『愛を耕すひと』マッツ・ミケルセンが称賛! 現代の女性にも通じるアン・バーバラの姿「彼女には最後の選択を選ぶ資格がある」愛と強さを見せる場面写真が複数解禁

『愛を耕すひと』© 2023 ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, ZENTROPA BERLIN GMBH and ZENTROPA SWEDEN AB NEWS
『愛を耕すひと』© 2023 ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, ZENTROPA BERLIN GMBH and ZENTROPA SWEDEN AB

『愛を耕すひと』話題のアン・バーバラの強さと葛藤に迫る

映画『愛を耕すひと』より、現代にも通じる女性像として描かれるアン・バーバラの場面写真が独占解禁された。”北欧の至宝”マッツ・ミケルセンが母国デンマーク開拓史の英雄を演じた主演最新作『愛を耕すひと』が全国公開中で、ファンや映画愛好家から多くの支持を集めている。

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本作は18世紀のデンマークを舞台に、貧しい退役軍人の主人公ケーレン大尉が荒野の開拓に挑む中で、有力者の元から逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや親に捨てられた少女たちと出会い、心を通わせていく感動の物語だ。デンマーク出身の女優アマンダ・コリンが演じるアン・バーバラは、過酷な運命に立ち向かう強さと繊細な感情を持つ魅力的なキャラクターとして描かれている。

マッツ・ミケルセンと名匠アーセル監督、12年ぶりの再タッグで描く愛の物語

本作は、『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』(2012年)以来となる、ニコライ・アーセル監督とマッツ・ミケルセンの二度目のタッグ作品である。前作では第62回ベルリン国際映画祭でふたつの銀熊賞に輝いた実績を持つふたりが、今回はデンマーク開拓史の裏に隠された、ある愛の物語を描き出している。

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原作はイダ・ジェッセンによる史実に基づく歴史小説「The Captain and Ann Barbara(英題)」だ。発売前に原作を読んだアーセル監督が感銘を受け、マッツに声をかけたことで本作の企画が動き出した。『悪党に粛清を』(2014年)、『ライダーズ・オブ・ジャスティス』(2020年)など、これまで多くのマッツ出演作に携わってきたアナス・トマス・イェンセンも脚本に加わり、壮大で美しい一大叙事詩を見事に映画化している。

本作はアカデミー賞国際長編映画賞デンマーク代表に選出されたほか、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、北欧のみならず世界で高く評価されている。日本でも公開以来、幅広い年齢層の観客から支持を集め、都心部では満席回も見られる盛況ぶりだ。SNSには「今年ベスト級の傑作」「今年、スクリーン初泣き」「涙が止まらない」「マッツに愛を耕された」「観終えると邦題が沁みる」といった満足度の高い口コミが多数寄せられており、レビューサイトFilmarksでは公開前から4.0の高評価をキープしている。

アマンダ・コリンが描く、歴史を超えて今に通じる女性像

アン・バーバラを演じたのは、リドリー・スコットが製作総指揮を務めるSFドラマ「レイズド・バイ・ウルブス/神なき惑星」シリーズの主演としても知られている、デンマーク出身の女優アマンダ・コリンだ。本作では、幾度と訪れる過酷な試練にも屈することなく信念を貫き通す力強い女性を体現している。

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いつも直感で出演を決めているというアマンダは、「歴史ものというジャンルにも惹かれたし、1755年を生きた女性に声を与え、命を吹き込めるという点にもワクワクした。新鮮な驚きが多かったわ」と語り、監督からのオファーにすぐにイエスと返答したという。出演が決まってから撮影まで2年間の準備期間があったそうで、「キャラクターをポケットに入れて、2年間も一緒に過ごすと、様々な要素が蓄積されていくものよ。出演が決まった当初から、役作りにおいてはオープンに考えるべきだと感じていた。できるだけ多くの女性像を取り入れ、バーバラを形作ることができるようにね」と、周囲の女性たちを参考に複合的に役柄を作り上げていったと振り返る。

時代を超えて描かれる女性の苦悩と強さ

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本作は、主人公のケーレン大尉が自然の脅威や非道な仕打ちに抗いながら、無謀な開拓に挑む展開に焦点が当てられがちだが、18世紀という時世の厳しさの牙はアン・バーバラや少女たちにも同様に向けられている。中でも、極悪非道な権力者の元から逃げ出すも、理不尽に夫を失ってしまう彼女の悲痛さは計り知れない。そこから彼女が迷い葛藤し、導き出した答えは観客の心を掴んで離さないだろう。

アマンダは「アン・バーバラの苦悩は、過去にも多くの女性たちが経験し、今の女性も経験していること。様々な欲望や思いを抱きつつも、社会的状況によって、自由に発言したり行動したりすることは許されなかった。この作品を初めて観た時、すごく心が傷んだ。彼女と私の大きな違いは、私は自由に愛することができる点。彼女はそれができず、愛のために戦ったの」と、今を生きる女性たちに向けて、自由に愛することのできる喜びを提唱している。

主演のマッツ・ミケルセンも「この映画は僕が演じるケーレンが生き延びる様子を語るもののように見えるが、実はアン・バーバラは彼よりもずっとひどい仕打ちを受けている。そんな彼女には、最後の選択をする資格があると思うよ」と語っている。

悲しみの果てに、彼女が最後に選んだ未来とは――。その結末はぜひ劇場で見届けてほしい。『愛を耕すひと』は現在、全国の映画館で公開中。

作品情報

<STORY>
舞台は18世紀デンマーク。退役軍人のルドヴィ・ケーレン大尉は、貴族の称号を懸け、ひとり荒野の開拓に名乗りを上げる。しかし、それを知った有力者フレデリック・デ・シンケルが、ありとあらゆる手段でケーレンを追い払おうと躍起になる。襲い掛かる自然の脅威とデ・シンケルからの非道な仕打ちに抗いながら、彼のもとから逃げ出した使用人の女性アン・バーバラや家族に見捨てられた少女アンマイ・ムスとの出会いにより、ケーレンの頑なに閉ざした心に変化が芽生えてゆく…。

タイトル:『愛を耕すひと』
原題:Bastarden
監督:ニコライ・アーセル
脚本:アナス・トマス・イェンセン、ニコライ・アーセル
原作:イダ・ジェッセン「The Captain and Ann Barbara(英題)」
出演:マッツ・ミケルセン、アマンダ・コリン、シモン・ベンネビヤーグ
2023年|デンマーク、スウェーデン、ドイツ|字幕翻訳:吉川美奈子|127分|G
© 2023 ZENTROPA ENTERTAINMENTS4, ZENTROPA BERLIN GMBH and ZENTROPA SWEDEN AB
配給:スターキャット、ハピネットファントム・スタジオ
後援:デンマーク王国大使館
公式サイト:https://happinet-phantom.com/ai-tagayasu
公式X:@ai_tagayasu
#愛を耕すひと

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