福原遥、細田佳央太らが『あの星』完成披露で作品への思いを語った。
映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』の完成披露試写会が7月6日(月)、東京・丸の内ピカデリー1で開催され、主演の福原遥をはじめ、細田佳央太、出口夏希、井之脇海、倍賞千恵子、原作者の汐見夏衛、新城毅彦監督が登壇した。
本作は、2023年12月に実写映画として公開され、観客動員350万人、興行収入45億円を突破した『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の続編にして完結編。現代から1945年へタイムスリップした女子高生・百合と、特攻隊員として空に消えた彰の物語のその後を描く。
公開に先駆けて行われた今回の完成披露では、福原演じる主人公・百合の名前にちなみ、会場に777本の百合の花を用意。舞台上だけでなく、来場者にも百合の花が配られ、会場全体が作品の世界観に包まれる中でキャスト陣が思いを語った。
福原遥、続編完成に「ついにこの日がやって来た」
彰(水上恒司)の夢でもあった高校教師になった百合を演じる福原は、登壇すると「本日はお忙しい中お集まりいただきありがとうございます。ついにこの日がやって来たということでとても嬉しいです!」と挨拶。前作から続く物語が観客に届けられることへの喜びをにじませた。

福原遥 ©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
続編制作が決まった時の心境について、福原は「続編が出来るんだって本当にビックリしました」と率直に回想。「あれから百合がどんな人生を送っているのか気になっていたので、7年後の百合の成長した姿を演じられる事が嬉しかった。続編が出来るのは沢山の方々に愛していただいたからだと思って、本当に嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいになりました」と語った。
また、本作で初めて先生役に挑んだ福原は「まさか自分が先生役をやるとは思っていなかったので、先生はできないと思いながら最初は怖くて仕方がなかった」と明かしながらも、「もう先生とか考えずに“届けたい!という思いを生徒たちに必死に伝えようと一生懸命やっていました」と、役への向き合い方を振り返った。
細田佳央太、続編参加へのプレッシャーを告白
本作から参加し、百合の前に現れる青年・涼を演じる細田佳央太は、大ヒット作の続編に加わることについて「なかなか怖かったです。これだけ大きく沢山の方々に届いた作品の続編を自分に任せていただくというのは…なかなかのプレッシャーを感じたりもしました」とコメント。
一方で、「それは逆を言えば、自分を必要としてもらって、しかも自分でもやったことない作品ジャンルだったので、頑張ろうと前向きな気持ちでオファーを受けさせていただきました」と、出演を決めた思いを語った。

細田佳央太 ©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
福原とは本作が初共演。細田は福原について「集中力が物凄く高くて深い方。0から100に上げる時の感情の持って行き方などを見て、凄く大きなエンジンを積まれている方という印象を受けました」と表現した。これに対して福原も、「何回も共演した事があるような安心感があって、撮影に入る前から役について色々お話させてもらいながら本当に安心して撮影に挑めました。ご一緒できて嬉しかったです」と信頼を寄せた。
若き日の千代を演じる出口夏希は、続編への参加について「千代としてもう一度あの『あの花』の世界に戻っていけることが何より楽しかった」とコメント。千代とお見合い結婚する林吉役の井之脇海は、出口との重たいシーンを振り返り、「感情を繋ぐのがしんどかったけれど、出口さん含めて現場の空気は前向きで、支えていただいた」と話した。

出口夏希 ©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
年老いた千代を演じる倍賞千恵子は、撮影現場について「スタジオに入った時に、映画を愛している人たちが集まっているという空気が伝わって来た」と述べ、「映画作りという山登りを新しいスタッフの方々と一緒に出来るんだと思って、楽しく撮影する事が出来ました」と充実感を語った。

倍賞千恵子 ©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
七夕の願い、福原遥は「作品がたくさんの方に届きますように」
イベントでは、七夕前夜にちなみ、登壇者が短冊形のフリップに書いた願い事を発表した。
ベランダ家庭菜園に挑戦したいという井之脇は「野菜が育ちますように」と願い、細田は「下半期も健康第一」と記入。出口は「夏祭りに行きたい」と夏らしい願いを明かし、福原と「行こうね」と約束を交わす場面もあった。
そして福原は、座長らしく「この作品がたくさんの方に届きますように」と願いを披露。「これが本当に一番の願い。本作は続編であり完結編なので、多くの皆さんに届いてくれたらと願っております」と力を込めた。倍賞は「世界のあちこちで起きている戦争を今すぐ止めてください」と祈願し、会場から温かな拍手が送られた。

福原遥 ©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
最後に福原は、「ついに皆さんに本作が届くのかと思うとドキドキワクワクしていますが、あれから7年が経って百合がどのような人生を送って、どのように成長しているのか。それぞれの人生が丁寧に描かれているので、色々なものを感じていただけると思います。今ある当たり前が当たり前じゃないという、日常の幸せを感じられる作品になっていると思いますのでぜひ楽しんでご覧ください」と呼びかけた。
あの夏の出会いから始まった百合と彰の愛の物語は、続編にして完結編となる本作でどのような結末を迎えるのか。映画『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』は、8月7日(金)より全国公開される。
作品情報
日本版タイトル:『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
原題:『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』
公開日:2026年8月7日(金)
監督:新城毅彦
脚本:山浦雅大
出演:福原遥、細田佳央太、出口夏希、豊嶋花、井之脇海、伊藤健太郎、中嶋朋子、水上恒司、上川周作、小野塚勇人、松坂慶子、倍賞千恵子
原作:汐見夏衛『あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。』(スターツ出版文庫)
主題歌:「邂逅」福山雅治
音楽:日向萌
2026年/日本/制作プロダクション:ダーウィン/企画・制作幹事・配給:松竹
公式サイト:https://movies.shochiku.co.jp/anohoshi-movie
©2026「あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。」製作委員会
