グレイシー・エイブラムスが新作『Daughter From Hell』を7月にリリースする。
シンガーソングライターのグレイシー・エイブラムス(Gracie Abrams)が、新アルバム『Daughter From Hell』を7月17日にインタースコープ・レコードからリリースすることを発表した。2023年の『Good Riddance』、2024年の『The Secret of Us』に続く3作目のアルバムであり、世界的なブレイクを経た彼女の次の章を示す作品となる。
3作目のアルバム『Daughter From Hell』が7月に到着
グレイシーは現地時間5月11日、自身のSNSを通じて新作のタイトルと発売日を公表した。投稿では「わあ、わあ、わあ、興奮でどうにかなりそう。この作品がみんなのものになる準備は、本当にできている」と心境をつづり、ファンに向けてアルバムの到着を告げている。

『Daughter From Hell』
アルバムに先駆けて、先行シングル「Hit the Wall」は米太平洋時間5月14日17時、米東部時間同日20時にリリース予定。日本時間では5月15日9時の配信となる。新作は、これまでの2枚のアルバムにも参加してきた長年のコラボレーター、アーロン・デスナー(Aaron Dessner)とともに制作され、グレイシー自身も作曲とプロデュースに関わっている。
「新しい章への導入」先行曲に込めた思い
グレイシーはメットガラ出席時に、「Hit the Wall」についても言及している。彼女は同曲を「この新しい章への導入」と表現し、「この曲がその導入であることに、感謝しているし、ほっとしています。この曲をとても愛しているし、一緒に作った人たちのことも大好きです。自分の中で形になっている実感があって、それがうれしい。だから、みんなのものになるのが楽しみです」と語った。
この発言からも、同曲が単なる先行シングルではなく、アルバム全体の方向性を示す重要な入口として位置づけられていることがうかがえる。内省的なソングライティングと繊細な感情表現を軸にしてきたグレイシーにとって、『Daughter From Hell』は前作以降の変化をどのように音楽へ落とし込むのかが注目される。
音楽での躍進に続き、A24作品で俳優デビューへ
グレイシーは2024年に発表した2作目のアルバム『The Secret of Us』で、イギリス、オーストラリア、オランダのチャートで初の1位を記録。米ビルボード200でも最高2位に到達し、同年のワールドツアー、2025年のアリーナ公演へとつなげた。
また、音楽活動に加えて、A24の映画『Please(原題)』で俳優デビューを飾る予定である。同作はハリナ・ラインが脚本・監督を務める作品で、グレイシーは『マッドマックス:フュリオサ』や『スーヴェニア 私たちが愛した時間』で知られるトム・バークと共演する。
音楽と映画の両面で新たな展開を迎えるグレイシー・エイブラムス。『Daughter From Hell』は、前作で広げた支持をさらに次のフェーズへ進める作品となりそうだ。
