ドリームワークス・アニメーションの人気シリーズ最新作『シュレック5』の初予告編が公開された。
2001年の第1作『シュレック』から始まった人気アニメ映画シリーズが、本編としては2010年の『シュレック フォーエバー』以来、17年ぶりに帰ってくる。全米公開は2027年6月30日を予定している。

『シュレック5』より © Universal Pictures
『シュレック5』初予告編が公開
公開された予告編は、物語の原点を振り返る絵本のような導入からスタートする。そこへ割って入るのは、シリーズおなじみのドンキー。おなじみの軽口とテンションで「イメチェンしたい」と言い出し、シュレックたちの新たな冒険が動き出す。
映像では、シュレック、フィオナ、ドンキーが再びおとぎ話の世界を駆け回る姿が描かれる。今回は、成長したシュレックとフィオナの子どもたちも物語に関わるとみられ、家族での冒険という色合いも強くなりそうだ。
【動画】『シュレック5』英語版予告編
シュレック一家とドンキーがまさかの牢屋へ
予告編で印象的なのは、シリーズらしいパロディとブラックジョークの感覚だ。
一行は巨人や警察のような存在に遭遇し、さらに『アナと雪の女王』のオラフを思わせる不気味な雪だるまも登場。「雪だるまとデートしたい?」と路地裏から声をかける姿は、いかにも『シュレック』らしい毒気のあるパロディになっている。
ジンジャーブレッドマンも再登場。予告編では、彼が自身の後ろ姿を見せながら、相変わらずの過剰なテンションで笑いを誘う場面も盛り込まれている。
そして映像の終盤では、シュレック、フィオナ、子どもたち、ドンキーが牢屋に入れられる展開に。ドンキーはその状況でも「Baby Come Back」や「Roxanne」を歌い出し、シュレックを苛立たせる。長いブランクを経ても、シュレックとドンキーの“噛み合わなさ”は健在のようだ。
マイク・マイヤーズ、エディ・マーフィ、キャメロン・ディアスが続投
声のキャストには、シュレック役のマイク・マイヤーズ、ドンキー役のエディ・マーフィ、フィオナ役のキャメロン・ディアスが復帰する。

『シュレック5』より © Universal Pictures
さらに新キャストとして、ゼンデイヤがシュレックとフィオナの娘フェリシア役で参加。『サタデー・ナイト・ライブ』のマルチェロ・ヘルナンデス、映画『スーパーマン』などのスカイラー・ギソンドも、シュレック一家の子どもたちであるファーガス、ファークル役として名を連ねている。

『シュレック5』より © Universal Pictures
ただし、今回の予告編ではゼンデイヤ演じるフェリシアの姿は大きく映し出されておらず、今後の映像やビジュアル解禁に注目が集まりそうだ。
17年ぶりの本編新作、シリーズは新世代へ
『シュレック5』は、本編シリーズとしては『シュレック フォーエバー』以来の新作となる。
その間にも、シリーズから派生した『長ぐつをはいたネコ』、そして続編『長ぐつをはいたネコと9つの命』が公開され、世界観はスピンオフ作品を通して広がり続けてきた。特に『長ぐつをはいたネコと9つの命』は、アニメーション表現の進化や物語性の面でも高く評価され、ドリームワークス作品への期待を改めて高めた一本でもある。
今回の『シュレック5』では、予告編の時点でアニメーションの質感にもやや変化が見られる。昔ながらの“毒のあるおとぎ話パロディ”を引き継ぎながら、シュレック一家の子どもたちという新世代のキャラクターをどう物語に組み込むのか。懐かしさだけでなく、シリーズを次の段階へ進める作品になるかが大きな見どころとなりそうだ。
