グレン・パウエル、小さな役で出演した『ダークナイト ライジング』を振り返る「忘れることはない」「ノーランと仕事ができることは本当に特別だった」

@glenpowell / Instagram NEWS
グレン・パウエル(@glenpowell / Instagram)

グレン・パウエルが、映画『ダークナイト ライジング』に小さな役で出演したことを振り返った。

Vanity Fairの特集記事に、グレン・パウエルが登場。『ダークナイト ライジング』(2012年)に小さな役で出演した際のことを振り返った。クリストファー・ノーラン監督による同作は「ダークナイト三部作」の最終作品であり、クリスチャン・ベール演じるバットマンとトム・ハーディ演じるベインの戦いをメインに描いた。

「世界中の誰もがいたいと思う場所」

パウエルは「すべて覚えているよ。あの感覚を忘れることはない。今も撮影現場に入るたびに、その感覚を持ち続けているんだ。それは撮影現場にいることへの敬意そのものだよ。『ダークナイト ライジング』の現場に足を踏み入れた瞬間に、『この現場は世界中の誰もがいたいと思う場所だ』と感じたことを覚えている」と当時感じた感覚を振り返る。

続けてパウエルは、自身が演じた株式トレーダーの役は小さいものだったにもかかわらず「何度もオーディションを受けた」と語った。「世界最高の監督であるクリストファー・ノーランと仕事ができることは本当に特別だったよ。そして、座っているとトム・ハーディがベインとして突然現れるんだ。あの瞬間はまるで電撃を食らったような、現実離れした感覚だったよ。当時、僕の人生には何も進展がない時期で、ただ必死に少しでも前に進もうと戦っていたんだ。ノーラン監督が自分を映画に起用してくれるというのは、言葉では説明しきれないほどの承認のようなものだった」と、小さな役でもノーランに認められたことが大きな影響をもたらしたことを彼は説明している。

【予告編】『ダークナイト ライジング』

『トップガン マーヴェリック』でのブレイク以来、パウエルは『恋するプリテンダー』『ツイスターズ』など、多くのプロジェクトに出演している。そんな多忙の中、パウエルはノーランに再会する機会があったそうだ。「(『ダークナイト ライジング』の)話はクリス(クリストファー・ノーラン)とも話したよ。いろいろな場で偶然出会うことがあったからね。彼の傑作『オッペンハイマー』公開期間中にも会ったけど、彼は僕を早く見つけたことをとても誇りに思っていると言ってくれたよ。彼がチャンスを与えてくれたことに、本当に感謝している」と、パウエルはノーランが今でも大恩人であることを強調した。

オーディションを受けるだけで“ぜいたく”なハリウッド

「何も進展がない状態でハリウッドに住むことほど辛いものはないよ。この街の通貨は“注目度”と“最新の仕事が何か”なんだ。それが自分の圧倒的な自己認識にもなる。人々は何の目的もなくルーレットを回し続けるループに陥りがちだ。ただテーブルにいるためだけに座り続けるという状態になるんだ」と、仕事がなかった日々を振り返るパウエル。彼にとって『ダークナイト ライジング』の2012年は、俳優として苦戦していた時期だった。

先の仕事が決まっていなかった当時、パウエルは自分に「これは物語の中の物事が上手くいかない章みたいなものなんだ」と言い聞かせるしかなかったという。「憧れている人々や目指している人々が、苦しい時期を長い間経験したというハリウッドの伝説を信じるしかないんだ。…ロサンゼルスでは、ただそんな実験の一部になるためだけに、みんな文字通りジタバタしている。人からは『オーディションって大変そうだね』と言われるけど、僕は『いや、オーディションを受けられるのは贅沢なことなんだ』って感じだよ」と、オーディションを受けられる時点でも幸せだと考えているようだ。

さらにパウエルは「オーディションを受ける感覚は、パーティーに参加しているような感じなんだよ。赤い仕切りのロープの向こう側に行ったような感覚なんだ。パーティーで飲み物を買えるお金はないかもしれないけど、それでも中にいて、雰囲気を味わうことができるんだ。でも、ハリウッドではほとんどの場合、そのロープの外にいさせられるんだ。大半の時間、用心棒は僕らが近づくことすら許してくれないんだよ」と、オーディションに参加できるありがたみをいっそう強調していた。

パウエルは今後、エドガー・ライト監督のリメイク版『バトルランナー』で主演を務めるほか、J.J.エイブラムスが監督を務めるワーナー・ブラザースの新作映画にも出演する予定で、同作にはジェナ・オルテガが共演交渉中。

cula をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む