【興行収入】『スーパーマン』が全世界で3億ドル突破-注目のリブート新作たちを圧倒する勢い

『スーパーマン』© &TM DC © 2025 WBEI NEWS
『スーパーマン』© &TM DC © 2025 WBEI

『スーパーマン』が公開2週目で全世界興収3億ドルを突破し、今も首位を維持している。

『スーパーマン』が全世界で3億ドルを突破-国内でも2億ドル目前

ジェームズ・ガンが監督を務めた新生『スーパーマン』が、公開2週目の木曜日までに全世界興行収入3億ドル(約445億円/7月19日時点)を突破した。中でもアメリカ国内では1億7,770万ドル(約264億円)を記録し、2億ドルに迫る勢いを見せている。

DCスタジオとワーナー・ブラザースが共同で送り出した本作は、平日も安定した動員を維持しており、週末ランキングでは2週連続で首位に立つ見通しだ。2つの新作リブート映画『I Know What You Did Last Summer(原題)』と『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険』を大きく引き離し、興行成績での優位を保っている。

いずれのリブート作品も、国内での初週興収は1,300万ドル(約19億円)未満と予想されており、『スーパーマン』の快進撃に歯止めをかけるには至っていない。

『ラストサマー』新作は苦戦-懐かしのキャストも再登場

1997年のヒット作『ラストサマー』をリブートしたR指定ホラー映画『I Know What You Did Last Summer(原題)』は、公開に先駆けて行われた木曜日の先行上映で220万ドル(約3.3億円)を記録した。ジェニファー・ラブ・ヒューイットとフレディ・プリンゼ・ジュニアがかつての役を再演し、シリーズへの回帰を打ち出している。

物語の舞台は、オリジナル版の事件から30年後。若者たちが責任を隠そうとした事故死をめぐり、1年後に届く“知っている”という不穏な手紙をきっかけに、新たな惨劇が始まる。釣り用のフックを持ったレインコート姿の殺人鬼が彼らを襲い、やがて1997年の事件の生存者2人に助けを求める展開となる。

本作には、新キャストとしてマデリン・クライン、チェイス・スイ・ワンダーズ、ジョナ・ハウアー=キング、ティリック・ウィザース、サラ・ピジョン、ガブリエッテ・ベクテルらが名を連ねているが、批評家からの評価は厳しく、ロッテン・トマトのスコアは33%にとどまっている。一方で観客スコアは68%とやや良好な反応を示しているものの、ホラー作品に対する“ジャンル疲れ”の影響が色濃く、勢いに欠ける滑り出しとなったようだ。

リアーナが声優参加の『スマーフ』新作も伸び悩み

アニメ映画『劇場版スマーフ/おどるキノコ村の時空大冒険(パラレルアドベンチャー)』は、7月18日(金)に全米公開を迎えた。リアーナがスマーフェット役として声の出演を果たすことで話題を集めたが、先行上映は行われず、公開初日の滑り出しは控えめなものとなった。

本作は、『スマーフ』シリーズにおいて8年ぶりの劇場版作品であり、クリス・ミラーが監督を務めている。スマーフたちが現実世界へと飛び出し、パリ、ミュンヘン、オーストラリアを舞台に冒険を繰り広げる中、彼らは“スヌータープーツ”と呼ばれる小さな羽毛のミニオンのような生き物たちと出会う。彼らのリーダーの声を担当するのはナターシャ・リオンで、映画全体にはダンスと音楽がふんだんに盛り込まれている。

声優陣にはそのほかにもニック・オファーマン、サンドラ・オー、マヤ・アースキン、ジョン・グッドマン、カート・ラッセル、ジミー・キンメルらが参加する豪華な布陣となっているが、ロッテン・トマトの批評家スコアは20%と厳しい評価にとどまっており、観客スコアは現地時間7月18日時点では未公表となっている。

マーベル作品を超える可能性も-来週には直接対決が控える

『スーパーマン』は、2025年に公開されたマーベル作品の成績を上回る可能性もある。『サンダーボルツ*』は全世界興収3億8,300万ドル(約569億円)、『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』は4億1,500万ドル(約616億円)と、いずれもフランチャイズの勢いに陰りが見られる結果となった。

一方で『スーパーマン』は、スーパーヒーロー映画における“ジャンル疲れ”という逆風の中でも、安定した動員を維持しており、作品の刷新に成功した例として注目されている。

ただし、好調を維持できるかどうかは来週以降が試金石となる。7月25日(金)には、マーベルが巻き返しをかける『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』が日米同時公開される予定だ。両作はそれぞれのユニバースを背負う重要作として位置づけられており、ここでの動員勝負が今後の展開を大きく左右する可能性がある。

『スーパーマン』はこの1週間でどこまで数字を伸ばせるか、そして新たな競合作にどう立ち向かうのか、引き続き動向が注目される。

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