長尾謙杜が“信じる痛み”を体現-映画『恋に至る病』場面写真が解禁、等身大の主人公像が浮き彫りに

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会 NEWS
『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

『恋に至る病』の場面写真3点が公開。長尾謙杜が演じる主人公・宮嶺望の繊細な内面を映す。

等身大の“宮嶺望”が写る場面写真3点が解禁

10月24日公開の映画『恋に至る病』より、長尾謙杜演じる主人公・宮嶺望の場面写真3点が新たに解禁された。
今回公開されたのは、自宅・教室・そして恋人・景との対峙という3つの場面を切り取ったもの。宮嶺の素顔と感情が静かに映し出された、印象的なビジュアルとなっている。

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

自宅で蝶を見つめるシーンでは、小さな水槽に目を向ける柔らかな表情が写されており、他人と深く関わらずに生きてきた宮嶺が、自室ではふっと力を抜く姿が印象的だ。

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

教室でのカットは、ひとりで弁当を食べている中、山田杏奈演じる景の声に反応し思わず振り返る瞬間を捉えたもの。内気な宮嶺が、好きな人の言葉には耳を傾けるという、どこか不器用で人間味のある姿が表れている。

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

『恋に至る病』より ©2025『恋に至る病』製作委員会

そして、景を見つめるカットでは、「君は、僕のために人を殺したの?」という疑念と、「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても。」という恋心が交錯する、複雑な感情が宿った目元が強く印象を残す。視線だけで感情を伝える長尾の演技力が際立つ1枚となっている。

“痛みを伴う物語”に説得力を与えるW主演-長尾謙杜×山田杏奈の再共演

映画『恋に至る病』は、TikTokで200万回再生を記録した動画から注目を集め、累計30刷以上の重版となった斜線堂有紀の小説を原作とする。内気な男子高校生・宮嶺と、学校の人気者・景の出会いから始まる不器用な初恋に、同級生の不審死というサスペンス要素が重なる“ピュアで刺激的なラブストーリー”だ。

主人公・宮嶺を演じる長尾謙杜は、「なにわ男子」の最年少メンバーとしてグループ活動を行う一方で、映画『室町無頼』『おいしくて泣くとき』『俺ではない炎上』など出演作が相次ぐ、今最も勢いのある若手俳優のひとり。本作では、視線や沈黙で繊細な感情を表現するという、より“映画的”な表現力が求められる難役に挑んでいる。

対する山田杏奈は、第48回日本アカデミー賞で優秀助演女優賞と新人俳優賞のW受賞歴を持ち、演技力に定評のある若手俳優。景という二面性を持つ難役を演じ、観る者の感情を揺さぶる存在として作品を支えている。

プロデューサー陣はふたりの演技について「長尾さんの持つ“翳り”にはリアリティがある。本作は良い意味で“痛みを伴う物語”になったらいいなと思っていたので、その表現に説得力があるふたりだった」とコメント。監督の廣木隆一も「ふたりは良いバランスだった」と述べ、長尾については「自転車を漕ぐ姿が一生懸命で、その一生懸命さが純愛映画としては必要だった」と評価している。

“信じることの怖さ”と“好きという痛み”を静かに宿す眼差し

映画『恋に至る病』で描かれるのは、誰かを信じることの怖さと、それでも惹かれ合ってしまう“好き”という感情の痛みだ。
「もしかして君は、僕のために人を殺したの?」という疑念と、「僕は君が好きだ。たとえ殺人犯だとしても。」という強い想い。そのはざまで揺れる主人公・宮嶺の心情は、言葉よりも沈黙や視線で語られる。

長尾謙杜が演じる宮嶺は、どこまでも純粋で、無防備な存在として描かれる。監督・廣木は「セリフではなく“沈黙”や“視線”で感情を表現する」という難易度の高い演出を長尾に託した。役者としての新たなステージを迎えた彼の表現力は、観る者の胸に深く残るはずだ。

疑念、純粋さ、切なさが交錯するラスト4分―。《彼女の本心》が明かされるクライマックスでは、“恋に至る”ことの意味と重みを突きつけられる。

作品情報

タイトル:恋に至る病
公開日:2025年10月24日(金)全国公開
原作:斜線堂有紀『恋に至る病』(メディアワークス文庫/KADOKAWA刊)
監督:廣木隆一
脚本:加藤正人、加藤結子
出演:長尾謙杜、山田杏奈、醍醐虎汰朗、中井友望、中川翼、上原あまね、小林桃子、井本彩花、真弓孟之(AmBitious)、忍成修吾、河井青葉、前田敦子
配給:アスミック・エース
©2025『恋に至る病』製作委員会

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