映画『バイオハザード』(2026)を紹介&解説。
映画『バイオハザード』(2026)概要
映画『バイオハザード』(2026)は、ザック・クレッガー監督(『バーバリアン』『WEAPONS/ウェポンズ』)が、カプコンの人気ゲーム「バイオハザード」シリーズを基に描く新たな実写ホラー映画。過去の実写シリーズを直接継承せず、新たな登場人物によるオリジナルストーリーとして再構築される。
物語の中心となるのは、医療物資を運ぶ配達員ブライアン。ある運命的な夜、仕事の途中で異常事態へ巻き込まれ、感染者や怪物が出現する混乱の中で生き残りを懸けることになる。主演はオースティン・エイブラムス。共演にザック・チェリー、カリ・レイス、ポール・ウォルター・ハウザー、ジョンノ・ウィルソンら。
作品情報
| 日本版タイトル | 『バイオハザード』 |
|---|---|
| 原題 | Resident Evil |
| 製作年 | 2026年 |
| 本国公開日 | 2026年9月18日 |
| 日本公開日 | 2026年10月9日 |
| ジャンル | ホラー/スリラー/アクション |
| 製作国 | アメリカ/ドイツ |
| 原作 | カプコン「バイオハザード」シリーズ(ゲーム) |
| 上映時間 | 93分 |
| 監督 | ザック・クレッガー |
|---|---|
| 脚本 | ザック・クレッガー/シェイ・ハッテン |
| 製作 | ロバート・クルツァー/ザック・クレッガー/ロイ・リー/ミリ・ユン/アサド・キジルバシュ/カーター・スワン |
| 製作総指揮 | オリバー・ベルベン/ヴィクター・ハディダ/リチャード・ライト/ロバート・ベルナッキ |
| 撮影 | ダリウス・ウォルスキー |
| 編集 | ジョー・マーフィ |
| 出演 | オースティン・エイブラムス/ザック・チェリー/カリ・レイス/ポール・ウォルター・ハウザー/ジョンノ・ウィルソン |
| 製作 | コンスタンティン・フィルム/トライスター・ピクチャーズ/デイヴィス・フィルムズ/ヴァーティゴ・エンターテインメント/プレイステーション・プロダクションズ |
| 配給 | コロンビア・ピクチャーズ/ソニー・ピクチャーズ |
あらすじ
医療物資を運ぶ配達員ブライアンは、ある夜、仕事のため目的地へ向かっていた。
しかし、何気ないはずだった一晩は突然崩壊する。周囲では異常な事態が次々と発生し、ブライアンは感染者や怪物が存在する危険な状況へ巻き込まれていく。
何が起きているのかも分からないまま、彼は絶え間なく迫る脅威から逃れ、生き残るために行動を開始する。
主な登場人物(キャスト)
ブライアン(オースティン・エイブラムス):医療物資を運ぶ配達員。本作の主人公。仕事中に発生した異常事態へ巻き込まれ、怪物や感染者が徘徊する世界で生存を懸ける。
デイヴ(ザック・チェリー):アンブレラ社に関係する科学者。
ポーリン(カリ・レイス):アンブレラ社に関係する人物。過去に軍事経験を持つ人物として報じられている。
カール(ポール・ウォルター・ハウザー):アンブレラ社に関わる人物。
マックス(ジョンノ・ウィルソン):アンブレラ社側の人物として登場するキャラクター。
作品の魅力解説(公開前時点)
最大の注目点は、長く映画化されてきた「バイオハザード」を、ザック・クレッガーという現在のホラー界でも特に作家性の強い監督へ委ねたことにある。
クレッガーは『バーバリアン』で物語の前提そのものを途中から大胆に崩し、『WEAPONS/ウェポンズ』では複数の人物や視点を組み合わせながら奇妙な恐怖を構築した。本作でも過去の映画版を再現するのではなく、新キャラクターを中心とした独自の物語を選択している。
一方で、アンブレラ社やラクーンシティをはじめ、ゲームシリーズを想起させる世界観は維持される。シリーズの設定を利用しながら、主人公を特殊部隊員や戦闘のプロではなく、突然異常事態に巻き込まれた配達員としたことで、初期ゲームの「未知の場所へ放り込まれ、生き残る」サバイバルホラー感覚へ接近できる構造だ。
撮影を担当するのは『プロメテウス』『オデッセイ』など多数のリドリー・スコット作品を手がけたダリウス・ウォルスキー。シリーズIPの再利用というより、ホラー映画監督の個性を前面に出した再構築として注目したい。
ライター/エディター/映画インスタグラマー。2019年に早稲田大学法学部を卒業。東京都職員として国際業務等を経験後、ライター業に転身。各種SNS(Instagram・X)やYouTubeチャンネル「cula 見て聞く映画マガジン(旧:アルテミシネマ)」においても映画や海外ドラマ、音楽といったカルチャーに関する情報レビューを発信している。
