『死霊館』前日譚の米公開日が2027年9月10日に決定- タイトルは『The Conjuring: First Communion(原題)』

『死霊館 最後の儀式』より、若きエド&ロレイン・ウォーレン ©2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved NEWS
『死霊館 最後の儀式』より、若きエド&ロレイン・ウォーレン ©2025 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved

『The Conjuring: First Communion(原題)』が、「死霊館」ユニバースの前日譚として、2027年9月に全米公開されることが明らかになった。


『死霊館 最後の儀式』によって、パトリック・ウィルソンヴェラ・ファーミガが演じてきたエド&ロレイン・ウォーレン夫妻の物語は一区切りを迎えた。しかし、それでも「死霊館ユニバース」そのものが終焉を迎えたわけではない。

ワーナー・ブラザースは、新たな前日譚映画『The Conjuring: First Communion(原題)』を2027年9月10日に米国で公開すると発表した。メインシリーズ完結後も、フランチャイズが形を変えて継続していくことが、今回の発表によって改めて示された形だ。

前日譚『The Conjuring: First Communion(原題)』が2027年公開へ

ワーナー・ブラザースは、ホラー映画『死霊館』シリーズの前日譚にあたる『The Conjuring: First Communion(原題)』を、2027年9月10日に全米公開すると発表した。ハロウィーンシーズンを目前に控えたこの時期は、同シリーズにとっても相性の良い公開タイミングといえる。

現時点で物語の詳細は明かされていないが、本作はロドリーグ・ユアールが監督を務め、脚本はリチャード・ナイングとイアン・ゴールドバーグが担当する。なお、Deadlineの報道によれば、ワーナー・ブラザースは以前から2027年9月の公開枠を確保していたとされており、今回の発表は計画の一環であったことがうかがえる。

監督ロドリーグ・ユアールとは何者か

本作の監督を務めるロドリーグ・ユアールは、これまで主に短編映画や映像作品を中心にキャリアを築いてきたクリエイターである。代表作には短編映画『Transylvanie(原題)』『Trigger(原題)』『Reel(原題)』があり、ジャンルや形式にとらわれない映像表現を手がけてきた。

また、ミュージシャンのGIMSやYuzmvのミュージックビデオを監督しているほか、近年ではテレビシリーズ『Le monde magique de Jérôme Commandeur(原題)』の演出も担当している。長編劇映画としては比較的新しい存在であるユアールが、『死霊館』という確立されたホラーフランチャイズにどのようなアプローチを見せるのかも、本作の注目点のひとつとなりそうだ。

完結後も拡張を続ける「死霊館ユニバース」

「死霊館」ユニバースは、これまでに『死霊館』を皮切りに、『アナベル 死霊館の人形』『死霊館 エンフィールド事件』『アナベル 死霊人形の誕生』『死霊館のシスター』『アナベル 死霊博物館』『死霊館 悪魔のせいなら、無罪。』『死霊館のシスター 呪いの秘密』、そして昨年公開の『死霊館 最後の儀式』の9作品を展開している(※)。『死霊館 最後の儀式』によって、メインシリーズはひとつの区切りを迎えたが、フランチャイズ全体としては依然として拡張が続いている。

※『ラ・ヨローナ〜泣く女〜』はユニバースとの接点を持ち、時にスピンオフのように同列で語られるが、ピーター・サフランが「ユニバースの一部ではない」と明言している。

シリーズのプロデューサーを務めるピーター・サフランは以前、「まだ掘り下げていないことがたくさんある」と語り、「映画とテレビの両方で本当にエキサイティングな展開ができると思っている」と、今後の可能性に言及している。また、「みんなもう12年間この旅路を一緒に歩んできてくれている」と述べ、長年シリーズを支えてきた観客の存在にも触れていた。

『The Conjuring: First Communion(原題)』は、メインシリーズ完結後の新作でありながら、「死霊館」ユニバースの継続を明確に示す一本となる。物語の詳細やキャスト情報はいまだ明かされていないものの、2027年の公開に向けて、フランチャイズがどのように新たな局面へ踏み出すのか注目される。

なお、「死霊館」ユニバースは現在テレビシリーズも製作が進められており、今後は劇場作品と並行した展開が続いていく見通しだ。

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