クリス・プラット、米建国250周年の歴史コメディ短編に出演へ - 政府資金企画で歴史家グッドウィンと異色タッグ

クリス・プラット、米建国250周年の歴史コメディ短編に出演へ - 政府資金企画で歴史家グッドウィンと異色タッグ NEWS
クリス・プラット

クリス・プラット、米建国250周年企画に出演へ。


クリス・プラットが、アメリカ建国250周年を記念した歴史コメディ短編シリーズに出演することがわかった。米『Variety』が報じている。

共演するのは、大統領史を専門とする歴史家ドリス・カーンズ・グッドウィン。ハリウッドスターと歴史家という、かなり意外な組み合わせによる“歴史バディコメディ”になりそうだ。

クリス・プラット、米建国250周年企画で歴史コメディに挑戦

本作は、デジタル/クリエイティブメディアスタジオのATTN:が手がける、タイトル未定のコメディ短編シリーズ。プロデューサーには、「Veep/ヴィープ」や「ホワイトハウス・プラマーズ」などで知られるエミー賞受賞者アレックス・グレゴリーが参加する。

シリーズでは、クリス・プラットがアメリカ史への情熱を語ろうとするものの、どうやら知識の正確さは熱量に追いついていない……という設定で物語が展開される。そこで登場するのが、歴史家のドリス・カーンズ・グッドウィン。彼女はエグゼクティブプロデューサー、編集アドバイザー、そして画面上の“歴史の権威”として参加し、プラットの歴史トークを正しい方向へ導いていく。

米国務省が資金提供、海外向けの公共外交企画に

今回のシリーズは、アメリカ国務省の公共外交部門および教育文化局から資金提供を受けているという。発表によれば、本企画は、在外公館や文化交流、デジタルコミュニケーションなどを通じて、海外の人々にアメリカを伝える取り組みの一環として位置づけられている。

制作側は、本シリーズを「現代的なデジタルストーリーテリングを通じて、アメリカの憲法上の価値観と歴史を国際的な観客に届ける公共外交イニシアチブ」と説明している。

2026年は、アメリカが独立宣言から250周年を迎える大きな節目。シリーズは、憲法上の価値を象徴する人物や出来事を各エピソードで取り上げ、ライブアクションとアニメーションを組み合わせながら、建国の理念をわかりやすく伝えていくという。

「Faster Class」的な歴史授業に?

関係者の間では、本作はアメリカ史版の“Faster Class”とも呼ばれているようだ。堅い歴史講義ではなく、クリス・プラットのユーモアと好奇心、そしてグッドウィンの専門知識とファクトチェックを組み合わせることで、学びやすく、見やすい短編シリーズを目指している。

ATTN:共同創設者兼CEOのマシュー・シーガルは、今回の企画について次のように語っている。

ATTN:では、重要なテーマをより幅広い観客にとって身近なものにする新しい方法を、常に探しているのです。アメリカ建国250周年は、この国を形作ってきた物語、原則、そして人々を改めて紹介する、外交上のユニークな機会です。クリスとドリスは意外な組み合わせですが、完璧なペアでもあります。エンターテインメントと専門性を結びつけることで、有益で、楽しく、そしてはっきり現代的なものに感じられるのです

ATTN:はオバマ夫妻やブッシュ夫人らとも協業

ATTN:は2014年設立のメディアスタジオで、市民参加や公共教育を扱う非党派の発信者として知られている。これまでにも、バラク・オバマ、ビル・クリントン、ミシェル・オバマ、ローラ・ブッシュ、ジル・バイデン、アーノルド・シュワルツェネッガー、アン・ロムニーら、政治的立場をまたぐ著名人と協業してきた。

一方で、米『Variety』は、トランプ政権2期目に入って以降、公共の人文支援が削減対象として議論されていることにも触れている。そうした文脈の中で、米国政府の資金が入ったエンターテインメント型の歴史企画がどのように受け止められるのかも注目されそうだ。

クリス・プラットとドリス・カーンズ・グッドウィンによる異色の歴史コメディ短編シリーズは、アメリカの建国理念を、海外の観客にどのような言葉と笑いで届けるのか。配信時期や正式タイトルなど、今後の続報が待たれる。

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