【北米興収速報】ピクサー新作『私がビーバーになる時』首位発進、『スクリーム7』は累計9000万ドル迫る、『ザ・ブライド!』の行方は

『私がビーバーになる時』とはどんな映画?あらすじ・キャスト・注目ポイントを紹介・解説 NEWS
『私がビーバーになる時』より ©2026 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

ピクサー新作『私がビーバーになる時』が金曜興収1320万ドルで首位発進。


ピクサーの新作アニメーション『私がビーバーになる時』が、北米ボックスオフィスの金曜興収で首位スタートを切った。ファミリー向け作品の不足や好意的な口コミを背景に、週末成績の上振れも期待されている。一方、マギー・ギレンホールの長編監督デビュー作『ザ・ブライド!』は苦戦を強いられており、週末ランキングでは明暗が分かれる展開となっている。

ピクサー新作『私がビーバーになる時』が金曜首位 週末4000万ドル突破の可能性も

ピクサーのオリジナルアニメーション『私がビーバーになる時』が、北米4000館で公開され、金曜日に1320万ドル(約20億8296万円)の興収を記録し首位に立った。ディズニーとピクサーは週末3日間で4000万ドル(約63億1200万円)規模に達すると予測している。

現時点では控えめなスタートと見られているものの、「圧倒的な口コミの良さと、劇場におけるファミリー向け作品の不在により、この数字はさらに上振れする可能性がある」とも指摘されている。

本作は、19歳の環境活動家メイベルが自らの意識をロボットのビーバーに転送し、動物王国の世界に潜入するというアニメーションコメディ。『ぼくらベアベアーズ』の生みの親であるダニエル・チョンが監督を務め、ジェシー・アンドリュースと共同で脚本を執筆した。声優にはパイパー・カーダボビー・モイニハンジョン・ハムキャシー・ナジミーデイヴ・フランコエドゥアルド・フランコアパルナ・ナンチェルラが名を連ねている。

ピクサーにとってオリジナル作品の大きな成功は2017年の『リメンバー・ミー』までさかのぼる。同作はオープニング興収5000万ドル(約78億9000万円)を記録し、最終的に北米で2億1000万ドル(約331億3800万円)、世界興収8億2300万ドル(約1298億6940万円)を達成した。それ以降は『2分の1の魔法』や『星つなぎのエリオ』などが期待ほどの興行成績を残せず、オリジナル作品のヒット創出が課題となっている。

ディズニーとピクサーは、『私がビーバーになる時』がイルミネーションの『野生の島のロズ』やソニーの『GOAT(原題)』のように、初動こそ控えめながらも長期的な興行で成功する軌道を描くことを期待している。

『スクリーム7』は2週目で大幅ダウンも好調維持 北米累計9000万ドル突破へ

パラマウント・ピクチャーズスパイグラス・メディアによるホラー続編『スクリーム7』は、公開2週目の金曜日に350万ドル(約5億5230万円)を記録し、ランキング2位につけた。週末3日間では1630万ドル(約25億7214万円)を見込んでおり、記録的なオープニング週末から74%の大幅減となる見通しである。

本作はシリーズ史上でも最低クラスの評価を受けているとされるが、興行面では依然として強い存在感を保っている。公開初週にはシリーズ最高となる北米オープニング興収6400万ドル(約101億円)を記録し、世界興収も9710万ドル(約153億2538万円)に到達した。

公開2週目終了時点で北米累計は9230万ドル(約145億6494万円)に達する見込みであり、製作費4500万ドル(約71億1000万円)を踏まえると、興行面では極めて堅調な推移といえる。

マギー・ギレンホール監督『ザ・ブライド!』は苦戦 金曜300万ドルの低調スタート

マギー・ギレンホールの長編監督デビュー作『ザ・ブライド!』は、北米3304館で公開され、金曜日に300万ドル(約4億7340万円)の興収にとどまり、週末ランキングでは3位となった。

当初の業界予測では、公開3日間のオープニングは1000万〜1500万ドル(約15億7800万円〜約23億6700万円)と見込まれていた。しかし、ライバル各社の推計では3日間の興収は670万ドル(約10億5726万円)前後に落ち込む可能性があるとされている。製作費が9000万ドル(約142億2000万円)に達していることを踏まえると、厳しい船出となった。

本作はメアリー・シェリーの古典『フランケンシュタイン』を新たな視点から再解釈したホラーロマンスで、舞台は1930年代のシカゴ。裏社会で生き抜いてきたフランケンシュタインの怪物が、殺された女性を蘇らせ、愛と人生、そして犯罪のパートナーとして共に歩む物語である。

作中ではジェシー・バックリークリスチャン・ベイルがアンデッドの恋人たちを演じる。共演にはジェイク・ギレンホールピーター・サースガードアネット・ベニングペネロペ・クルスらが名を連ねている。

金曜日のトップ5の残りは、『GOAT(原題)』と『嵐が丘』であった。『GOAT(原題)』は金曜日に150万ドル(約2億3670万円)を記録し4位にランクイン。ソニーは週末3日間で610万ドル(約9億6258万円)を見込んでおり、北米累計興収は8300万ドル(約130億9740万円)に達する見込みである。

一方、エメラルド・フェネル監督の『嵐が丘』は金曜日に120万ドル(約1億8936万円)で5位となった。文芸ロマンスとして注目を集める本作は、週末までに370万ドル(約5億8386万円)を稼ぎ、北米累計興収は7800万ドル(約123億840万円)に到達すると予測されている。

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