中野量太監督×柴咲コウ『兄を持ち運べるサイズに』特報映像解禁-ダメ兄との再会が動かす家族の4日間[動画あり]

©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会 NEWS
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

中野量太監督の新作『兄を持ち運べるサイズに』の特報映像が解禁された。

柴咲コウ×オダギリジョー×満島ひかり-注目キャストが集結

『湯を沸かすほどの熱い愛』『浅田家!』の中野量太監督による最新作『兄を持ち運べるサイズに』の特報映像が公開された。本作は、作家・村井理子が実際に体験した日々を綴ったノンフィクション『兄の終い』を原作に、絶縁状態だった兄の訃報をきっかけに、家族が再び向き合う4日間を描く。

©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会

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主人公・理子を演じるのは、映画主演は『食べる女』(2018年)以来となる柴咲コウ。兄に振り回され続けた妹として、苦悩や葛藤を抱えながらも少しずつ心情を変化させていく役どころだ。対する“映画史上まれにみるダメな兄”を演じるのはオダギリジョー。そして兄の元妻・加奈子には、繊細な感情表現に定評のある満島ひかりがキャスティングされている。

そのほか、兄と加奈子の娘・満里奈役に青山姫乃、兄と暮らしていた息子・良一役に味元耀大が出演。世代も背景も異なる家族が、あるひとつの死をきっかけに再び集まり、衝突しながらも互いの思いを見つめ直していく。

初解禁の特報映像で描かれる“兄妹の亀裂”

解禁された特報映像は、母の葬儀の場面から始まる。喪主である理子が冷ややかな視線を送る中、ひときわ大きな声で泣き叫ぶ兄。その姿から、ふたりの間に横たわる深い断絶が明確に示される。「兄は身勝手で落ち着きのなく、一人では生きられない人だった」と理子は語り、「私は兄を心の底から軽蔑した」と憎悪をあらわにする。

やがて場面は一転し、理子のもとに届く1本の電話。「お兄様のご遺体が発見されました」という警察からの知らせにより、物語は大きく動き出す。連絡を受けた理子は、東北へと向かい、兄と別れた元妻・加奈子や、その娘・満里奈と再会。兄の息子・良一を含めた4人は、兄の遺品整理に取り組むことになる。

【動画】映画『兄を持ち運べるサイズに』特報映像

映像では、ゴミ屋敷と化したアパートの描写や、壁に貼られた家族写真、そして交錯する家族それぞれの思いが映し出される。葬儀では怒りや拒絶の感情が前面に出ていた理子が、兄の過去を辿る中で、次第に「知らなかった兄の姿」と向き合っていく様子が垣間見える構成だ。混乱と再発見が入り混じる“てんてこまいの4日間”を象徴する映像となっている。

柴咲コウが語る役作りと現場エピソード

主演の柴咲コウは、本作で演じた理子という人物について「家族のためにこうあるべきだという考えを強く持っている人」と分析。その内面を体現するため、撮影前から“自分で自分の弁当を作る”という日常的なルーティンを実践し、他人に頼らず一人で物事をこなす感覚を自身の中に染み込ませていったという。「頼らない」「煩わせない」姿勢は、まさに理子の生き方そのものだと感じたと語っている。

撮影現場の雰囲気についても、「家族の物語を撮る監督のもとに集まったスタッフがアットホームで、心地よく過ごせた」とコメント。「自分の家族を思い返す瞬間が散りばめられていて、いい映画になるという予感がしている」と、作品への信頼も口にしている。

一方、中野量太監督も「初めての柴咲コウを撮りたい」という強い想いを明かし、「今まで見たことのない柴咲さんを撮るために、過去の出演作を何本も観返した」と語っている。「思いが強すぎて、不躾なことを言ってしまったかもしれない」と打ち明けながらも、「でも撮れた気がします!」と手応えをにじませており、本作にかける熱量の高さがうかがえる。

作品情報

タイトル:『兄を持ち運べるサイズに』
原作:「兄の終い」村井理子(CEメディアハウス刊)
脚本・監督:中野量太
キャスト:柴咲コウ、オダギリジョー、満島ひかり、青山姫乃、味元耀大
制作プロダクション:ブリッジヘッド/パイプライン
公開日:11月28日(金)
製作幹事:カルチュア・エンタテインメント
配給:カルチュア・パブリッシャーズ
©2025「兄を持ち運べるサイズに」製作委員会
公式サイト:https://www.culture-pub.jp/ani-movie/
X:https://x.com/ani_movie1128
Instagram:https://www.instagram.com/ani_movie1128
#兄サイズ #兄を持ち運べるサイズに

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