『Mayhem』でレディー・ガガが原点回帰 - 3年ぶりとなる新作で新境地へ
レディー・ガガが2025年3月7日、通算7枚目となるスタジオアルバム『Mayhem』(メイヘム)のリリースを発表した。この発表は、ニューヨークとラスベガスの街頭に突如として出現した巨大広告を通じて行われ、音楽シーンに大きな話題を呼んでいる。
「初期のファンが愛してくれたポップミュージックに戻ることへの恐れに向き合うところから、このアルバムは始まりました」と語るガガは、今作のクリエイティブプロセスについて「砕けた鏡を組み立て直すようなもの。完璧に元通りにはできなくても、新しい形で美しく完全なものを作り出すことができる」と表現している。
すでにリリースされている「Disease」と「Die With a Smile」を含む全14曲で構成される本作。エグゼクティブ・プロデューサーにはガガ本人をはじめ、マイケル・ポランスキー、アンドリュー・ワットが名を連ね、プロデューサー陣にはサーカット、ゲサフェルシュタインらも参加している。
また、『Mayhem』からの第3弾シングルとミュージックビデオは、2月2日に開催される2025年グラミー賞の放送中のコマーシャルブレイクで初公開されることが決定。アルバムの完全な楽曲リストは後日発表される予定である。
豪華アーティストと共演するガガ、数々の受賞も決定
今作の発表に先立ち、ガガは1月30日にロサンゼルスで開催されるチャリティイベント「FireAid」への出演が決定。ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、スティーヴィー・ニックス、ジョニ・ミッチェルらと共に、近年の山火事で被災した人々やコミュニティの支援に力を注ぐ。さらに3月17日には第12回iHeartRadioミュージック・アワードで2025年イノベーター賞を受賞することが決定し、4月11日と18日にはコーチェラ・フェスティバルのヘッドライナーとしても出演が予定されている。
多彩なジャンルで魅せるレディー・ガガの新境地
12月19日のロサンゼルス・タイムズ誌のインタビューでは、本作について「音楽への愛に満ちている」と語り、「非常に多くの異なるジャンル、スタイル、夢で構成されている」と説明。「ジャンルを超越するような作品です。そして愛で終わります。私の人生のすべての混沌への答えは、愛による平安なのです」と、アルバムに込めた思いを語っている。
映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』への参加を除けば、本作は2020年の『Chromatica』以来、実に3年ぶりの本格的なアルバムとなる。これまでガガは『Chromatica』をはじめ、『アリー/スター誕生』サウンドトラック(ブラッドリー・クーパーとの共演)、『Joanne』、『Cheek to Cheek』(トニー・ベネットとの共演)、『Artpop』、『Born This Way』と、立て続けにビルボード200の1位を獲得。新作『Mayhem』でも、その記録更新が期待される。
世代を超えて愛されるポップアイコンとして、さらなる進化を遂げようとしているレディー・ガガの新たな挑戦に、世界中のファンが熱い視線を注いでいる。
