う。渚が「こんなところがあるなんて知らなかった。生き返ったって感じ」とつぶやくと、映像は雪原に耳を澄ます李の姿へと切り替わる。素朴な言葉のやりとりや、音楽を担当するHi’Specによる懐かしくも新しいサウンドが重なり、「特別じゃない旅が、ちょっとだけ毎日を変える。」というコピーが示すように、日常に小さな変化をもたらす物語が浮かび上がる。

【動画】映画『旅と日々』本予告

本ビジュアルの特徴

同時に解禁された本ビジュアルでは、雪景色のなかでカメラを構える李、桶と網を手にしたべん造、そして海辺を歩く渚の姿がレイアウトされている。そこに李の旅と創作の日々を切り取った写真がアルバムのように配置され、物語の多層性と温かなまなざしを感じさせるデザインとなった。

©2025『旅と日々』製作委員会

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さらに海外メディアや映画祭関係者からも高い評価が寄せられている。

「深い感情を呼び起こす。 ――Asian Movie Pulse」
「日本映画の最高峰。 ――ロカルノ国際映画祭選考委員会」
「静謐な傑作。 ――Público」

このビジュアルと予告編は、旅先での出会いが人生に小さな変化をもたらすというテーマを鮮やかに表現しており、日本公開への期待をさらに高めている。

国際的評価と注目度

『旅と日々』は公開前から世界各国の映画祭で注目を集めている。第78回ロカルノ国際映画祭ではインターナショナル・コンペティション部門に正式出品され、最高賞である金豹賞とヤング審査員賞特別賞をダブル受賞。さらに第30回釜山国際映画祭の新設コンペティション部門や、第73回サン・セバスチャン国際映画祭のサバルテギ・タバカレラ部門にも出品され、国際舞台で高い評価を得た。

©2025『旅と日々』製作委員会

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配給面でも、すでにUS、フランス、韓国、中国、台湾、香港、インドネシア、ポルトガル、ギリシャといった国・地域で公開が決定しており、日本映画の新たな到達点として海外から熱い視線が注がれている。三宅唱監督による新作が、国際的な映画ファンの間で「今観るべき作品」として強く意識されつつある。

作品情報

作品名:『旅と日々』
公開日:11月7日(金)TOHOシネマズ シャンテ、テアトル新宿ほか全国ロードショー
監督・脚本:三宅唱
原作:つげ義春「海辺の叙景」「ほんやら洞のべんさん」
出演:シム・ウンギョン、堤真一、河合優実、髙田万作、佐野史郎 ほか
音楽:Hi’Spec
配給:ビターズ・エンド
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