実写版『モアナと伝説の海』北米初日首位スタート! 高額な製作費の回収が焦点

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モアナ(キャサリン・ラガアイア)、実写版『モアナと伝説の海』より © 2026 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.

実写版『モアナと伝説の海』が北米初日首位スタート。


ディズニーの実写版『モアナと伝説の海』が北米で7月10日に封切られ、金曜日の興行収入ランキングで首位に立った。

一方、初日の興行収入は北米3,875館で1,800万ドル(約29億2,500万円)。週末3日間では4,500万ドル(約73億1,250万円)前後と予測されており、2016年に公開されたアニメーション版の初週末成績を下回る見通しとなっている。

日本では、2026年7月31日より全国公開される。

実写版『モアナと伝説の海』、北米初日は1,800万ドルで首位

実写版『モアナと伝説の海』は、北米公開初日に1,800万ドル(約29億2,500万円)を記録した。順位では首位を獲得したものの、他社の集計予測による週末3日間の興行収入は4,500万ドル(約73億1,250万円)程度とみられている。

2016年のアニメーション映画『モアナと伝説の海』は、北米公開初週末に5,600万ドル(約91億円)を記録していた。実写版の週末成績が現在の予測どおりとなれば、アニメーション版を約1,100万ドル下回る計算だ。

首位発進そのものは堅調だが、実写版には2億5,000万ドル(約406億2,500万円)という巨額の製作費が投じられたと報じられている。アニメーション版の製作費は1億7,500万ドル(約284億3,750万円)だったとされ、実写版はそれを大きく上回る。

そのため、本作の成否を判断するうえでは、初週末の数字だけでなく、夏休み期間にどれだけ長く観客を集められるかが重要になりそうだ。

シリーズ人気は根強い一方、実写リメイク作品は明暗

「モアナ」シリーズは、ディズニーにとって世界的な人気を持つ有力フランチャイズだ。

アニメーション版第1作は世界興行収入6億4,200万ドル(約1,043億2,500万円)を記録。その後もDisney+で長期にわたって視聴され、ディズニーを代表する人気作品のひとつとなった。

2024年公開の『モアナと伝説の海2』は、感謝祭期間に2億2,500万ドル(約365億6,250万円)という記録的な北米デビューを飾り、最終的な世界興行収入は10億ドル(約1,625億円)を突破している。

一方、近年のディズニーによる実写リメイク作品は、興行面で明暗が分かれてきた。

『ジャングル・ブック』は世界で9億6,700万ドル(約1,571億3,750万円)、『美女と野獣』は12億6,000万ドル(約2,047億5,000万円)、『ライオン・キング』は16億ドル(約2,600億円)を記録した。

これに対し、『リトル・マーメイド』は5億6,900万ドル(約924億6,250万円)、『白雪姫』は2億500万ドル(約333億1,250万円)にとどまった。一方、2025年の『リロ&スティッチ』は10億ドル(約1,625億円)を突破しており、実写リメイクという形式だけで成否が決まるわけではないことも示している。

実写版『モアナと伝説の海』では、キャサリン・ランガイアが主人公モアナを演じ、アニメーション版でマウイの声を担当したドウェイン・ジョンソンが、実写でも同役を続投。『ハミルトン』のトーマス・ケイルが監督を務めている。

物語は、故郷の島を脅かす古代の呪いを止めるため、海に選ばれた少女モアナが半神半人の英雄マウイとともに大海原へ旅立つ姿を描く。

『Evil Dead Burn(原題)』など新作もランクイン

同じ金曜日には、ホラー映画『Evil Dead Burn(原題)』も北米公開を迎え、3,004館で670万ドル(約10億8,875万円)を記録して2位に入った。

週末3日間では1,500万ドル(約24億3,750万円)前後が見込まれている。前作『死霊のはらわたライジング』の初週末2,500万ドル(約40億6,250万円)には及ばないものの、同シリーズは比較的抑えた製作費で作られているため、今後の推移が注目される。

『死霊のはらわたライジング』は、最終的に世界興行収入1億4,700万ドル(約238億8,750万円)を記録した。

セバスチャン・バニセク監督による『Evil Dead Burn(原題)』は、夫を亡くしたばかりの女性が義理の家族の家に身を寄せたことから、家族が邪悪な死霊へと変貌していく恐怖を描く。スヘイラ・ヤクーブ、ハンター・ドゥーハン、ルシアン・ブキャナンらが出演している。

オリヴィア・ワイルドが監督・主演を務めるA24作品『The Invite(原題)』は、拡大公開初日の金曜日に240万ドル(約3億9,000万円)を記録し、5位に入った。

A24がサンダンス映画祭での上映後に1,200万ドル(約19億5,000万円)で権利を取得した作品であることを踏まえると、まずは堅実なスタートといえる。離婚寸前の夫婦が、自由奔放な上階の隣人夫婦を夕食に招いたことから始まる騒動を描き、セス・ローゲン、ペネロペ・クルス、エドワード・ノートンらが出演する。

公開2週目の『ミニオンズ&モンスターズ』は、金曜日に650万ドル(約10億5,625万円)を加えて3位。週末3日間では2,100万ドル(約34億1,250万円)が見込まれ、前週の通常週末3日間に記録した3,640万ドル(約59億1,500万円)から約43%減となる見通しだ。

同作は独立記念日を含む公開5日間で約6,100万ドル(約99億1,250万円)を記録しており、週末終了時点の北米累計は1億800万ドル(約175億5,000万円)に達すると予測されている。日本では2026年8月7日公開予定。

『トイ・ストーリー5』は金曜日に570万ドル(約9億2,625万円)を記録し、4位となった。公開4週目の週末興行収入は1,800万ドル(約29億2,500万円)が見込まれ、北米累計は4億300万ドル(約654億8,750万円)に達する見通しだ。

世界興行収入10億ドル(約1,625億円)の大台も視野に入り、シリーズ最高記録を持つ『トイ・ストーリー4』の10億7,000万ドル(約1,738億7,500万円)にどこまで迫れるかにも注目が集まる。

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