ミシェル・ウィリアムズが、デイミアン・チャゼル監督の無題新作映画で、キリアン・マーフィー、ダニエル・クレイグと共演することが明らかになった。
ミシェル・ウィリアムズが、デイミアン・チャゼル監督の新作映画に出演することが分かった。共演には、アカデミー賞俳優のキリアン・マーフィーと、近年も精力的に活動を続けるダニエル・クレイグが名を連ねる。チャゼル監督にとっては、『バビロン』以来となる長編監督作であり、その動向にも注目が集まっている。
チャゼル監督が脚本・製作も兼任する無題新作
本作は、刑務所を舞台にした作品になると報じられているが、現時点で正式タイトルや詳細なストーリーは明かされていない。デイミアン・チャゼル監督自身が脚本を執筆し、監督および製作も兼任する形で進行しており、製作はオリヴィア・ハミルトンとともに、ふたりのWild Chickens Productionsの名義で行われる。配給はパラマウント・ピクチャーズが担当する。
チャゼル監督は、2022年に公開された『バビロン』が興行面で苦戦したものの、本作で再び映画界の第一線へ返り咲くことが期待されている。ミシェル・ウィリアムズ、キリアン・マーフィー、ダニエル・クレイグという顔ぶれがそろったことで、作品の方向性や完成形にも早くから関心が寄せられている。
ゴールデングローブ賞受賞後に発表された新たな映画出演
ミシェル・ウィリアムズは先週末、FXドラマ『人生の最期にシたいコト』での主演により、ゴールデングローブ賞を受賞したばかりである。これまでにアカデミー賞に5度ノミネートされており、長年にわたり映画界で確かな評価を築いてきた。
主な出演作には、『ブルーバレンタイン』『ブロークバック・マウンテン』『マリリン 7日間の恋』『マンチェスター・バイ・ザ・シー』『フェイブルマンズ』などがあり、ジャンルや規模を問わず幅広い作品に参加してきたことが分かる。近年は映像作品にとどまらず、舞台にも活動の場を広げており、現在はセント・アンズ・ウェアハウスで上演中のユージン・オニール作『アンナ・クリスティ』に出演している。
また、次回作としては、『Fair Play/フェアプレー』のクロエ・ドモントが脚本・監督を務めるスリラー『A Place in Hell(原題)』への出演も控えており、デイジー・エドガー=ジョーンズ、アンドリュー・スコットと共演する予定だ。今回のチャゼル監督作品への参加は、こうした継続的な活動の流れの中で発表された新たな映画プロジェクトとなる。
共演陣とチャゼル監督を取り巻く近年の動き
本作でミシェル・ウィリアムズと共演するキリアン・マーフィーは、クリストファー・ノーラン監督作『オッペンハイマー』での演技により、最近アカデミー賞を受賞した。これまでにも映画、テレビの両分野で幅広い役柄を演じており、今回のチャゼル監督作品でどのような存在感を示すのか注目される。
ダニエル・クレイグは、長年演じてきたジェームズ・ボンド役を離れた後も、個性的な作品への出演を続けている。近作には、『ナイブズ・アウト:ウェイク・アップ・デッドマン』や『クィア/QUEER』があり、ジャンルにとらわれない活動を展開している点が特徴だ。
一方、デイミアン・チャゼル監督は、過去にレオナルド・ディカプリオの出演が取り沙汰されていたイーヴル・クニーヴェルの伝記映画にも関与していると報じられていたが、この企画は現在保留状態にあるとされている。今回の無題新作映画は、そうした状況の中で進められている最新プロジェクトであり、チャゼル監督にとって今後のキャリアを占う一作となりそうだ。

