第39回東京国際映画祭のコンペティション部門審査委員長に、ロルフ・デ・ヒーア監督が決まった。
第39回東京国際映画祭のコンペティション部門で、ロルフ・デ・ヒーア監督が審査委員長を務めることが発表された。映画祭は2026年10月26日(月)から11月4日(水)まで開催される。
東京国際映画祭の審査委員長にロルフ・デ・ヒーア監督
デ・ヒーア監督はオーストラリア・タスマニアを拠点に、監督、脚本家、プロデューサーとして40年以上活動してきた。監督作の『悪い子バビー』(1993)はヴェネチア国際映画祭で審査員特別賞と国際映画批評家連盟賞を受賞。『十艘のカヌー』(2006)はカンヌ国際映画祭「ある視点」部門の審査員特別賞に輝いている。
映画祭の発表によると、これまでに手がけた4作品がカンヌ国際映画祭のオフィシャル・セレクションに選出された。幅広いジャンルの作品を撮ってきた監督が、今年のコンペティション作品をどう評価するのか注目される。
「少なくとも15本の映画を観て、語り合う」
デ・ヒーア監督は審査委員長就任にあたり、「映画をつくればつくるほど、映画を観る機会は減ってしまいます」とコメント。大きなスクリーンで作品を観る機会はさらに限られるとした上で、コンペティション部門の少なくとも15本を鑑賞し、ほかの映画人と語り合えることへの喜びを伝えた。
また、東京国際映画祭フェスティバル・ディレクターの久松猛朗は、デ・ヒーア監督を迎えられることを喜び、「多彩な作品が集う今年のコンペティションに新たな対話と発見が生まれることを期待しています」と述べている。
東京国際映画祭は10月26日から開催
第39回東京国際映画祭の会期は、10月26日(月)から11月4日(水)まで。デ・ヒーア監督が審査委員長を務めるコンペティション部門では、どの作品が高い評価を受けるのか。その審査にも関心が集まりそうだ。
以下、コメント全文
ロルフ・デ・ヒーア監督
東京国際映画祭に参加できることは、私たち映画に携わる者にとって光栄なことです。映画監督である私にとっては、ひときわ特別な機会です。映画をつくればつくるほど、映画を観る機会は減ってしまいます。ましてや、大きなスクリーンで観るとなれば、なおのこと。ところが今回は、審査委員の一員として、少なくとも15本の映画を観て、ほかの映画人たちと語り合うという務めが、責務があるのです!しかも、ただの15本ではありません。世界中の素晴らしい映画人たちが手がけた作品の中から選ばれた、コンペティション部門の15本です!そして、その舞台は、世界屈指の豊かな映画文化が息づく街、東京。これ以上の幸せがあるでしょうか?
東京国際映画祭フェスティバル・ディレクター 久松猛朗
ロルフ・デ・ヒーア監督を第39回東京国際映画祭コンペティション部門の審査委員長にお迎えできることを大変嬉しく思います。独自の視点と揺るぎない映画作家精神で、長年にわたり世界の映画に新たな可能性を切り拓いてきたロルフ・デ・ヒーア監督。その豊かな経験と深い洞察によって、多彩な作品が集う今年のコンペティションに新たな対話と発見が生まれることを期待しています。
