セレーナ・ゴメス、全米で拡大する移民取り締まりに涙 - トランプ政権下で大量の逮捕者、メキシコ系移民の子としてあふれた思い「何もできない、どうすればいいの」

セレーナ・ゴメス NEWS
セレーナ・ゴメス

セレーナ・ゴメス、全米で拡大する移民取り締まりに涙の訴え ! トランプ政権下で最多956人の逮捕者を記録- メキシコ系移民の子として自身の思いを吐露

移民政策を巡る混乱が続く中、セレーナ・ゴメスが涙ながらに思いを語った。

『エミリア・ペレス』主演女優であり、「グッド・フォー・ユー」のシンガーとして知られるゴメスは、2025年1月27日月曜日、インスタグラムストーリーに涙を流す動画を投稿。メキシコ国旗の絵文字とともに「申し訳ありません」というメッセージを添えた。

「私の仲間たちが攻撃されてるの。子どもたちまで。わけがわからないよ。本当にごめん。何かできたらいいんだけど、私には何もできないの。どうすればいいかわからない。でも絶対、できることは全部やってみるから」と、ゴメスは動画の中で嗚咽しながら語った。

ゴメスがこの動画を投稿したのは、移民・関税執行局(ICE)が全米規模の移民取り締まりを実施し、956人を逮捕した翌日のことである。BBCの報道によると、これはトランプ氏が再び大統領職に就任して以来の最多記録となっている。同メディアは、この956人の逮捕に先立ち、1月25日土曜日に286人、24日金曜日に593人、23日木曜日に538人が逮捕されたと伝えている。

その後動画は削除され、「人々の前で感情的になるなんてよくなかったね」とのストーリー投稿がされた。

バイデン前政権も150万人を強制送還 ー 移民政策の厳格化が継続

BBCが伝える移民政策研究所の報告によると、バイデン前政権は在任最初の4年間で150万人の強制送還を実施。この数字は「トランプ氏の最初の任期における強制送還数と同程度」だったとされている。

このような状況の中、ゴメスはこれまでも移民問題について積極的な発言を続けてきた。2019年には、米国における非正規移民家族の生活を追ったNetflixのドキュメンタリーシリーズ『Living Undocumented(原題)』(リビング・アンドキュメンテッド)(※)をプロデュース。同年10月にはTIME誌に感動的な記事を寄稿し、自身の家族の非正規移民としての経験を語っている。

※日本では配信されていない。

「非正規移民の問題って、私が毎日考えてることなの。そして、家族と運命の恩恵のおかげで、この国で生まれることができた私がどれだけ恵まれてるか、絶対に忘れないようにしてる」と彼女は記事で述べ、1970年代に叔母が最初にトラックの荷台でメキシコから米国へ国境を越えたことを説明した。その後、「祖父母が続いて、その後すぐに父がテキサスで生まれたんだ」と続け、自身が米国市民として生まれることができたのは、家族の「勇気と犠牲」のおかげだと感謝の意を示した。

移民の子として抱く思い ー 自身の経験を通じて訴える移民問題

人気ドラマ「マーダーズ・イン・ビルディング」でも知られるゴメスだが、自身のストーリーは移民家族の中でも恵まれた例外だと認識している。『Living Undocumented』の制作過程で、8人の非正規移民の実態に触れた際には、涙を流しながら撮影に臨んだという。

「でも、ニュースの見出しを読んだり、SNSで移民に関する議論が激しくなってるの見てると、同じような状況の人たちのことが心配になってしまうの。私の国のことも心配」とゴメスは記している。

移民の子として生まれ、今やハリウッドで確固たる地位を築いたセレーナ・ゴメスの発言は、米国における移民問題の複雑さと、その解決の難しさを浮き彫りにしている。

cula をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む