『28年後… 白骨の神殿』が全米興行で首位を獲得し、『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』の連続首位が途切れた。
全米ボックスオフィスに動きがあった。ニア・ダコスタ監督によるホラースリラー『28年後… 白骨の神殿』が、金曜日の興行成績で560万ドル(約8億8,480万円)を記録し、4週間にわたり首位を維持してきた『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』を抜いてランキングのトップに立った。
『28年後… 白骨の神殿』が初日560万ドルで首位発進
『28年後… 白骨の神殿』は、北米3,506館での公開初日に560万ドル(約8億8,480万円)を稼ぎ、全米興行収入ランキングで首位を獲得した。本作は昨夏に公開された『28年後…』の続編であり、ソニーによる長寿ゾンビフランチャイズの第4作目にあたる。
このホラースリラーは、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーの4日間連休を通じて、1,500万ドル(約23億7,000万円)を上積みする見込みとされている。製作費は6,300万ドル(約99億5,400万円)で、前作の6,000万ドル(約94億8,000万円)をわずかに上回る規模で製作された。
脚本を手がけたのは、シリーズの首謀者であるアレックス・ガーランド。レイフ・ファインズ、ジャック・オコンネル、アルフィー・ウィリアムズが出演し、英国の田園地帯を舞台に致死性のレイジ・ウイルスと対峙する姿が描かれている。批評家からは高い評価を受け、観客調査会社CinemaScoreでは「A-」を獲得した。これはホラージャンルでは稀な評価とされている。
『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は首位陥落も興収は堅調
一方、ジェームズ・キャメロン監督によるシリーズ最新作『アバター:ファイヤー・アンド・アッシュ』は、北米公開5週目の金曜日に320万ドル(約5億560万円)を稼ぎ、ランキングでは2位に後退した。4週間にわたって首位を維持してきたが、今週は新作の台頭によりトップの座を明け渡す形となった。
ただし、興行自体は依然として安定している。マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーの4日間連休を通じて、推定1,700万ドル(約26億8,600万円)を上積みする見込みで、国内興行収入は月曜日までに約3億6,700万ドル(約580億円)に達すると予測されている。
『ファイヤー・アンド・アッシュ』は今回首位の座を失ったものの、週末全体では再び首位に返り咲き、5週連続でトップを獲得する可能性が高いと見られている。シリーズ第1作『アバター』および続編『ウェイ・オブ・ウォーター』はいずれも7週連続で全米興行収入ランキングの首位を記録しており、最新作もそれに近い推移を続けている点は注目される。
その他の上位作品も動き活発 限定公開作や続編企画が存在感
全米興行では、このほかの作品にも動きが見られた。クロエ・ジャオ監督によるシェイクスピア劇『ハムネット』は、数週間にわたる限定公開を経て北米718館に拡大上映され、初期上映期間中に1,300万ドル(約20億5,400万円)を記録した。金曜日にはさらに37万ドル(約5,846万円)を加算し、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア・デーまでに160万ドル(約2億5,280万円)を稼ぐ見込みとされている。
ライオンズゲート配給のスリラー『The Housemaid(原題)』は、金曜日に250万ドル(約3億9,500万円)を追加し、ランキング3位に浮上した。連休を通じた国内興行収入は1億900万ドル(約172億2,000万円)に達する見通しで、製作費が3,500万ドル(約55億3,000万円)に抑えられている点を踏まえると、堅調な推移といえる。主演のシドニー・スウィーニーとポール・フェイグ監督が続投する続編の制作もすでに進行中である。
パラマウントのモンキーホラー『おさるのベン』は、北米公開2週目の金曜日に6位に着地し、140万ドル(約2億2,120万円)を追加した。先週末には、2,100万ドル(約33億1,800万円)の製作費に対し、全世界で1,340万ドル(約21億1,720万円)を稼ぐオープニング成績を記録しており、国内興行収入は月曜日までに620万ドル(約9億7,960万円)に達する見込みだ。
また、ホリデーシーズンから継続上映中の作品も上位を維持している。ディズニーの『ズートピア2』は金曜日に190万ドル(約3億200万円)を稼ぎ4位となった。11月公開作品ながら、競合各社の推計では4日間で1,200万ドル(約18億9,600万円)を加算し、北米興行収入は累計3億9,300万ドル(約621億円)に達すると見込まれている。A24の『マーティ・シュプリーム 世界をつかめ』は、推定160万ドル(約2億5,280万円)で5位に入り、月曜日までの国内興収合計は約8,000万ドル(約126億4,000万円)に到達する見通しだ。


