ティモシー・シャラメが29歳で主演男優賞2度目のノミネート(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)を果たし、アカデミー賞史上、ジェームズ・ディーン以来の快挙となった。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』でボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメが、第96回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、29歳にして2度目の快挙を達成した。同賞における若手俳優の歴史が新たに塗り替えられることとなる。
ティモシー・シャラメ、ジェームズ・ディーン以来の快挙
29歳での二度目のノミネートは、実に68年ぶりの記録となる。最後にこの記録を達成したのはジェームズ・ディーンで、1955年の『エデンの東』と1956年の『ジャイアンツ』で連続ノミネートを果たした。ただし、ディーンの場合は24歳での事故死後のノミネートであった。
20代での主演男優賞ノミネート、その歴史
20代で複数回のノミネートを果たした男優はこれまでわずか3名のみ。ミッキー・ルーニーは1939年『青春一座』で19歳、1943年『町の人気者』で23歳時にノミネート。また、マーロン・ブランドは27歳から29歳の間に『欲望という名の電車』(1951年)、『革命児サパタ』(1952年)、『ジュリアス・シーザー』(1953年)と3作品でノミネートされている。
男女の年齢差が浮き彫りに
20代での主演賞ノミネートは、女性の場合はより一般的だ。ジョーン・フォンテイン、オードリー・ヘップバーン、ジョディ・フォスター、ケイト・ウィンスレットらが達成。さらにシャラメの共演者であるシアーシャ・ローナンとジェニファー・ローレンスも、30歳未満で3度のノミネート経験を持つ。
なお、主演男優賞の最年少受賞者は、2002年『戦場のピアニスト』で29歳での受賞を果たしたエイドリアン・ブロディであり、ブロディは今年『ブルータリスト』でも再びノミネートされている。




