ロサンゼルスを襲う大規模な山火事の影響により、アカデミー賞の選考スケジュールが大幅に変更されることとなった。死者24人を出す未曾有の被害をもたらしている事態を受け、主催者は支援活動を本格化させている。
式典スケジュールの変更と緊急支援へ
アカデミー賞を主催する映画芸術科学アカデミーは1月13日、ノミネーション投票期間を1月17日まで延長し、発表を1月23日に変更すると発表した。発表はメディア関係者の参加なしで、オンラインで実施される。また、2月10日に予定されていた恒例のノミネーション受賞者昼食会は中止となり、2月18日開催予定だった科学技術賞の授賞式も延期が決定した。
第97回となる本編の授賞式は、現時点では予定通り現地時間3月2日にハリウッドのドルビー・シアターで開催される見通しだ。
主催者からのメッセージと支援活動
アカデミーのCEOを務めるビル・クレイマー氏と会長のジャネット・ヤン氏は共同声明で「多くのコミュニティメンバーが経験している深い喪失と山火事の影響に、私たちは心を痛めています」と述べた。さらに「映画業界の統一力となってきたアカデミーは、この困難に立ち向かうために共に立ち上がることを約束します」と語った。
アカデミーはすでに、被災者支援のためMPTFに75万ドル(約1億1800万円/1月14日時点)を寄付。今年の司会を務めるコナン・オブライエンも1月11日、自身のInstagramで「この深刻な状況に影響を受けている方々に心を寄せています。どうか安全に」とメッセージを投稿した。
他の授賞式への影響
1月12日に開催予定だったクリティクス・チョイス・アワードは1月26日に延期となり、会場をサンタモニカのバーカー・ハンガーに移して実施される。一方、2025年のグラミー賞は予定通り2月2日にロサンゼルスで開催されるが、山火事の被災者支援のための募金活動も併せて行われる予定だ。
1月7日に発生した今回の山火事は、ロサンゼルス地域に甚大な被害をもたらしている。現地時間1月12日時点で死者は24人に達し、多くの住民が避難を強いられている状況が続いている。





