『クィア/QUEER』ダニエル・クレイグ主演で5月公開-切ない大人の愛描く
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督最新作『Queer(原題)』の邦題が『クィア/QUEER』に決定した。007シリーズのジェームズ・ボンドを卒業したダニエル・クレイグが主演を務め、1950年代のメキシコシティを舞台に、アメリカ人駐在員と若き青年との切ない愛の行方を描く物語。併せて日本版ポスタービジュアルと予告編も解禁となった。

©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.
本作は2024年の第81回ヴェネチア国際映画祭でワールドプレミアを迎え、第96回ナショナル・ボード・オブ・レビューではクレイグが主演男優賞を受賞。さらに第82回ゴールデングローブ賞では主演男優賞(ドラマ部門)にノミネートされるなど、国際的な映画賞で高い評価を受けている。ギャガ配給により2025年5月9日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開される。
007卒業後のダニエル・クレイグが魅せる新境地
『クィア/QUEER』は、ルカ・グァダニーノ監督がダニエル・クレイグを主演に迎え、相手を慕い求める男の痛切な思いを描いた作品である。『君の名前で僕を呼んで』でひと夏の切ない恋を描いたグァダニーノ監督が、今度は愛する相手と心身共にひとつになりたいと切望する男の姿を映し出す。

『クィア/QUEER』© Yannis Drakoulidis
主人公の孤独な中年男リーを演じるクレイグは、007シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの鎧を完全に脱ぎ捨て、全く異なる魅力を放つ。自分を保てないほどに相手を求める圧倒的なピュアネスを演じきる姿は、痛々しくも愛おしく、観る者の心を激しく揺さぶる。

『クィア/QUEER』© Yannis Drakoulidis
リーが恋する相手のユージーン役には、ドリュー・スターキーが抜擢された。映画ファンの間では今年最高の”発見”との呼び声も高い新鋭俳優だ。一見クールで感情を露わにしない新世代の若者に見えつつも、己のアイデンティティへの戸惑いや葛藤が垣間見える絶妙な表情で、ユージーンの心の中の繊細なゆらぎを観客に突きつける。
ビート・ジェネレーションの巨匠による自伝的小説を映像化
原作はウィリアム・S・バロウズが自らの謎多き人生を赤裸々に綴り、一度は出版を封印した自伝的小説である。映像面では、トレント・レズナー&アッティカス・ロスが手掛けた音楽と、ニルヴァーナ、プリンス、ニュー・オーダーらの楽曲が聴覚を魅了する。

『クィア/QUEER』© Yannis Drakoulidis
また、ファッションの新たな地平を拓いたJW Andersonのジョナサン・アンダーソンによる衣装が視覚を刺激する。時代と場所を鮮やかに描き出しながら、愛を確かめるために男が選んだ数奇な手段とその結末が、無様でありながら崇高で、どこまでも愛おしく描かれている。
日本版ポスタービジュアルと予告編が解禁
この度解禁された日本版ポスタービジュアルは、リーの足元にユージーンの足がそっと添えられている印象的なカットを全面に使用している。「みっともないほど、君に触れたい」という痛切な思いが込められたセリフがキャッチコピーとなっており、表情は見えなくとも狂おしいほどに恋をし、相手を求めるリーの切々とした感情が伝わってくる。
【動画】『クィア/QUEER』日本版予告編
日本版予告編では、「言葉なしで、君に触れたい」と、究極の愛を探し求める姿が描かれている。「我々は、途方もない世界の、孤独なカケラだ」というリーの言葉から始まり、繁華街の夜道で通りすがりのユージーンと目が合い、一目で恋に落ちる出逢いの瞬間が映し出される。
予告映像では、ユージーンの気を引こうとおどけて挨拶するリーのチャーミングな姿も紡がれていく。ユージーンは好奇心に輝く瞳で未知の世界については知りたがるが、自分のことはほとんど語らず、感情を露にすることもない。そんな限りなくミステリアスな存在に否応なしに惹かれていくリーの姿が切なく表現されている。
1950年代のメキシコを舞台に描く切ない愛の物語
物語の舞台は1950年代のメキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のウィリアム・リーが、若く美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会う。一目で恋に落ちるリーの乾ききった心はユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独の感情ばかりである。
やがてリーは一緒に人生を変える奇跡的な体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出す。その旅の先に待ち受けているものとは何か―この切なく美しい愛の行方を、是非とも映画館で見届けてほしい。
本作は2025年5月9日(金)より新宿ピカデリーほか全国ロードショーとなる。
作品情報
<STORY>
1950年代、メキシコシティ。退屈な日々を酒や薬でごまかしていたアメリカ人駐在員のウィリアム・リーは、若く美しくミステリアスな青年ユージーン・アラートンと出会う。一目で恋に落ちるリー。乾ききった心がユージーンを渇望し、ユージーンもそれに気まぐれに応えるが、求めれば求めるほど募るのは孤独ばかり。リーは一緒に人生を変える奇跡の体験をしようと、ユージーンを幻想的な南米への旅へと誘い出すが──。
タイトル:クィア/QUEER
原題:Queer
監督:ルカ・グァダニーノ
出演:ダニエル・クレイグ、ドリュー・スターキー 他
日本公開:2025年5月9日(金)
2024年|アメリカ・イタリア|カラー|ビスタ|5.1ch|137分|字幕翻訳:松浦美奈|R15+
©2024 The Apartment S.r.l., FremantleMedia North America, Inc., Frenesy Film Company S.r.l.
配給:ギャガ
