米ディズニーワールドの名物アトラクションが永久閉鎖-カーズ新ランド含む過去最大の拡張へ

© Disney / Pixar NEWS
© Disney / Pixar

ディズニーワールドの古典的アトラクションが閉鎖-新たなカーズの世界へ刷新。

歴史ある「リバーズ・オブ・アメリカ」が幕引き

フロリダウォルト・ディズニー・ワールドにおいて、長年親しまれてきた場所「リバーズ・オブ・アメリカ」が、現地時間7月7日をもって閉鎖されることが発表された。これにより、「リバティスクエア・リバーボート」や「トムソーヤ島」といったクラシックな施設がパークから姿を消すことになる。

「リバーズ・オブ・アメリカ」は、1971年の開園当初からマジックキングダムの一部として存在し、アメリカの開拓時代をテーマにした風景を再現してきた。1973年に加わった蒸気船「リバティ・ベル号」は、ナレーション付きの船旅でゲストをガイドし、「トムソーヤ島」では、マーク・トウェインの物語を思わせる体験が楽しめた。

これらの施設の閉鎖は、ディズニーが今後進める「マジックキングダム史上最大の拡張」の一環であり、その跡地には、新たにカーズをテーマにしたエリアが誕生する予定となっている。

カーズ新ランド“ピストン・ピーク”とは?

「リバーズ・オブ・アメリカ」の跡地に新たに誕生するのは、映画『カーズ』シリーズをテーマにした新ランド「ピストン・ピーク・ナショナル・パーク」だ。このエリアは、ディズニーが2024年8月のファンイベント「D23」で本格発表を予定しているもので、米カリフォルニアのカーズランドとは異なる、新たな自然の景観に焦点を当てた構成になるという。

ディズニー公式ブログによれば、ピストン・ピークは“そびえ立つ木々、雪を頂いた山々、息を呑む滝、轟音を立てる川、そして印象的な間欠泉に満ちた荒野”を特徴とし、ロッキー山脈やアメリカの国立公園の象徴的な景観から着想を得た架空の場所として設計される。

このランドには、性格やデザインが異なる2つのライドが導入予定とされている。ひとつは、ライトニング・マックィーンメーターたちが登場するオフロード型のラリーライドで、岩場や間欠泉を駆け抜けるダイナミックな走行体験を提供する。イマジニアはSXSWでの発表において、「これまでにない地形をつくりたい」と語り、新たなレースカーキャラクターの開発にも言及している。

© Disney / Pixar

© Disney / Pixar

もうひとつはファミリー向けのライドで、ゲストが「ビジター・ロッジ」や「レンジャー本部」、自然のトレイルなどを見学・探索する構成になる見込みだ。公開されたイメージによれば、エリア内には複数の水の要素も取り入れられ、視覚的にも豊かな自然の世界が展開されることになる。

他にも続々-拡張が進むディズニーワールド全体の動き

「ピストン・ピーク」は、マジックキングダムを中心とするディズニーワールド全体の大規模拡張計画の一部に過ぎない。ディズニーは、クラシックなアトラクションのリニューアルと並行して、複数の新ランドやライドを導入する計画を次々に発表している。

そのひとつが、「ヴィランズランド」と呼ばれる全く新しいエリアだ。このランドでは、『リトル・マーメイド』のアースラ、『白雪姫』の女王、『アラジン』のジャファーなど、ディズニー作品に登場する悪役たちが主役として登場する。TikTok上では、キャラクターをフィーチャーした編集映像が公開され、ファンの関心を集めている。

また、今後数年にわたって複数の新アトラクションが予定されており、2027年には『ミラベルと魔法だらけの家』をテーマにしたライドや、新たなインディ・ジョーンズライドの登場も控えている。

さらに、ハリウッドスタジオでは、かつて「マペット・ビジョン3D」があったエリアに「モンスターズ・インク」ランドが新設される予定で、ここではディズニー初の“サスペンデッド・ローラーコースター”が導入される。なお、マペットたちは完全に姿を消すわけではなく、ロックンローラーコースターのリテーマ版に登場予定で、カーミットミス・ピギーが音楽フェスティバルを盛り上げる新たな物語が展開されるという。

これらの動きは、ディズニーワールド全体が次の時代に向けて再構築されていることを示しており、今後の展開から目が離せない。

cula をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む