米週末興行で『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が3週連続首位を獲得し、新作『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は1,350万ドル(約21億3,975万円)で3位スタートとなった。
米国の週末興行収入ランキングで、『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が引き続き強さを見せた。公開3週目の週末に3,500万ドル(約55億4,750万円)を記録し、3週連続で首位を維持している。すでに今年最高のヒット作となっている本作は、国内累計で3億5,520万ドル(約562億9,920万円)、全世界では7億4750万ドル(約1,184億7,875万円)に達しており、今後は10億ドル(約1,585億円)突破も視野に入る状況である。一方で、新作の滑り出しはやや鈍く、週末の上位は既存ヒット作の強さが目立つ結果となった。
『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』が3週連続首位、10億ドル突破も視野
ユニバーサルとイルミネーションによる『ザ・スーパーマリオギャラクシー・ムービー』は、公開3週目を迎えても勢いを落とさなかった。週末3日間で3,500万ドル(約55億4,750万円)を稼ぎ出し、北米市場の首位を守っている。国内累計は3億5,520万ドル(約562億9,920万円)、全世界累計は7億4,750万ドル(約1,184億7,875万円)に達し、今年公開作の中でも際立った興収を記録している。
このペースを維持できれば、全世界興収10億ドル(約1,585億円)超えは現実的なラインに入ってくる。報道では、こうした成功を受けて、両スタジオが今後のマリオ作品についても前向きな動きを見せる可能性があるとされている。もっとも、実際の続編や新作展開にはニンテンドー側の判断も大きく関わるため、現時点では大ヒットを受けた今後の展開が注目される段階といえそうだ。
『プロジェクト・ヘイル・メアリー』も好調、新作には厳しい週末に
2位には、アマゾンMGMスタジオの『プロジェクト・ヘイル・メアリー』が入った。公開5週目の週末に2050万ドル(約32億4925万円)を記録し、国内累計興収は2億8510万ドル(約451億8835万円)に到達している。SFアドベンチャー作品として安定した推移を続けており、公開から時間が経過しても観客を集めている点が目立つ。
こうした上位2作品の好調ぶりは、新作にとって大きな壁となった。話題作がそろう夏の興行では、新作が初週から大きく伸びるためには作品自体の注目度に加え、先行ヒット作を押しのけるだけの勢いが必要になる。今回のランキングは、その難しさを改めて示す形となった。
『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は3位発進、低予算ホラーとしては控えめな出足
その新作の中で最上位につけたのが、ワーナー・ブラザーズとニュー・ラインによる『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』である。公開初週の週末成績は1350万ドル(約21億3975万円)で、順位は3位となった。制作費は2200万ドル(約34億8700万円)と比較的抑えられているものの、スタートとしては控えめな印象が残る数字である。
本作を手がけたリー・クローニン監督は、2023年公開の『死霊のはらわた ライジング』でも注目を集めたが、今回の『THE MUMMY/ザ・マミー 棺の中の少女』は、そのヒット規模に届くかどうかは不透明な滑り出しとなった。また、本作にはジェームズ・ワンとジェイソン・ブラムも、それぞれの製作拠点であるアトミック・モンスターとブラムハウス・プロダクションズを通じて参加している。両者が関わるモンスター映画としては、2020年の『透明人間』が全世界興収1億4450万ドル(約229億325万円)を記録した一方、2025年の『ウルフマン』は全世界3520万ドル(約55億7920万円)にとどまっており、本作もその中間程度の着地になる可能性がある。
そのほか、A24の恋愛コメディ『The Drama(原題)』は公開3週目に480万ドル(約7億6,080万円)を記録して4位に入り、累計興収は3970万ドル(約62億9,245万円)となった。ゼンデイヤとロバート・パティンソンが共演するこの作品は、インディー作品としては堅調な推移を見せている。5位にはユニバーサルの『You, Me & Tuscany(原題)』が入り、週末興収は380万ドル(約6億230万円)、公開2週間の累計は1,440万ドル(約22億8,240万円)となった。
さらに、マグノリア配給、ボブ・オデンカーク主演によるアクション映画『Normal(原題)』は250万ドル(約3億9,625万円)で7位にランクイン。限定公開では、「SNL」の生みの親であるローン・マイケルズを追ったフォーカス・フィーチャーズのドキュメンタリー『Lorne(原題)』が415館で27万ドル(約4,280万円)、A24の『Mother Mary(原題)』は5館で16万8063ドル(約2,664万円)を記録している。
