映画『温泉シャーク2 九州大決戦』(2026)を紹介&解説。
映画『温泉シャーク2 九州大決戦』概要
映画『温泉シャーク2 九州大決戦』は、井上森人監督(『温泉シャーク』)が、温泉に出現する凶暴なサメという奇想天外な設定をさらに拡大し、九州を舞台に描く特撮アクション・コメディ。前作で暑海市を襲った「温泉シャーク騒動」の影響が残るK県湯国町で、ミュージシャンを夢見る女子高生・速見天満が町に伝わる「サメ太郎像」を壊してしまったことをきっかけに、新たな失踪事件が発生する。主演は柴田瑠歌。前作から金子清文、内藤正記、藤村拓矢、中西裕胡、椎名すみやらが続投する。
作品情報
| 日本版タイトル | 『温泉シャーク2 九州大決戦』 |
|---|---|
| 製作年 | 2026年 |
| 日本公開日 | 2026年9月4日 |
| ジャンル | アクション/コメディ |
| 製作国 | 日本 |
| 原作 | 無 |
| 上映時間 | 88分 |
| 監督・脚本 | 井上森人 |
|---|---|
| 製作 | 永田雅之 |
| 撮影 | 井野口功一 |
| 作曲 | 神馬譲 |
| 出演 | 柴田瑠歌/金子清文/内藤正記/藤村拓矢/中西裕胡/椎名すみや/橋本昭平/須賀裕紀/石川紗彩/植村友紀/宇佐美えり/青柳尊哉/板倉光隆/勝野洋ほか |
| 製作 | PLAN A |
| 配給 | ニチホランド |
あらすじ
古くから「サメ太郎」伝説が語り継がれてきたK県湯国町。町にはサメを祀る意匠が残され、かつて恐ろしいサメを退治した英雄の記憶が受け継がれている。
しかし、暑海市で発生した「温泉シャーク騒動」の影響で観光客は減少し、湯国町は活気を失いつつあった。
町で暮らす女子高生・速見天満は、ミュージシャンになることを夢見ていた。ある夜、天満は地元で大切にされてきた「サメ太郎像」を誤って壊してしまう。その直後、町を訪れていた観光客が姿を消す事件が発生。やがて湯国町は、新たな温泉シャークの脅威に巻き込まれていく。
主な登場人物(キャスト)
速見天満(柴田瑠歌):本作の主人公。K県湯国町で暮らし、ミュージシャンになることを夢見る女子高生。町に伝わる「サメ太郎像」を誤って壊した直後、新たな失踪事件が発生する。
作品の魅力解説
温泉×サメという怪作が、今度は九州規模の“大決戦”へ
温泉にサメが出現するという荒唐無稽なアイデアを真正面から映像化した『温泉シャーク』の続編。本作では舞台を九州へ移し、前作で起きた事件そのものが世界観の一部として残る形で物語が拡張されている。
新たな舞台となる湯国町には「サメ太郎」伝説が存在し、サメは突然現れるだけの怪物ではなく、土地の歴史や伝承にも結びつけられている。ご当地映画、怪獣映画、サメ映画の要素を混ぜ合わせた独自の世界観が、さらに大規模になった続編だ。
女子高生、マッチョ、凶暴ザメ軍団が激突する特撮エンターテインメント
主人公は、ミュージシャンを夢見る女子高生・速見天満。一方で、前作の異色キャラクター「マッチョ」も再登場し、公式には「女子高生とマッチョが挑む、未来を賭けた熱血バトル」と打ち出されている。
実写特撮、特殊造形、CG・VFXを組み合わせながら、通常のサメ映画とは明らかに異なる方向へ突き進むのがシリーズ最大の個性。サメ映画というジャンルの定型を利用しつつ、日本の怪獣・特撮文化の感覚で大胆に遊ぶ作品となっている。
九州ロケとクラウドファンディングで作られた“ご当地サメ映画”
本作では熊本県小国町をはじめ九州各地でロケが行われた。製作に向けたクラウドファンディングでは3,000万円を超える支援を集めるなど、前作から続くファン参加型の映画作りも大きな特徴となっている。
単に九州を背景として使うのではなく、温泉文化そのものをサメ映画へ組み込みながら、地域と奇抜なジャンル映画を結びつける企画性も注目ポイントだ。
