『アイアンハート』主演のドミニク・ソーンが、ロバート・ダウニー・Jr.との対面秘話を明かした。
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でMCUに初登場したリリ・ウィリアムズが、ディズニープラスの新シリーズ『アイアンハート』として本格始動する。主人公を演じるドミニク・ソーンが、先日ロサンゼルスで行われたプレミア上映に登場。アイアンマン役でMCUの礎を築いたロバート・ダウニー・Jr.との交流について語った。
主演女優が語る“継承”の瞬間-ダウニー・Jr.が見せた共感と理解
『アイアンハート』の撮影終盤、共演者であるオールデン・エアエンライクが、オッペンハイマーで共演したダウニー・Jr.とのつながりをきっかけに、ソーンと彼の対面を実現させたという。エアエンライクは「ふたりは絶対に話すべきだと思った。彼女はある意味で彼の“後継者”なのだから」とコメントしている。
ダウニー・Jr.は同作を視聴後、ソーンが演じるキャラクターの背景や葛藤、彼女の「演技面でのこだわり・意図」を瞬時に理解したという。ソーンは「彼は、私が俳優として心に留めて表現したいと思っていた無数のことを、彼はすぐに言葉にしてくれたんだ。さすが“オリジナル”、全てを把握してくれたの。この作品での旅路で彼とつながることができて、本当にすばらしかったよ」と振り返る。
リリ・ウィリアムズの物語はここから本格始動
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』(22年)でMCUに初登場したリリ・ウィリアムズは、10代の天才発明家として、アイアンマンに匹敵するパワードスーツを自ら設計・開発するキャラクターだ。今回のシリーズ『アイアンハート』では、ワカンダから故郷のシカゴへ戻り、新たなテクノロジーを生み出しながら、謎の存在“ザ・フッド”ことパーカー・ロビンズ(アンソニー・ラモス)との対峙が描かれる。
主演のドミニク・ソーンは、当初から自身のキャラクターがシリーズへと展開することを聞かされていたという。「『ワカンダ・フォーエバー』への出演が決まった時点で、“本作でリリを紹介して、その後シリーズに展開したい”という話だった」と、MCU内での長期的な構想があったことを明かしている。
MCUの新たな可能性-クーグラーが語るシカゴと未来
『ブラックパンサー』シリーズの監督として知られるライアン・クーグラーは、今回『アイアンハート』のエグゼクティブ・プロデューサーを務めている。クーグラーはリリ・ウィリアムズというキャラクターについて、「彼女の世界観を広げられる可能性があると最初から感じていた」と語り、MCU未踏の地だったシカゴを舞台に選んだ背景をこう説明した。「シカゴはまだMCUで描かれていない都市だった。すばらしいクリエイターたちと一緒に、新しい世界を構築できる絶好の機会だった」
また、リリの初登場作『ワカンダ・フォーエバー』におけるキャスティングについても、「ドミニクを初めて起用できたのはあの作品だった。今回は裏方として彼女を支える立場に回れたことが嬉しい」とコメント。さらに、MCU内での今後の展開に関しては、「『ブラックパンサー3』とのつながりについては時期尚早。今はただ、このシリーズを多くの人に観てもらえることが楽しみ」と述べた。
アイアンマンの系譜を受け継ぎながらも、まったく新たな視点と世界観で描かれる『アイアンハート』。主演のドミニク・ソーンが体現する次世代ヒーロー像は、MCUの新章を彩る重要な存在となりそうだ。ロバート・ダウニー・Jr.との対話がその歩みに確かな手応えを与えたように、彼女がどのような成長を遂げていくのか、今後の展開にも注目したい。



