A24×ハピネット×TOHOシネマズによる特別上映企画にアカデミー賞2冠『関心領域』が登場
2023年10月にパートナーシップ契約を締結したA24とハピネットファントム・スタジオによる4か月連続特別上映の第2弾として、『関心領域』の上映が決定した。2025年2月24日(月・祝)、TOHOシネマズの劇場で実施される本企画は、毎月24日を「A24の日」として展開されている。
第76回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞し、第96回アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞の2冠に輝いた『関心領域』。昨年の日本公開時には週末動員ランキングで洋画作品として1位を記録し、口コミが広がって話題となった同作が、いよいよ劇場に帰還する。
カンヌ映画祭グランプリ『関心領域』が描く、アウシュビッツ所長の不穏な日常
舞台は第二次世界大戦中のドイツ。アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘスとその家族が送る穏やかで幸せな日常が描かれる。しかし、彼らの生活と壁一つ隔てて聞こえてくる銃声や叫び声、青い空に広がっていく黒い煙が、観る者の心を掻き乱す。アウシュビッツ収容所の中と外を”無関心”という視点で分断して見せた本作は、「まるで自分が試されているようだ」「現代社会にも通ずるものがある」「不穏で、衝撃的」といった反響を呼び、第48回日本アカデミー賞では優秀外国作品賞を受賞した。
アカデミー賞音響賞を受賞 - 映画館でしか体験できない衝撃のサウンドデザイン
「映画館で体感すべき」「耳で観る映画」といった感想に表れているように、本作における音響の存在感は圧倒的だ。収容所の中で何が行われているのか、それを観客に見せずに”聞かせる”ことで、人類史に残る大罪を浮き彫りにする手法は、各国の映画祭でも高い評価を受けてきた。映画館の暗闇の中で、全ての神経を研ぎ澄ませた時にのみ”聞こえてくる”光景が、観る者の想像力を刺激する。
A24×ハピネット×TOHOシネマズ - 『ベイビーガール』など注目の新作ラインナップも続々公開
本企画の上映作品は、各月の上旬に順次発表される予定だ。また、A24とハピネットファントム・スタジオのタッグによる新作の公開も控えている。3月28日(金)には、ニコール・キッドマンの鮮烈な演技で”A24史上最高に挑発的”と全米有力メディアから高評価を受けている『ベイビーガール』が公開。続いて4月4日(金)には、”終わり”を告げる鳥「デス(DEATH)」とある母娘の物語を描いた『終わりの鳥』が、4月25日(金)からは”ヒュー・グラントが怖すぎる”と話題のサイコスリラー『異端者の家』が、それぞれTOHOシネマズ各館で公開される。
作品情報
<STORY>
空は青く、誰もが笑顔で、子供たちの楽しげな声が聴こえてくる。そして、窓から見える壁の向こうでは大きな建物から黒い煙があがっている。時は1945年、アウシュビッツ収容所の所長ルドルフ・ヘス(クリスティアン・フリーデル)とその妻ヘートヴィヒ(ザンドラ・ヒュラー)ら家族は、収容所の隣で幸せに暮らしていた。スクリーンに映し出されるのは、どこにでもある穏やかな日常。しかし、壁ひとつ隔てたアウシュビッツ収容所の存在が、音、建物からあがる煙、家族の交わす何気ない会話や視線、そして気配から着実に伝わってくる。壁を隔てたふたつの世界にどんな違いがあるのか?平和に暮らす家族と彼らにはどんな違いがあるのか?そして、あなたと彼らとの違いは?
タイトル:『関心領域』
原題:The Zone of Interest
監督・脚本:ジョナサン・グレイザー
原作:マーティン・エイミス「関心領域」(早川書房刊)
撮影監督:ウカシュ・ジャル
音楽:ミカ・レヴィ
出演:クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラー
2023年|アメリカ・イギリス・ポーランド映画
© Two Wolves Films Limited, Extreme Emotions BIS Limited, Soft Money LLC and Channel Four Television Corporation 2023. All Rights Reserved.
配給:ハピネットファントム・スタジオ
公式HP:https://happinet-phantom.com/thezoneofinterest/
X:@ZOI_movie
<上映情報>
上映日:2025年2月24日(月・祝)
上映劇場:TOHOシネマズ 日比谷、TOHOシネマズ なんば
料金:通常2,000円、学生1,000円(大学生以下対象)
※割引不可、無料券不可
※上映時間は各劇場の公式サイトをご確認ください
