『ワイルド・スピード』シリーズ最新作のタイトルが『Fast Forever(原題)』に決定し、2028年春の劇場公開が発表された。
『ワイルド・スピード』フランチャイズの次回作が、正式タイトルと公開日を明らかにした。ユニバーサルは、シリーズ最新作のタイトルが『Fast Forever(原題)』で、2028年3月17日に全米公開予定であると発表。長年にわたり続いてきた“ファミリー”の物語は、新たな節目を迎えることになる。
ユニバーサルが正式発表-次回作は2028年3月公開へ
ユニバーサルは金曜日、“ワイスピ”こと『ワイルド・スピード』シリーズの次回作について、タイトルが『Fast Forever(原題)』であること、そして2028年3月17日に米劇場公開される予定であることを明らかにした。
同フランチャイズの前作にあたる『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は2023年に公開されており、次回作はそれに続く物語として位置づけられている。
なお、続編は当初2025年春の公開が予定されていたが、その後スケジュールが見直され、今回あらためて公開時期が確定した形となった。現時点では、製作チームやキャスト、具体的なプロットについては発表されていない。
ヴィン・ディーゼルが祝福-ポール・ウォーカーとの写真も投稿
フランチャイズの主演を務めるヴィン・ディーゼルは、今回の発表を受けて自身のInstagramを更新し、シリーズでブライアン・オコナーを演じた故ポール・ウォーカーとの写真を投稿した。
ディーゼルはこのニュースを祝福する形で、「この道が簡単だとは誰も言わなかった…でもこれは僕らの道なんだ」と記し、その道が「僕らを定義し、レガシーとなった道」であると振り返っている。さらに投稿の中では、「レガシーは…永遠に続くんだよ」と続け、2028年3月17日の公開日とともに『Fast Forever』というタイトルを強調した。
ウォーカーは2013年11月、『ワイルド・スピード SKY MISSION』の製作期間中に亡くなった。同作では、CGIやアーカイブ映像に加え、弟であるケイレブ・ウォーカーとコディ・ウォーカーがスタンドインを務めることで、彼のキャラクターの物語が完成されている。ディーゼルの今回の投稿は、シリーズを象徴する“ファミリー”の歴史と、その継承を強く印象づけるものとなった。
フィナーレ構想も明言-シリーズは最終章へ
ユニバーサルは『Fast Forever(原題)』について、現時点で製作チームやキャスト、プロットの詳細を明らかにしていない。一方で、主演のヴィン・ディーゼルは、2024年2月に自身のInstagramを通じて、シリーズ第11作目がフランチャイズのコアストーリーのフィナーレになると投稿していた。
当時ディーゼルは、ライターや制作チームとの打ち合わせを終えた後の心境として、「フィナーレへの興奮は、控えめに言っても信じられないほどのものだった」と記し、この作品が「単なる終わりじゃない」と強調。「僕らが一緒に築いてきたすばらしいファミリーの祝福なんだ」と述べている。
また、昨年ディーゼルは、故ポール・ウォーカーの弟であるコディ・ウォーカーが企画した自動車イベント、フューエル・フェストに参加。イベント中には、次回作が「カーカルチャー、ストリートレースへの回帰」をフィーチャーすると明かし、ドミニク・トレットとブライアン・オコナーの再会を示唆する発言も行った。ディーゼルはこの点について、「それがフィナーレで得られるものだよ」と付け加えている。
世界興収70億ドル超のシリーズ-“ファミリー”の物語は完結へ
『ワイルド・スピード』フランチャイズは、2001年公開の第1作『ワイルド・スピード』からスタートし、2019年にはスピンオフ作品『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』も制作されるなど、長年にわたり展開されてきた。シリーズ全体の世界興行収入は70億ドルを超えている。
前作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』には、ミシェル・ロドリゲス、タイリース・ギブソン、リュダクリス、ジョーダナ・ブリュースター、サン・カンといったおなじみの顔ぶれに加え、ジェイソン・ステイサム、ジョン・シナ、ヘレン・ミレン、シャーリーズ・セロン、ジェイソン・モモアらも出演。長い歴史を重ねてきた“ファミリー”の物語は、『Fast Forever(原題)』でひとつの終着点を迎えることになりそうだ。
