福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす NEWS
『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶で、福山潤らが10周年への思いを語った。


『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』の公開記念舞台挨拶が4月5日に新宿バルト9で行われ、殺せんせー役の福山潤、脚本を手がけた上江洲誠、プロデューサーの障子直登が登壇した。イベントでは、10周年プロジェクト始動の経緯や、未アニメ化エピソードを軸にした劇場版制作の裏側、さらにエンドロール後に登場する“10年後の3年E組集合イラスト”にまつわる新事実も明かされた。福山は本作について、自身の歩みにも重なる特別な作品であると振り返っている。

福山潤、『暗殺教室』は「学び舎だった」 10周年の劇場版に重なる特別な思い

イベントには、殺せんせー役の福山潤、脚本の上江洲誠、プロデューサーの障子直登が登壇。まず話題に上がったのは、10周年プロジェクトが動き出した舞台裏である。障子によれば、企画は3年半ほど前からスタートしていたといい、「10年の節目に何かしたい」という思いから構想が始まったという。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

障子直登、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

一方、福山は劇場版の話を聞いた当初を振り返り、驚きが大きかったことを明かした。以前から原作の松井優征による“また何かできたら”という空気は感じていたものの、実際に劇場版という形で動き出すとは予想していなかったようだ。

完成した作品を観た福山は、収録時には気づかなかった感情の広がりがあったと語る。変えたくないものを守りながらも、そこに観客それぞれの10年が重なっていく構成に強く心を動かされたといい、その仕上がりに深い感慨をにじませた。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

福山潤、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

さらに福山は、『暗殺教室』という作品について、自身にとって大きな転機のひとつだったと回想。作品との向き合い方そのものに変化をもたらした存在だったとした上で、「学び舎だった」と表現し、殺せんせーと3年E組の物語が、自身の声優人生においても特別な意味を持っていることを語った。

小規模企画から劇場版へ 上江洲誠と障子直登が明かした制作の舞台裏

トークでは、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』がどのように形になっていったのか、その制作過程も語られた。障子によると、10周年企画そのものは3年半ほど前から動き始めていたが、当初から現在のような劇場作品として構想されていたわけではなかったという。節目に合わせて作品を盛り上げたい、新しい映像も届けたいという思いが出発点にあったようだ。

脚本を担当した上江洲誠も、参加の打診を受けたのは3年ほど前だったと振り返る。10周年で何か動きがあるだろうと感じていたとしつつ、打ち合わせの段階から作品への期待を抱いていたことを明かした。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

上江洲誠、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

さらに上江洲は、今回の劇場版が、当初は10周年に向けた比較的小規模な映像企画として始まったと説明。その中で、未アニメ化だった原作エピソードをどう見せるかを考えながら、少しずつ企画のスケールを広げていったという。結果として、テレビシリーズでは描かれなかった物語をオリジナルパートでつなぐ現在の構成にたどり着いた。

これに対し障子も、内心では映画館で上映される形になればという思いがあったと語っており、制作陣の間で目指す方向が自然と重なっていったことがうかがえる。10周年という節目にふさわしいかたちを模索した末に、本作は単なる記念企画ではなく、新たな劇場版として結実したようだ。

“10年後の3年E組集合イラスト”は後から加わった 作品への思いが重なったラスト演出

イベント後半では、本作のエンドロール後に登場する“10年後の3年E組集合イラスト”についても話が及んだ。障子によると、このパートは当初から構想されていたものではなく、宣伝プロデューサーからのアイデアをきっかけに加わった演出だったという。10年後のキャラクターたちを登場させる案が持ち上がり、急いでプロットをまとめた上で、脚本にも反映していったことが明かされた。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

上江洲も、若いスタッフたちが『暗殺教室』をしっかり盛り上げようと動いていたことがうれしかったと振り返っており、10周年という節目に向けて、世代を超えて作品への思いが共有されていた様子がうかがえた。

また福山は、このラストにまつわる演出について事前に知らされておらず、観客と同じような感覚でサプライズを受け取ったと明かした。試写ではなく自宅で作品を観ることになったため、より無防備な状態でそのシーンに触れることになったといい、作品として観た時の感じ方の違いとともに、さまざまな感情が一気に押し寄せたと語っている。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

福山潤、『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

最後に福山は、『暗殺教室』は自身にとって人生のターニングポイントのひとつであり、「僕の中では暗殺教室自体が学び舎だったなと思っています」とコメント。10周年を迎えた今なお、作品と殺せんせーが自身にとって大きな意味を持ち続けていることをにじませ、イベントを締めくくった。

福山潤「暗殺教室は学び舎だった」10周年劇場版の舞台挨拶でエンドロール後のサプライズ演出秘話も明かす

『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』公開記念舞台挨拶にて ©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

作品情報

公開日:2026年3月20日(金)全国公開中
タイトル:『劇場版「暗殺教室」みんなの時間』
原作:「暗殺教室」松井優征(集英社 ジャンプ コミックス刊)
出演:福山潤、渕上舞、洲崎綾、岡本信彦、ほか
監督:北村真咲
脚本:上江洲誠
キャラクターデザイン:樋上あや
メインテーマ:佐藤直紀
音楽:出羽良彰、石塚徹
アニメーション制作:Lerche
主題歌:『Teacher』/友成空(cutting edge)
配給:エイベックス・フィルムレーベルズ
製作:アニメ「暗殺教室」製作委員会2025
公式サイト:https://ansatsu-anime.com/
公式X:@ansatsu_anime
©松井優征/集英社・アニメ「暗殺教室」製作委員会2025

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