『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・魅力解説まとめ

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©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会

映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(2026)を紹介&解説。


映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』概要

映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は、現代の女子高生と特攻隊員の時を超えた恋を描き、興行収入45億円を突破した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編。汐見夏衛による同名小説を原作に、佐久間彰との別れから7年後、高校教師となった加納百合が、新たな出会いを通して過去と向き合い、再び歩き始める姿を描く。主演は前作から続投する福原 遥。共演に細田佳央太出口夏希豊嶋 花井之脇 海伊藤健太郎水上恒司倍賞千恵子らが名を連ねる。

作品情報

タイトル 『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
製作年 2026年
日本公開日 2026年8月7日
ジャンル ドラマ/恋愛
製作国 日本
原作 汐見夏衛『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(スターツ出版文庫)
上映時間 128分
前作 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』(2023)
監督 新城毅彦
脚本 山浦雅大
製作総指揮 吉田繁暁
企画 新垣弘隆/西 麻美
プロデューサー 西 麻美/林 鉄洋
撮影 西岡 章
編集 小野寺拓也
音楽 日向 萌
主題歌 福山雅治「邂逅」
出演 福原 遥/細田佳央太/出口夏希/豊嶋 花/井之脇 海/伊藤健太郎/中嶋朋子/水上恒司/上川周作/小野塚勇人/松坂慶子/倍賞千恵子
制作プロダクション ダーウィン
制作協力 松竹映像センター
製作 「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
配給 松竹

あらすじ

1945年の日本にタイムスリップし、特攻隊員の佐久間彰と出会った加納百合。初めての恋に落ちた百合だったが、彰は特攻隊員として空へ飛び立ち、百合は愛する人を止めることができないまま現代へ戻ってきた。

彰との別れから7年。彼が抱いていた夢を受け継ぎ、高校教師となった百合は、生徒たちと向き合う忙しい日々を送っていた。しかし、彰への想いは今も1945年の百合が咲く丘に取り残されたままだった。

そんな百合の前に、彰の面影を持つ青年・宮原 涼が現れる。臨時的任用教員として百合のクラスの副担任となった涼は、百合に真っ直ぐな想いを寄せる。心を動かされながらも、彰を裏切ってしまうような罪悪感から、新たな恋へ踏み出せない百合。

葛藤を抱える中、百合はホスピスで穏やかな余生を送る年老いた千代と出会う。石丸を失った後、千代が歩んできたもうひとつの愛の形。そして千代から百合に託されたのは、出撃直前の彰が未来の百合へ遺した一冊の本だった。

彰が本に込めたメッセージを知った百合は、止まっていた自分の時間と向き合っていく。やがて夏祭りの夜、星が降る丘に、時を超えた奇跡が舞い降りる。

主な登場人物(キャスト)

加納百合(福原 遥):1945年の日本にタイムスリップし、特攻隊員の彰と恋に落ちた経験を持つ女性。現代へ戻ってから7年が経過し、彰の夢でもあった高校教師として働いている。日常生活を取り戻しながらも、彰への想いを手放すことができずにいる。

宮原 涼(細田佳央太):臨時的任用教員として、百合が担任を務めるクラスの副担任となる青年。どこか彰を思わせる面影を持ち、百合に対して真っ直ぐな想いを寄せる。

過去の千代(出口夏希):1945年の日本で百合と出会い、親友となった女学生。特攻隊員の石丸に想いを寄せていた。前作に続いて出口夏希が若き日の千代を演じる。

現代の千代(倍賞千恵子):戦時中から長い年月を生き、現在はホスピスで穏やかな余生を送っている千代。百合と再会し、石丸を失った後に歩んだ人生と、彰が遺した本を百合へ伝える。

紗良(豊嶋 花):百合が担任を務めるクラスの高校生。将来の進路に悩みを抱えている。原作小説には登場しない、映画版のオリジナルキャラクター。

林吉(井之脇 海):戦争が終わった後の千代と出会い、彼女を愛した男性。石丸を失った千代が歩んだ、もうひとつの人生と愛を象徴する映画版のオリジナルキャラクター。

石丸(伊藤健太郎):1945年の日本で百合が出会った特攻隊員。千代と互いに想いを寄せ合っていたが、仲間たちとともに出撃することになる。

佐久間彰(水上恒司):1945年に百合が出会い、恋に落ちた特攻隊員。教師になる夢を持っていたが、百合を残して出撃した。本作では、未来の百合へ向けて遺した一冊の本が物語の重要な鍵となる。

作品の魅力解説

前作のその後を描く続編にして完結編

本作は、百合と彰の別れを描いた『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の単なる後日談ではなく、ふたりの物語を締めくくる完結編として製作された。戦争の時代から現代へ帰還した百合が、その経験と喪失を抱えながらどのように生きてきたのかが描かれる。

前作が、自由に愛することさえ許されなかった時代の悲劇を描いた作品だったのに対し、本作では、大切な人を失った後も続いていく人生と、残された人が再び幸せになることの意味が中心的なテーマとなっている。

彰を想い続ける百合と、新たな出会い

百合の前に現れる宮原 涼は、容姿や雰囲気にどこか彰の面影を持つ青年である。涼に心を動かされながらも、彰を忘れることや、新しい恋へ進むことに罪悪感を抱く百合の葛藤が物語の大きな軸となる。

過去の愛を忘れることと、過去の愛を心に残しながら前へ進むことは同じではない。本作は、亡くなった人への想いを否定することなく、残された人が新たな人生を選ぶ可能性を描いている。

百合と千代、ふたりの女性が歩んだ戦後

本作では百合だけでなく、1945年に石丸を失った千代のその後も重要な物語として描かれる。若き日の千代を出口夏希、長い人生を歩んだ現代の千代を倍賞千恵子が演じ、同じ人物の青春時代と晩年をつないでいる。

林吉との出会いを含め、千代が石丸への愛を抱えながら、戦後をどのように生きたのかが明かされることで、百合がこれから歩む人生とも重なっていく。時代を超えて再会する百合と千代の交流は、本作ならではの大きな見どころとなる。

前作キャストの続投と新たな出演者

主演の福原 遥をはじめ、出口夏希、伊藤健太郎、水上恒司、上川周作、小野塚勇人、松坂慶子ら前作の出演者が再び集結。そこへ細田佳央太、豊嶋 花、井之脇 海、倍賞千恵子らが新たに加わった。

現代を生きる百合と涼の物語、戦後を生き抜いた千代の物語、1945年に残された彰や石丸たちの記憶が重なり、前作と本作をひとつの物語として結びつける。

原作者も脚本作りに参加した映画独自の物語

映画版には、豊嶋 花が演じる紗良や井之脇 海が演じる林吉など、原作小説には登場しないオリジナルキャラクターや設定が盛り込まれている。

原作者の汐見夏衛も脚本が作られる過程に参加しており、原作から変更された部分についても納得したうえで製作が進められた。原作のテーマを受け継ぎながら、映画ならではの構成で百合の再生と成長を描いている点に注目したい。

福山雅治の主題歌「邂逅」

主題歌は、前作で「想望」を手がけた福山雅治による書き下ろし楽曲「邂逅」。タイトルの「邂逅」には、思いがけない出会いや巡り会いという意味があり、百合と彰、百合と涼、そして百合と千代の時を超えた出会いを象徴している。

日向 萌による劇伴とともに、出会いと別れを受け入れながら前へ進んでいく登場人物たちの感情を音楽面から支える。

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