サーチライト・ピクチャーズが、SXSWで上映されたホラー映画『モニター(原題)』の米国配給権を獲得し、2027年の公開を予定している。
サーチライト・ピクチャーズが、マット・ブラックとライアン・ポリーによるホラー映画『モニター(原題)』(Monitor)の米国配給権を獲得した。作品は3月に開催されたSXSWのミッドナイター部門でワールドプレミアを迎えており、同社は英国および東南アジアでの配給も担当する。公開日の詳細は明かされていないものの、2027年の公開が予定されている。
サーチライトがSXSW上映作『モニター』(Moniter)の配給権を獲得
今回の発表は、SXSWでお披露目された新作ホラーをサーチライトが獲得したという点で注目される。『モニター(原題)』は、新進気鋭の監督として知られるブラックとポリーが手がけた作品で、現代のスクリーン世代に向けた『エルム街の悪夢』と『リング』の融合とも評されている。
両監督は声明で、「8年前に短編版『Monitor』を制作した当時、まさかサーチライト・ピクチャーズで映画化されるなんて夢にも思わなかったよ」とコメント。「彼らと組んで、この”“怪物”を映画館へ届けられることが本当にうれしいね」と述べている。
さらにふたりは、『モニター』について「もともと、大勢の観客がスクリーンの前で一緒に恐怖を体験するためのもの」と説明し、「やっぱり大きなスクリーンで観てこそだよね」と映画館公開への思いを語った。
コンテンツモデレーターが“画面越しの死”に直面する
『モニター(原題)』で描かれるのは、インターネット上の過激なコンテンツを日々審査するコンテンツモデレーターの恐怖である。主人公を演じるのはブリタニー・オグレイディで、彼女は業務のなかである謎めいた動画を発見し、フラグを立てて削除する。
しかし、その出来事をきっかけに、彼女と同僚たちは異変に巻き込まれていく。日常のあらゆる画面を介して人を殺す邪悪な存在に狙われることになるという設定で、スマートフォンやPCなど、現代人の生活に深く入り込んだスクリーンそのものが恐怖の入り口となる点が本作の特徴だ。
サーチライト・ピクチャーズの社長マシュー・グリーンフィールドは本作について、「マットとライアンは、画面の端に潜む何かへの集団的な恐怖を直接刺激する、内臓に響くモダンなスリラーを作り上げた」とコメント。「本当に凄まじい体験ができる作品」と、その仕上がりに期待を寄せている。
タズ・スカイラーら出演、製作には『スマイル』のチームも参加
キャストには、主人公を演じるブリタニー・オグレイディのほか、Netflix実写版『ONE PIECE』で知られるタズ・スカイラー、『カセットテープ・ダイアリーズ』のヴィヴェイク・カルラ、『フォー・オール・マンカインド』のイネス・ホイサーテル・アッサーソン、『ボンズマン:悪霊ハンター』のガンナー・ウィリス、『コール・ザ・ミッドワイフ 〜ロンドン助産婦物語〜』のサラ・アレクサンダー、そしてカミラ・ベハラノ・ワールグレンが名を連ねる。
製作陣には、ホラー映画『スマイル』を手がけたマーティ・ボーエン、ワイク・ゴッドフリー、アイザック・クラウスナーが参加。さらに、ジョン・フィッシャーとアドリアン・ゲラがプロデューサーとして加わっている。
また、エグゼクティブプロデューサーにはヌリア・バルス、ハル・サドフ、ベン・レヴィン、デイヴ・ビショップ、ジョージ・ハミルトンが名を連ねており、新鋭監督による作品を支える製作体制にも注目が集まりそうだ。
